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sirogoma9392
メモ用詩『冬の朝・蜃気楼』
私が小さい時
朝五時
ざりざりという
音が聞こえてくる
祖父と父が
朝の勤めと
雪寄せをしている
家に上がってきた
祖父と父から
もうもうと
湯気がたっていた
その汗に
深雪を知る
登校途中
いっときの陽光
照らされた
家から上がる
ボイラーの
煙突から出る湯気が
蜃気楼を立てている
冬の朝
私が小さい時
朝五時
ざりざりという
音が聞こえてくる
祖父と父が
朝の勤めと
雪寄せをしている
家に上がってきた
祖父と父から
もうもうと
湯気がたっていた
その汗に
深雪を知る
登校途中
いっときの陽光
照らされた
家から上がる
ボイラーの
煙突から出る湯気が
蜃気楼を立てている
冬の朝