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先生たちのパーパスを掘り起こす

本日は小学校が廃校してゲストハウスになっているカエデの郷ひららに行ってきました。
来週の土日にそこで合宿をするのでそれの下見に一緒に主催する人と一緒にどの部屋使うかとか、どんなワークをするが具体化するために。


この合宿では、1日目に過去や現在までにどういった思いでその職業についたのか?、自分にはどういった強みや価値観があるのかを掘り起こしてもらいながら、2日目に今後子供たちがどのように成長してほしいのかを具体化するためのワークをします。

なぜ先生になったのかを思い出してもらいながら、現場を知った上で今自分がどのようなことを考えているのかゆっくり考えてほしいなぁと考えています。

先生達は日頃、mustの業務に追われて自転車操業になっている人が多いです。仕事をこなすことに必死になって、何のためにその仕事をするのかゆっくり考える時間がありません。
そんな人たちのために、非日常の場所に来てもらい、ゆっくりと色んな人と関わりながら自分を掘り下げてもらい、自分の心の軸は何なのか明確化してもらうためにこの企画を考えました。

今回初めての試みなのでどこまで上手くいくかわかりませんが、自分が教員やった時に参加したかったなと思えるプログラムに仕上がったので本番が楽しみです。

日本の子ども達の1番の課題は社会課題をジブンゴトとして捉えられないことであり、自分の志を語れる子どもが少ないことだと自分は思っています。
日本財団法人が18歳の意識調査をした結果、
「将来の夢を持っている」、「自分で国や社会を変えられると思う」とか「自分の国に解決したい社会課題がある」が世界に比べて軒並み低い結果になっています。
これって問題じゃないですか?

日本は課題先進国と言われるほど人口減少や少子高齢化が進みつつあります。経済成長もほとんど出来ていません。そんな中、将来を背負う若者が未来を良いものしたいと思っていないのであれば、いつまで経っても日本は良くならないってことですよね。

これは子どもが悪いのではなく、彼ら彼女らに関わっている大人がポジティブに未来語れていないからだと思います。

先生は子ども達と多くの時間関わります。
なので、先生たちからまず心の軸を整えてもらい、イキイキと働けるようになってほしいなと思っています。
今回は、そのための一取り組みです。どうなるか楽しみ。
あの手この手で色々なことを試していきたいと思っています。

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枚方市で先生が住むシェアハウスを運営しています。

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