見出し画像

起き上がり続けること

授業づくりの研修会

年間通して複数回研修をさせていただいてる私立での研修が先日終わりました。
この日は思考コードを活用した単元の問いづくりと、先生方が主体的に学び、職員同士ノウハウを共有しながら成長していく関係性をつくるために、どのようにすればいいかマインドや具体の術をワークショップ形式で実践。

よくお話しするのが組織の成功循環モデルです。

成功の循環モデルでは、組織を4つの質で捉えます。周囲との関わり方やコミュニケーションといった「関係の質」が高くなると、自然と考え方も前向きになり、目的意識が高まって「思考の質」が上がります。それが人々の積極性や主体性といった「行動の質」を高め、成果が生まれて「結果の質」につながります。すると、ますます関係の質が高くなる、といった循環を指しています。
https://www.humanvalue.co.jp/keywords/theory-of-success/

往々にしてよくあるのが結果の質を求め過ぎて、関係性の質が悪くなり、思考や行動の質が下がり、結果がついてこないというもの。
学校でいうと、子ども達の資質能力を伸ばす授業をすることを声高に叫び過ぎたり、私立だと進学実績に注力し過ぎることが結果の質にこだわるということにあたります。

研修時間は2時間でしたがワークをふんだんに取り入れた研修だったため、とても好感触で、普段研修後に講師に話しかけに行がないような先生が私に質問しに来てくれてました。

講義中の様子

いつだって世界を変えられるのは自分だけ

不思議なことに私は20代の頃から時折、頭の中でふと囁きかけられるワードがあります。

それは「いつだって世界を変えられるのは自分だけ」という言葉。最初は何かの本で読んだ言葉かなと思ってweb検索もしてみたのですが、同じものには巡り合えていません。

人は自分というフィルターを通してしか世界を見ることが出来ません。世界がどのように映るかは自分次第なので、何かを変えたいならまず自分が動く必要があるということなのだと最近理解しました。

ここの学校の研修を担当している先生も仲間はいますが、ほぼたった1人で企画して、学校をより良い方向に導こうとしています。批判されることもあるでしょうが、歩みを止めない担当者に尊敬の念を抱きます。

最近ソース原理という言葉を知りました。
ソース原理とは下記をご覧ください。

Source principle(ソース原理)とは、人のあらゆる活動において「特別な役割を担う1人」がいるという考え方です。提唱者であるPeter Koenigは、この1人のことをsource(ソース)と呼んでいます。
https://r3s.jp/magazine/jp/source_principle

今回のように学校改革プロジェクトのソースは研修担当の先生です。他の例だと教育から社会を明るくしていこうと先生のコミュニティ「わいが舎ふぁみり〜」のソースは自分ということになります。
ソースが様々なアイデアの中から「これを達成するんだ」と決意して、成功までのプロセスを決めることで、仲間が集まったり、様々なアクションが生まれます。
ソースは誰か認識することで一人一人が役割を認識して創造的なアイデアが生まれてくるのだと思います。


起き上がり続けること

自分もコミュニティのソースとして様々な活動をしていますが、「人が思ったように動いてくれない」「何もしない者に批判され傷つく」「結果がついてこない」などしんどいことも多々ありますが大事なのは失敗するたびに、起き上がり続けることだと思います。

https://meigen.club/失敗の言葉・名言/2/

ネルソンマンデラは、誰もが知る人ですが、アパルトヘイト政策廃止のために投獄されても、諦めずに、人生をかけて活動された方です。

この方のように諦めずに自分の理想のためにドアをノックし続けることが大切なんだと思います。

私は弱い人間なので心が折れそうになったことも多々ありますが、あきらめずに挑戦し続けます。


枚方市で先生たちが住むシェアハウスを運営しています。

https://waigaya2021.wixsite.com/home


#教育とICT
#先生シェアハウス #先生  #学び #子ども #枚方 #枚方市 #小学校 #中学校 #高校 #教育
#小学校の先生
#中学校の先生

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?