プロジェクトで管理すべき10の知識エリアとは?プロジェクトマネージャーを目指す人が知っておきたいこと
こんにちは!
野見山です。
しばらくプロジェクトマネジメントのテーマを深堀していこうと思いますので、今回もそのテーマで書いていきます。
前回は僕自身が「なぜプロジェクトマネジメントに関心を持ったか」という記事を書きました。
今回は、20~30代のプロジェクト型の仕事に従事している人が、これからプロジェクトマネージャーを目指していくべきで知っておきたい「プロジェクトで管理すべき10の知識エリア」について、紹介していきます。
■プロジェクトで管理すべき10の知識エリアとは?
PMBOKでは、プロジェクトマネージャーが注意を払うべき10の知識エリアが定義されています。これからプロジェクトマネージャーを目指す人にとって、「プロジェクトマネジメントって何をすればいいの?」といった疑問に対する概念を捉える意味で知っておいたほうがいいものです。
以下に10の知識エリアを記載します。
①プロジェクト総合マネジメント
②プロジェクト・スコープ・マネジメント
③プロジェクト・スケジュール・マネジメント
④プロジェクト・コスト・マネジメント
⑤プロジェクト品質マネジメント
⑥プロジェクト資源マネジメント
⑦プロジェクト・コミュニケーション・マネジメント
⑧プロジェクト・リスク・マネジメント
⑨プロジェクト調達マネジメント
⑩プロジェクト・ステークホルダー・マネジメント
10の知識エリアを見ていくと、プロジェクトでコントロールすべき
・Quality:品質
・Cost:コスト
・Delivery:納期
の要素が見え隠れしていると思います。
10の知識エリアの概要については以下の通りです。
■これからプロジェクトマネージャーを目指す人が意識したいこと
今後、プロジェクトマネージャーを目指していこうとしている人は、おそらく何かしらのプロジェクトでリーダーに近い経験をしている人が多い気がします。そういった経験を経て、次はマネジメントにチャレンジしていく、という人も多いのではないでしょうか。
10の知識エリアの話に戻しますが、実際にプロジェクトマネージャーがコントロールすべきことは多岐に渡り、プロジェクト運営をしていくうえで多くのスキルを求められます。
10の知識エリアをバランスよく身につけられることが理想ですが、これからプロジェクトマネージャーを目指す人に意識してほしいことがあります。
それは、自分のできている(できるかもしれない)知識エリアと、できていない(おそらく苦手)である知識エリアを俯瞰してみることです。
僕自身の感覚としては、10の知識エリアをバランス良く身につけられているプロジェクトマネージャーは少ないと感じています。
例えば、計画立てやアサインなどのリソース調整は得意だけど、品質コントロールは苦手。ステークホルダーを把握して交渉力などのコミュニケーションには優れているが、スケジュール管理が少し雑など。。
人によって得意/不得意の色が出るところだと思うので、意識的にバランスよくできるようになる、というのは僕自身にとっても取り組んでいるテーマです。
■まとめ
今回は「プロジェクトで管理すべき10の知識エリアとは?プロジェクトマネージャーを目指す人が知っておきたいこと」というテーマで紹介しました!
ポイントですが、まずは自分の得意/不得意の10の知識エリアを把握することが、今後プロジェクマネージャーを目指す人にとって有効だと思います。
20~30代でプロジェクマネジメントを学びたい人向けに、プロジェクトマネジメント関係のマガジンに記事を入れているので、そちらも参考までに。
それではまた!
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