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問いに「答えること」から「問いを立てる」能力を
こんにちは。のもとです。「誰でも全力でやれば80点の人生にはなれるよ」をモットーに自分自身の思考や行動をこちらのnoteで発信しています。
アインシュタインが「人生に大きな影響を与えるような問題に直面したときの思考」としてこんな言葉を残しています。
「私は問題を解決するのに 1 時間あれば、55 分は問題について考え、5 分は解決策について考えるだろう。」となります。
この言葉は、問題を正しく設定し解決策を効果的に生み出すことが重要だ、というアインシュタインの考え方を示しています。
日々悩みや課題は尽きません。
その問題をモグラ叩きのように対処してもまたカタチを変えて同じような問題はでてきます。
例えばわかりやすく「痩せたいのになかなか痩せられない」という悩みがあったらどうでしょうか?
問題をすぐに解決しようとしたら「食事を改善する」という対処を思いつくかもしれせん。そこから外食の回数を減らしたり、夜は炭水化物を減らすなども思いつきます。
また運動をしようという対処も思いつきます。ジムの契約をしたり、曜日を固定して時間の確保をしようと思います。
ただ、誰しも人生1回くらい試みるダイエットですが、上記の対処で本当にうまくいく人はごくわずかです。
食事を無理に制限してリバウンドをしたりジムに通うのも続かなかったり。
それが逆にストレスになっていたりします。
私の友人で面白いことを言った人がいます。
「転職したら痩せた」と言うのです。
後から色々話していてわかったのですが、食べ過ぎてしまうのも仕事のストレスだったり、残業が多くて夜遅くから夕飯を取ったり。
転職したら、残業も少なくなり、仕事のストレスも減って何もしていないのに適正体重に向けて3か月くらいでどんどん痩せたというのです。
彼女は長年のダイエッターだったので、まさか「転職」で解決するとは思いませんでしたが、面白いなと思った例です。
また彼女は言いました。
「でもストレスで食事や睡眠、生活リズムに影響が出るタイプだとわかったから、今度なにかしらのストレスがあった場合に『食』にならない別の解消法を見つけなきゃ」と。
これこそが、彼女が解決しなければならない本当の問いなんだと思います。
最後に大事なことを繰り返します。
私も含めて、皆さんが日々「悩んでいる」こと本当は悩みの氷山の一角です。自分自身で悩みの全容をしっかりつかめている人はほぼいません。
書き出してみて下さい。原因をなぜだろう?なぜだろう?メモしていきます。しばらくしてまた見返します。
本当の問題の根っこを探し出すことは今感じている自分の悩みを客観的に俯瞰すること。一度言語化したものを再度深堀りすること。
これがとても大事なことです。諦めずにコツコツ継続していきましょう。