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そこでは、さながら囚人のジレンマのように共同体は正義の原理を考えるのだが、功利主義には至らないという。無知のベールのなかで人々はまず、「自分は抑圧された少数派かもしれない」と行き当たる。また、徹底した自由競争やリバタリアニズムを選ぶ人もいないと述べる。なかなか示唆深い。