メモ用詩『萎え脚』
萎えた脚に
力が戻るのは
いつだろう
すっかり
細くなった脚に
立ち上がる力は
残っているのだろうか
へたり座り込んだ
力が抜けた肉体に
魂は残っているだろうか
涙腺は凍ってしまい
哀しみだけがのこり
冷たい吐息で
凍った言葉が
製氷機のように
口からこぼれ落ちた
萎えた脚に
力が戻るのは
いつだろう
すっかり
細くなった脚に
立ち上がる力は
残っているのだろうか
へたり座り込んだ
力が抜けた肉体に
魂は残っているだろうか
涙腺は凍ってしまい
哀しみだけがのこり
冷たい吐息で
凍った言葉が
製氷機のように
口からこぼれ落ちた