①に安全②に品質③にコストで法令順守は大前提
今日書く内容は製造に限ったことではありません、様々な業界でも通じる事だと思います。一昨日書いた記事よりも大事です、こちらを先に書いた方が良かったかもしれません。
まず法令順守ですが細かいことは書きません、違反はマイナスはあってもプラスの一切ない行動です。商売をするにあたっての大前提だと思います。
①に安全
②に品質
③にコスト
大事なのはこの優先順位であり意味を理解することです。
品質は安全の元で成り立っており
コストは安全、品質の元で成り立っているという事
品質を落として利益を上げても意味がなく必ず自分たちに跳ね返ってきます。ISO9001の普及により品質ありきの考え方はだいぶ浸透してきたかなと思いますがあとはいかに
いかなる状況下においても
事象の大小に関わらず
実行できるかかなと思います
コスト低減の取り組みを実施している企業様も多いかと思いますが管理職の方はそれに対し現認する必要があります。改善に対し
法令順守は出来ているか
安全基準は満たしているか(危険な作業に変わっていないか)
品質に影響はないか
必ずこの3つは確認する必要があります
少し視点を変えます
なぜを5回考えるという考え方があります
そうなったのは何故?
↓
そうなったのは何故?
↓
これを5回繰り返し辿り着いたものが真の原因、真因となります。
真因はとてもシンプルで誰でも知っている事が多いです
4Sが出来ていない(甘い)
3定が決めれていない など
・今話題になっている某中古自動車の販売店の問題
・食料品業界の産地偽装及び賞味期限切れの製品の使用
・10年位前に起こった自動車製造業界で起きた無資格者の検査
例を3つ上げましたが真因はすべて同じです
今日書いたこの優先順位を間違えた判断をしています
真因の特定は重要でありたどり着けなかった場合対策をうっても機能しませんし再発します。
なぜを5回考えるは非常に良い考え方でありジェネラリストの育成には必要不可欠だと考えています。一人育てば各部署だけでなく製造部全体を変えていく事が出来るからです。これはまた別途記事に書いていきます
次回以降しばらくは安全について書いていきます
安全 ≠ 労災が起きる起きない
品質、コストに多大な影響を及ぼします、安全の元で品質とコストは成り立っているのです。これに気付けるか否かです。総じて安全に疎かな企業様は生産性を伸ばしきれていません。生産性を上げるための第一歩であり飛躍できる大きな分岐点と位置づけています。記事を通して気づいていただければ幸いです。