実現した後を考えると疑問しか出てこない
目標のために今やっていることをせっせとしているわけですが、その目標の先に何があるのか考える人って少ないですよね。そこがゴールな訳であって、その先って何みたいな感覚。
それを実現した後どうするのっていう深掘りをしていくとわからなくなってくる。求めているものは実際なんだろうということ。
だからとりあえず、目の前のことをやるしかなくて、その疑問を後回しにしてしまう。
実現した後から考えればいいことだと思う。そこに到達したからこそ、やってみたからこそわかることもあるだろう。違った捉え方ができて、新しいものに出会うこともできる。
それで、その先は何があるんですか。
新しい価値観に巡り合って、視野が広がったとして、何をするんですか。
お金を手に入れた後、何をしたいんですか。
結婚した後、何をしたいんですか。
夢を叶った後、何をしたいんですか。
それが全てであるから、それを実現するために日々過ごしている。だけど、その先も生活があるわけで、そこを具体的に想像したことがあるのかなというところ。
これを深掘りしていくと、そもそも生きていることによって生まれるものって何だろうみたいなところまで飛んでしまう。
社会が生み出すその先に、人類が生活したその先に何があるんだろう。
自分が生きているのは、地球にしてみれば一瞬のことだが、人類の中ではしっかり記録に残っていく。
今は、ほとんどのことができてしまう。もちろんそう思っているだけで、実際はできていないことがたくさんあるだろうけど。
宇宙にまで足を踏み入れた人間はその後何をしたかったのだろう。
可能性を広げるために、実現したい目標がある。
結論はそこになるのかな。考えて探してみても、何もない。それをずっと続けた先に何があるのか。
自分を満たすため。自分の可能性を広げるため。他人の可能性を広げるため。社会の可能性を広げるため。
探し回ってもわかるはずがないのかな。実現した先に何があるのかっていうのは、知らないのが当たり前であって、実現した先はその地点からしかわからない。
可能性を広げた先にわかる視点であって、今の地点でわかったらそれは実際やらなくてもいいことだもの。
わからない未知のところへ行くワクワク感を原動力に、実現して行く。そしてまた新たにワクワク感を求めて進んでいく。
逆説的になるが、疑問が出てくるからこそやるのであって、疑問がなかったらやらなくていいことなのかもしれない。そこが気になるからこそ、やってみる価値がある。
自分がしていることに疑問を抱くということは、新しいところへ連れて行く知らせなのかもしれない。
それを頼りに、堂々と進んでみることでわかる世界がある。
ナルトでいうところの、初代火影が里を作りたいと願い、実際に実現したところでまだ問題があって、ナルトがその問題に立ち向かって、七代目火影として実現したその先、ボルトの時代の可能性に対してのワクワク感。
ワンピースでいうところの、ルフィーが波乱に満ちた冒険に立ち向かっている、そのワクワク感の先にあるもの。ワンピースを知ってしまったその先にあるもの。
未知だからこそ、そこに希望を乗せて歩き続けるんだと思う。
堂々とその目標に向けて歩いて、未知なる可能性を求めて生きていけばいいのだ。
今はその結論で前に進む。進んだ先にこの結論が変わっているかもしれない。それもまた面白いのではないだろうか。
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何のためにみなさんは生きてますか。生きているから生きているんですよね。ただそれだけですよね。
傍観者の戯論
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