参入障壁の低い市場で、自分の優位性をどう築くか
最近バタバタしていた関係で、久しぶりの更新です。
少し前の記事ですが、noteの法人利用数が伸びているようです。
個人・法人含め多くのユーザーがいることから、プラットフォームの魅力度が上がってますね。
今回はユーザーの多い市場について考慮したいことの話です。
■参入障壁が低い市場とは?
前振りでnoteの話をしましたが、ここ数年でnoteのユーザー数はグッと増えています。
自宅で過ごす人が増えたことで、記事の書き手と読み手が増えた。(個人ユーザー)
↓
個人ユーザーが増えた事で、オンライン上で自社のPRをしたい企業も増えた。(企業ユーザー)
おおよそこんな流れだと思います。
少し目線を広げてみます。
・自社の取材をしてもらって、オンラインメディアに載せてもらいたい企業(購入者)
・在宅などの空き時間で稼働できるWEBライター(稼働者)
それぞれの立場の需要と供給の量が拡大していることで、WEBライターの市場そのものが広がっている、という見方も出来ます。
在宅などにより家で過ごす時間が増えたにせよ、WEBライターとして稼働できる人がなぜ増えてきたのか。パソコンやスマホ、あとはやる気さえあれば、稼働できるから、といった理由ですかね。
特定市場でプレイヤーが参加しやすい状況を、ビジネスでは「参入障壁が低い」と表現したりします。参入障壁が高い例も挙げておきます。何かしら事業を始める際に、高額な設備投資が必要だったりする場合です。
サービスの提供者であるプレイヤーがたくさんいることは、サービスを受ける側としては選択肢が多くなるので良いことですね。
では、サービスの提供者側の立場に立つとどうでしょうか。
■自社(自分)の優位性をどこで築くか
プレイヤーが多くなると、似たようなサービスも増えてきます。
そうなると価格競争になったり、その市場の中で競争が激しくなることも。
noteで記事を書いているクリエイターも読者の奪い合いというと言い過ぎですが、記事を読んでもらえるように何らかの専門性や特色を出していますよね。
別の業界に目を向けてみます。
飲食店もこのご時世ですので、店舗での飲食だけでなく、宅配・出前に力を入れている事業者も多くなっていますね。
宅配や出前の業界内の競争も激しくなっていることが想定されます。
どこで競合店よりも、自社の優位性を築くのか。
この目線を強く意識しておきたい点です。
商品力で差別化するのか、商品に利用する原材料の取引先とのパートナーシップが差別化ポイントになるのか。
などなど。参入障壁が低い市場で、どこで自分の優位性を築くのか。はしっかり考えておきたいポイントです。
■おわりに
お盆休みに入りました。
いつもより時間があるので、自分の強みや弱みの棚卸しをする期間として活用するのも良い気がします。
新しい発見があるといいですね。
それではまた!
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