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夏の終わり秋の始まり 独りが寂しい


お疲れ様です。月島のんです。

最近、肌寒いことが多くて、やっと「そうか、夏はもう終わってたんだな」と思うようになりました。と言いつつも、今は窓を開けて外からの涼しい風を感じながら、半袖の部屋着で過ごしています。(寒くなってきたのでパーカー羽織りました)

なんだか、最近寂しく思う事が多くて、夜もなかなか寝付けません。それには夏が終わることも少なからず関係しているような気がするんですよね。

思えば、今年の夏は夏ならではのイベントをあまり経験してこなかった。たとえば、BBQ、海、プール、打ち上げ花火、手持ち花火などがそう。夏祭りには友達と行ったけど。

ここ最近は、毎年夏には相手は変われども彼氏がいたので、デートとして出掛けることが多かったように思う。今年は水着も浴衣も着ていない。

今年別れたのが夏に入る頃で、私もすぐに次の相手を作る気にもならなかったので、久々に独りの夏だった。何人かの男の子とは誘われるがままに遊んだりもしたけども、その都度、私は自分に恋愛をする気がないのを感じた。このまま、今年は恋愛に巻き込まれずに穏やかに過ごせると良いのだけれど。

この夏、就職先が決まり次第、友達とは沢山会ったし、旅行で東京にも兵庫にも行った。それでも、旅行でなければ、友達とは近場でご飯をして語り合うことが多かったため、夏らしいことはあまりしてこなかった。

このように書くと、どうも夏にしかできないことに執着しているように見えるが、それは半分は本当で、半分は少し違うようなところがある。

私は、毎年同じことを繰り返すのが好きなのだと思う。毎年、同じ時期に、その時期ならではの楽しみ方をするのが好き。

毎年同じで飽きるとかではないの。同じことをしているように見えても、もしかしたら去年とは場所が違うかもしれないし、一緒にいる人も違うかもしれない。それでも、去年と同じことを繰り返すことで、また一年が過ぎ去っていくという人生の流れを自分で体感していくのが良い。


さて独りが寂しいについて。度々病んでいる私だが、どうも夏終わりになるときまって病むところがあるらしく、また涼しくなっていく秋の始まりが寂しさを誘っているような気がしてどうしようもない。

誰も私のことを知る人がおらず、自分だけが独りきり残されてしまったらどうしようと怖くなる。

夏に、電車で3時間ほど揺られながら一人で遠くに住む祖父母に会いに行った。久し振りにお邪魔したお家は、元々物は少なかったものの更に少なくなっていた。終活としてモノを手放しているのだと話していた。寂しく思った。

大事な人がいなくなる夢を見た。周りの人はそれを受け入れながら明日からもそれまでと同じような生活を続けようとしていた。私は、受け入れられなかった。大事な人がいなくなってしまったこと、周りの人の態度、何もかもが寂しかった。

でも、やがて人は死ぬし、私が死ぬまでに何回のお別れを経験することになるのだろうと思った。やはり、とてつもなく寂しかった。やりきれない。



私は実家暮らしで家族もいるし、友達からも毎日ラインは来るから、独りではないはずで、それでも孤独だと感じてしまうことが寂しい。

寝ようと布団に入れば、寂しいで頭の中が埋まり、心がざわざわして落ち着かなくなる。何も対処できないのがもどかしい。

いっそのこと寝ないで毎日を過ごせたら良いのに。皆が寝ている時間、私は映画見たり、本を読んだりして過ごしておくから。


たとえ、夏の残りものの暑さで私が溶けて溶けて溶けたとしても完全には消えてなくならなくて、空中に漂う空気の中に私はいて、自分がいなくても流れてゆく他人の日常をただ傍観しているんだろうなと思う。


今回はここまで。読んで下さりありがとうございました。季節の変わり目ですので、体調にはお気をつけて下さい。では、また。


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月島のん
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