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女性性をととのえる。

女性がバランスをととのえたとき、自らの魅力が溢れ、心地いい人生の流れを育みことができます。

アーユルヴェーダでは、女性は、全人類の基盤とされていて、創造、生み出す、育てる質を持ち、調和した世界を作っていく大切な要素があります。


全ての人の中に、男性性、女性性の性質が備わっていて。

女性性は、直感的で、感覚的で、想像力が豊かな感じです。
男性性は、論理的で、知的で、活動的な感じです。

女性の持つ、女性性のバランスが取れた時、自らの魅力がどんどんと溢れていきます。内側からキラキラ輝いて、やわらかくて、おだやかで、軽やかで、なめらかさがある感じ。


だけど、現代社会では、競争や、比較、数字や、論理的な考えが求められどうしても男性性が主体になりやすく、バランスを崩しやすい環境になっています。

そのバランスの乱れは、日々の ”なんとなくの不調” を生み出します。なんとなくの不調は、特に急なことでもないので「我慢して」「薬を飲んで」「痛みを消して」見過ごしてしまうことが多いと思います。


だけどそれは「体に目を向けて!」という体からの声。「体」の違和感が積もっていけば・・病を引き起こすことにもなるし、「心」に不安や心配、もやもやを作り、「人生」に苦しみを生むことにも繋がります。


人生の苦しみとは、人生の目的が分からなくなってしまったり、心がときめくものがわからなくなってしまったり、日々の美しさ、尊さを感じられなくなったり・・

そして、外側に認められることを求めてしまったり、そのことを探究して自分を見失ってしまったり・・

不調や、バランスを崩すことは、生きづらさも生み出すことにも、繋がっているのです。


特に女性は、毎月の月経や、妊娠、更年期など心身、ホルモンの変化があり色々な不調が現れやすいです。

月経不順や、月経トラブル、からだや心の不調、冷えや、貧血、不妊や、妊娠時の不調、更年期の不調など…なんらか、あてはまるものがあるのではないでしょうか。

女性性をととのえるために、
まず大切にしたい2つのことは。

・自然の流れに合わせた、調和的な生活を送ること
・心と身体の毒素を溜めずに、生命力を高めること


*自然の流れに合わせた、調和的な生活を送ること

自然と調和できたときに、自分自身とも調和することができます。

調和された体とこころは、女性性のバランスがととのって、穏やかで、純粋で、豊かさがあります。

調和がもたらされた体は、月経前後や、妊娠時、更年期の身体の変化もととのえてくれ、女性としての人生を楽しむことを助けてくれます。

そして、調和のある心は、外側に目を向け、外側に承認を求めるような満たされない苦しさからも解きほぐしてくれます。


*心と身体の毒素を溜めずに、生命力を高めること

毒素が溜まっていない、体とこころは、生命力を高めてくれて、内側から輝く魅力を作り出してくれます。

目にみえる形では、肌艶、髪艶、目の輝きだったり、雰囲気、オーラに力強さと、輝きが溢れたり。(するんです!)

内側からキラキラ、生き生きしている人って、会ったら分かると思うんですが、そんなイメージです。


内側が満たされ、バランスをととのえることで
自らの魅力が溢れて、
自分の人生を生きることができるんです。


それを育むエッセンスは、アーユルヴェーダの叡智が教えてくれます。


ととのえるために、どんな食事をするのか、どんな生活をするのか・・

それは5000年前から受け継がれてきた、
時代に左右されずに残っている叡智です。


私も遠くない過去に、仕事に明け暮れ、バランスを崩していた期間を、長く過ごしてきました。


月経が3〜6ヶ月来ないことがあったり
月経前は常に感情が不安定になったり
月経当日には腹痛と頭痛で、ボロボロになったり
そして、
外側にばかり目が向いて心も苦しいかったりと・・

今の心地よさとは、かけ離れた時期があり、女性として生きることはとても苦しいことだと、感じていたことが多かったです。(数年前と今の写真を見比べると、目の柔らかさ、輝きが全然違うのを感じます・・


だけど、バランスをととのえることで、女性としての流れを楽しむことができるようになり。内側からのきらめきが溢れてきたのを感じます。


自らの体の声に耳を傾け、
女性性をととのえることを
ぜひ楽しんで過ごしてみてください。


河原 希美  のん 

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