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星が降る夜のように


私が暮らす街は、けっこうな田舎で。

夏の夜は、カエルの声や虫の音が鳴り響き、

冬の夜には、星がきれいに見える。


母が、あるとき、「今日は流星群なんだって」と、

キラキラした顔で言う。

たしか、しし座流星群だったと思う。


母と私と妹は、その日の夜、2階のベランダから夜空を眺めた。

それまで、私は流れ星を見たことがなくて、本当に星が流れることなんてあるのかと半信半疑だった。

でも、母と妹が真剣に夜空を見ていたから、私も星が流れるのをじっと待っていた。


5分くらい夜空を見ていても、流れ星は見つけられなかった。

寒いから、部屋に戻ろうよと私は言った。

私が、部屋の中に戻ろうとしたそのとき。

流れ星を、母が目にした。

流れ星だ!と母が叫んだとき、もう流れ星は消えていた。


見間違いじゃないの?といいかけたとき。

私の前にも、星が降る。

流れ星に3回願いごとをすると願いごとが叶うよ、なんて迷信があるけれど。

星が流れるのは、ほんの一瞬だ。


でも、いちど見つけると、流れ星は次々と見つかった。

さっきまで流れ星を見つけられなかったことが、嘘のように。

次々と流れるから、なかなか部屋の中に戻れなくて。

あと10回見たら、部屋に戻ると決めて、夜空を見つめた。


でも、部屋の中に戻ってからも、私はカーテンを開けて夜空を見ていた。

部屋の中からは、流れ星は見えなかったけれど。

眠るのが惜しかった。



そんな夜があったことを思い出したのは、最近のこと。


最近、私は流れ星の夜の中にいるようだ。


このまえまで暗闇の中にいると思っていたのに。

いつのまにか私の周りにはたくさんの星々が降り注いでいた。


私に降り注ぐ星々に気づかせてくれた人は、たくさんいた。



こんな星々があなたにも降り注ぎますようにと
祈ることはできるけれど。

私には、あなたに降り注ぐ星々を教えてあげることはできない。


でも、私は、あなたに降り注ぐ星々を教えてくれそうな人たちを知っている。


折星かおりさん

折星さんは、毎週一人のnoteを読み込んで、その中から選んだ記事に感想文を書いてくださる。

私は、その労力を想像して、応募することを躊躇っていた。

けれど、折星さんが書かれた、ほかの方の感想文を読んでいたら、この方にも私のnoteを読んでほしいと思う気持ちがむくむくと膨らんで、折星さんにお願いすることにした。

折星さんが私のnoteを読んでくださっている一週間。

流星群のように、「スキ」が降り注いだ。

最初から最後まで、私のnoteを読み通してくださった。

私も、好きな人のnoteを最初から読もうとしているけれど、まだ一人も全部読み切ってはいない。

読むのには、時間も心も使う。

これを毎週続けていらっしゃるなんて。


折星さんが書いてくださった、私の感想文はこちら。

折星さんが感想文を書くのに選んでくださった記事は、この3つ。

私が書いた小説と、私の大切な人たちを書いたエッセイ2つ。

一つ一つの記事に添えられた言葉が、記事のよいところをぎゅっと凝縮してくれたエッセンスのようで。

私の言葉を、こんなふうに受け止めてくださる方がいることが幸せだと思った。

折星さんからいただいた言葉で胸がいっぱいで、折星さんの感想文を読んだ日、私は星降る夜のように眠れなくなった。

折星さんからいただいた言葉は、ここでは引用しない。
折星さんの感想文を、他の方にも読んでほしいから。
読めば、私がどうしてこんなに感動しているのかわかるはず。


折星さんのようにはできないけれど、私も折星さんへほんの少し御礼がしたい。


折星さんのこの記事を読んで、どうして折星さんが私の小説を感想文に選んでくれたのか、すこしわかった気がした。

私は、あの小説のあとがきで、主人公に過去の自分自身を反映させていることを書いた。たぶん折星さんもこの小説の主人公に重なるところがあるのだと思う。

私は、残念ながら折星さんのすべてのnoteを読めていないので、折星さんがいまどんな夢を抱えているのかわからない。

でも、夢の叶え方は、一つじゃない。
折星さんがこのエッセイの最後に書かれているように、夢を叶えることはどこでだってできる。
きっと折星さんの文章が「どこで書かれているか」よりも、「書きたいことを書けているか」の方が大切なんじゃないかな。

私は、いつか折星さんの言葉でつづられた、「折星新聞」を読んでみたい。
折星さんが社会をどう見ているのか、折星さんが取材をしたらどんな記事になるのか、知りたい。
きっと、どんな新聞よりも、すてきな新聞になると思う。


このエッセイを読んでいたら、この曲を思い出した。
福山雅治の曲の中で一番好き。

折星さんのエッセイがとても好きだ。
情景が浮かんできて、なんだかいい香りも漂ってくるような。

こんなことを言うと失礼かもしれないが、大切な人へのまなざしや言葉の温度がすごく心地よいのは、私のそれと近いからかも、なんて思った。
折星さんの方がもっとずっとあたたかくて、やさしいけれども。

