ワーホリで気づいた、私にとっての「幸せ」
幸せはあった。いつでもここにあった。
私は一昨年ワーキングホリデーをした。
お金がなくて仕事もなくて、バックパッカーズという安宿で部屋やキッチンを皆で共有し暮らしていた。
同じ部屋で寝る人数、16人。2段ベットが8個。国籍も性別も何もかもが異なる人たちとの共同生活は想像以上に苦しかった。日本人は私だけだった。
夜中に急に部屋の電気をつけて、物をごそごそ取りだし始めたり、
スピーカーで大音量の音楽をかけ始めたり、猛烈に臭かったり、盗みを働く人がいたり。他の国の人が持ち込んだ、