バスケ部ボールを作る
「外で奉仕作業してこい!」という顧問の罵声が起こしたミラクル
今ではもしかしたら色々と問題になりうることだけど、
今から10年以上前のこれが日常だった頃の話。
中学の時、部活の練習中に顧問の先生の機嫌を損ねてしまった私達(同期)
言われるがままに真夏の炎天下にて、奉仕作業開始。
30分後、(暑さゆえに)集中力が途切れた私達は、
花壇の草抜きをしているふりをして、アリの巣に水を入れるという
今考えるととても残忍な遊びを始めた。
(まるで顧問からの仕打ちの八つ当たりかのように)
そんな中、一人の部員が「こっちにサラサラの砂あるよ!」と
キラキラした目で私達に知らせてくれた!
この期に及んで、なぜこいつはキラキラしてるんだろう?
そんなことを思いながら、キラキラのもとへ向かうと、
そこにはサラサラの砂が★+゜
キラキラよ、よくぞ見つけてくれた!
私達が求めていたオアシス(キラキラ)
ということで、各々泥団子片手にそのサラサラの砂で
泥団子の最後の仕上げ、ボール磨きを始めたのでした。
めでたしめでたし。
ちなみにその日バスケットボールに触れることは
もちろんございませんでした。