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蟹のパスタを作る(レシピ有り)

蟹といえばカニカマだと相場は決まっている。かに玉の蟹はカニカマだし、カニサラダ軍艦のカニは間違いなくカニカマだ。カニカマとはなんの略だか知っているだろうか。カニカマの正式名は「お母さんが釜で蟹を茹でたよ」で、オカカニカマユか徐々に省略されて江戸時代頃にカニカマとなった。

ともあれ、カニカマは本物だ。
中の人などいない。

ところでKALDIでクラブペーストなるものが売られているのを知っているだろうか。サムネの画像がまさにそれなのだが、ネットで紹介記事も出ているので手にした方もいるかと思う。

これはタイの調味料で、辛味はなく程よい塩味に加えてにんにくと蟹の風味がする。そして、ひと口それを口の中に入れると油と旨味が爆発する。危険なので慎重に取り扱って欲しい。

紹介記事を見ると、ごはんですよみたいな感じでご飯のお供にしてみたり、チャーハンにしてみたり、クラッカーに乗っけて靖子とリッツパーリーしたり…まぁそんな感じだった。今回はこれを使ってパスタを作る。というか、もう作った。美味しかった。美味しすぎてテーブルの周りを踊念仏しながらぐるぐるした。皆さんもチャンスがあったらぜひチャレンジしてもらいたい。ちなみに、クラブペーストの原材料はこんな感じ⬇

価格は530円くらい。KALDIのネット通販だと615円

私の場合こういった瓶ものの調味料は割高なので、ついケチケチ使って賞味期限を迎えがちだ。なので大体2回~3回くらいで使い切ってしまう勢いが欲しい。

【材料】(一人分)
お好みのパスタ(お好みの量)←私はスパゲティ120gを使用
ナンファークラブペースト 30gくらい(お好みで調整)
玉ねぎ1/4個
卵 1個
塩・胡椒 適量
仕上げにかけるオリーブオイル 敵量(なくてもいい)
炒め油 分量外

【レシピ】

  1. 湯を沸かす

  2. 玉ねぎをみじん切りにし、透き通るまで炒める

  3. パスタを掲載時間より2分短めに茹でる

  4. 玉ねぎを炒めていた 2. に例の『ナンファークラブペースト』をぶっこむ。こういう時は迷いを断ち切り、えいやの気持ちでぶっこむといい。

  5. えいやの気持ちがこもった 4. に溶いだ卵を流し入れ、軽くかき回す。そして火を消す。

  6. 5.の鍋を再び弱火にかけ、茹で上がったパスタを入れる。入れ方は自由。わざわざザルにあげなくとも鍋から直接麺だけをすくい上げて入れるという方法もよき。私はそうしている。全然問題ない。

  7. パスタを入れたら煽ってかき回す。クラブペーストは既に味がついているけれど、味が薄いと感じるようならここで塩こしょうをして整える。

  8. 皿に盛って食べる。うまいうまい。

以上でナンファークラブペーストパスタの完成だ。

これがクラブパスタかは自信がない。
でも出来上がりはこんな感じ。※私はマッシュルームも加えている

ちなみに私は乾燥パスタ110gに対して瓶半分のペーストを使用。とても濃い味となった。手順4.のところで生クリームを入れれば、立派なカニクリームパスタになる。その場合、コクが上限いっぱいまで来てるので卵はいらないだろう。

一口食べると美味しみの感激が脳天を突き破る。
油断すると美味しさに脳がやられて「ナンファークラブペースト」と呟きながらゾンビのように徘徊することとなる。気を確かに持って欲しい。

美味しくて美味しくて震える。
そんな夜があってもいいじゃないか。

チャンスがあったらぜひ試してみて欲しい。

#カニカマでない蟹は
#都市伝説

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