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結果、平和な1日。

2021.1.20
退職して1ヶ月がたった今日。
なんとなく家が整い、
日々のリズムをつかんできたら
仕事もしてない、友達にも会えない
そんな日々が社会と孤立してるような
なんとも言えない焦燥感に見舞われた。

少なくとも2月までは仕事をしない
人生の夏休みと決めたのだから
暇でいいんだよ
好きなことしていいんだよ
のんびりでいいんだよ
と自分に言い聞かせつつ
家にこもっているとネガティブ思考になる。
なにか自分に用事を作って紛らわせようと
駅前に買い物がてら散歩することに。
こんな日は自転車よりも自分と対話しながら歩くのが好き。

近鉄奈良駅の近くについたら
いろんな人に教えてもらった
奈良のおすすめスポットを巡ろうと気分が変わった。

「ささやきの小径」

春日大社に行く手前の小径。

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「木洩れ陽」という言葉は
外国語に翻訳しにくい言葉の1つらしい。
翻訳できなくてもきっと世界中の人が
体感として「木洩れ陽」を感じてるんだろうけど。
そんな「木洩れ陽」が美しい小径だった。

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「キッシュと若草山」

つい先日、知人に教えてもらった奈良公園内にある
キッシュ レ・カーセというキッシュのお店で
キッシュをテイクアウトして若草山でプチランチ。
残念ながら若草山は閉山中だったけれど
雲一つない青空と若草山を眺めつつ贅沢なランチとなった。

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散歩の途中で堂々と昼寝してる犬と出会ったり

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キッシュと若草山を堪能した後
奈良公園のベンチで読書したり
ぼっーと昼寝しながら
のんびりしてるうちに自然と焦燥感は
小さくなった。

ハッと
自分はこれから何をしたいんだろうとか
家族をもつってなんだろうとか
人とのつきあい方とか
過去のこととか
いろんな思考が巡るけど
そうやって自分と対話しながら
すぐに答えが出ないこともわかってる。
それでも、先が見えない不安はつきまとう。

奈良は高い建物が少なくて
大好きな空が見上げなくても視界に入ってくる。
それだけでなんとなく心が晴れた。

街全体がのんびりしてるし
奈良公園のいろんなところにベンチがあるのに
人が少なくてソーシャルディスタンスを存分に保って
外で読書も昼寝も楽しめて。

空を見て外の空気を吸って
ボーッとして
それだけで心が回復する自分って単純だなぁと思いつつ
今日は奈良の空気に助けられた。

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高栖望
読んでいただいて、ありがとうございます。 自分のために書いた文章が 誰かの心にも何か残ったら嬉しいです。

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