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脳科学的ビジネス成功法則~集団心理~

脳科学や心理学の本100冊以上や、動画で研究した知識からビジネスの成功につながる理論を紹介します。

ビジネスと集団心理

人間は基本的に群れて生きる動物です。
引きこもりや自給自足の人も、必ずあるコミュニティや社会からの恩恵を受けていて、完全に単独で生きている人は存在しません。

群れて生きる、集団であるということは集団を形成する上でのルール、マナー、暗黙の了解というものが存在します。

これらを守らないものは、コミュニティ、社会から排除されてしまいます。

日本社会では犯罪がこれにあたります。

それ以外にも、芸能人やyoutuberが不倫、不祥事を起こした際、ネットや世間が叩く行為というものがあります。

これも、一種の集団心理で、「悪い事をした危険人物を集団から排除したい」という感情から叩くという行為に走ります。


集団から悪を排除するというエセ正義感で人を叩くことに気持ち良くなっている人間は非常に気持ち悪いですが・・・

他にも身近な例を上げると、
・周りの人が上を見上げていると自分も見上げてしまう。
・みんながタピオカを飲んでいるから好きじゃないけど飲んでしまう。
・赤信号はみんなで渡れば怖くない。

つまり集団心理とは、集団であることが故に生じる、多くの人々に共通する行動パターンと言えます。

では、ビジネスにおいてこの集団心理がどのように影響しているかを説明していきます。

よくある方法が”さくら”です。
ラーメン屋の行列を見ると、人間は勝手に、「おいしいのだろう」と決めつけてしまいます。
ですから意図的に行列を作っておく、というのは有効な戦略になります。

Amazonのレビューもこれと同様で、購入者は高いレビューかつ投稿者も多い商品を、魅力的で安心であると思い込んでしまいます。
そのため、さくらレビューというものが使われ、近年問題となっています。

つまり、「周囲の人間が良いと言うものは自分にとっても良いはず」と考え、判断材料にできることは、脳からすると非常に処理が楽でありがたいのです。

もっと実用的な例を紹介します。
メルカリでは出品者の評価数、フォロワーが公開されています。

評価数、フォロワーが多い出品者の出す商品は、購入者に良品質で、安心なものであると思われます。

商品につくいいねの数も購入率に影響していて、いいねが多い商品は、多くの人から見られている証拠となり、「これは良い商品で、早く買わないと取られてしまう」という心理が働き、買われやすくなります。

時々「いいねはしないで下さい」と書かれる出品者の方がいますが、売れる確率を減らしていてもったいないと思ってしまいます。

これはTwitterなどのSNSでもあてはまり、フォロワーの多い人のつぶやきは信頼されやすく、正しいことを言っているのだろうと多くの人に判断されます。

大量のフォロワーアカウントを買うこともできるらしいのですが、ビジネス目的でTwitterを行う方が序盤で行う手としては非常に有効であるとも思えます。
(僕は好みなやり方ではないので、行いませんが。笑)

まとめると、人間は集団であるが故に、周囲の人間の発言、評価に自分の判断を委ねてしまいがちです。
ビジネスを行う側はこの性質を利用して、”多くの人が自分を評価し、それを見たさらに多く人が自分を評価する。”という良い循環に乗れば、収入も倍々ゲームで増えいくのではないでしょうか。
(とまぁ言うのは簡単ですが、果てしない努力と時間は必要と思われます笑)

以上、ビジネスへの集団心理の活用法の紹介でした。

他にも脳科学を活用してビジネスを考える記事や、私の行っているビジネスのノウハウも掲載してますので、良かったら見てみてください。

ありがとうございました。

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