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【脳をあやつる成功術】~記憶の種類~

今回は、記憶の種類について解説します。

実は記憶といっても、覚えてる対象や、覚え方によって種類が分かれるのです。

・手続き記憶

自転車の乗り方など、繰り返しの練習により、身体で覚える記憶です。
何年も自転車に乗っていなくても乗り方はなんとなく覚えていますね。
この手続き記憶は一度身に付くとなかなか忘れません。

・陳述記憶

文字や言葉で陳述可能な記憶です。
ここから、意味記憶、エピソード記憶の2種類に分かれます。

・意味記憶

学校の勉強は主にこれに入ります。
歴史用語や英単語、文法など、年月が経つと忘れてしまうため、不安定な記憶です。
言語的記憶と、音楽や絵画などの非言語的記憶喪失があります。

・エピソード記憶

自分の過去の経験が映像のように残っている記憶です。
学校の例でいくと、社会科見学や、修学旅行などがこれにあたります。


さらに、記憶される期間についても分類されます。

・ワーキングメモリー

数秒程度頭に残す記憶です。
2つ3つ程度は残せますが、すぐ消えてしまうため注意が必要です。
仕事や生活において重要なワードなので、別の記事で細かく解説します。

・短期記憶

数日~数週間の記憶です。
定期テスト直前に詰め込む勉強などがこれにあたります。
少し嫌なことがあっても、数日後には忘れているようなことも含まれます。

・長期記憶

数ヶ月から何年経っても覚えていることです。
自身が体験した衝撃的な経験や、何度も何度も反復して覚えたことが長期記憶になります。
定期テストが短期記憶の勝負であるなら、受験が比較的、長期記憶の勝負になります。


人間の脳にとって忘れるという機能は大切なものです。
この機能がないと、頭が整理されず、嫌なことも離れず、大変になります。

ビジネスにおいて、何かを覚えておかなくてはいけない場合、記憶には頼りすぎず、しっかりメモを残すことが大切です。


以上、記憶の種類についての解説でした。

少しでも参考になりましたら、スキ、フォローを頂けたら幸いです。

ありがとうございました。

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