折星さんの大切な人たちのお話も、「もっときかせて」ほしい。


この記事を読むと、折星さんがどんな気持ちで、感想文を書いてくださっているのかがわかる。

こんな読み手に読んでもらえる書き手は、本当に幸福だ。

折星さんの感想文は、だれかの文章の感想ではあるのだけれど、そこに紡がれている言葉は、紛れもなく折星さん自身の言葉だ。

だれかの文章は、折星さんが織りなす言葉たちによってまた新たな魅力を帯びる。


折星さんの負担が増えそうなので、積極的におすすめしてよいのかはわからないけれど、とにかく折星さんへの感謝を綴りたかった。

折星さん、改めて、すてきな感想文を書いてくださってありがとうございます。


緑川凛さん

あなたに降り注ぐ星を見つけてくれそうな方、二人目の紹介だ。

凛さんのプロフィールはこちら。

緑川凛@オーラ×他己分析アドバイザー
~凛からあなたに贈る未来への手紙~

人生の居場所がみつかるように。経験を活かしながら、直感とロジカルなことばで、未来を照らします。あなたの強みを探したい!ジグソーパズルの最後の1ピースが決まった時みたいに。気づいていなかったあなたの人生の1ページが、ここから始まります!

凛さんは、オーラを見てくださる方。

私は、占いや、スピリチュアルなものにあまり関心がないけれど(いいときは信じるし悪いときは見なかったことにする)、凛さんのオーラ診断は以前から気になっていた。

上のプロフィールにあるように、凛さんの診断の特徴は直感だけでなく、ロジカルな言葉で診断してもらえるところにある。

印象だけで決めるのではなく、その人の積み上げてきたものをしっかりと読み込んだうえで、その人の強みとなるものを見つけてくれる。

私も凛さんに依頼して診断してもらった。

診断してもらった結果はこちら。

・本質オーラ=水色
・私のイチオシ記事「いるかのうた」をかいていたときのオーラ=ピンク

と診断してもらった。

水色は、私の一番好きな色。

そして、水色と桃色の組み合わせも好き。

私の絵では、頻繁にこの色の組み合わせをつかっている。

この二つの色を選んでもらえたこともすごくうれしかったが、うれしいのはそれだけではない。

凛さんは、色だけでなく、言葉も与えてくれる。

微細な感性の上、人の本質を見つける
のも得意なので、人の嫌なところに
気がつくことがあります。
桃子さんがとても
優しいから、時に辛く感じることも
あるかもしれません。
なんで、自分だけ気づくのだろうと。
それは桃子さんの心が黒いからでは
なく、他の人では拾えない繊細な
感情を感じ取ることができるから。

ひとから優しいと言われても、私はそんなことないよとすぐに否定する。

だって、優しくない自分がいることを私自身は知っているから。

つい優しい自分を否定してしまう。


でも、「優しくない自分がいること」に気づける自分は、優しくなりたい自分でもあって。

そんな自分を否定しなくたっていいのだと凛さんの言葉に、私は救われた。


絵本にたいしての言葉もすごくうれしかった。

この絵本を見ると忙しさに忙殺された人たちが
いるかと共に自分の心の奥深くにある
感情を覗くことができます。
そして、自分の感情に気づいた
読者は一度立ち止まり、
自分の今感じている感情を感じる
隙を作ってくれます。

私が、大切にしているものの一つが「間」だ。
隙間、行間、と言い換えてもいい。

すべてを語り尽くすのではなくて、その「間」を味わってほしいなといつも思って、書いたり、描いたりしている。

凛さんが、記事から「隙」を読み取ってくれた、ただそれだけでも凛さんがどれほど人を深くみられる人なのかがわかると思う。

凛さんに、あなたの中に煌めく星々を見つけてもらいたい方は、ぜひ凛さんにお仕事を依頼してみてほしい。


ゼロの紙さん

三人目に紹介するのがゼロさん。

ゼロさんが、キャッチフレーズを書いてくださるサービスを始めている。


実は、先ほど上に引用した凛さんのプロフィールは、ゼロさんがお書きになったもの。

この凛さんのプロフィールを読んで、私も書いてもらいたい!と心の底から思った。

キャッチフレーズと肩書と肩書キャプションで4500円。
単品でも販売なさっていて、各1500円。

これをゼロさんが書いてくれることを考えると、格安なのだけれど、私のお財布にとっては、ちょっと大金。

でも、就職祝いに、と自分のお財布に言い訳をして、今朝依頼しちゃった。
フルコースを!

ゼロさんなら、私にぴったりの肩書をつくってくれること間違いない!
ゼロさんも、私の肩書を楽しく書いてくれるにちがいない!(たぶん)

ゼロさんからフルコースを提供された日には、
星降る夜のように、眠れなくなるだろう。

でも、そんな日が来るのが、とっても楽しみだ。



この記事を読んでくださった方々にも、たくさんの星々が降り注きますように。