強い製造部を目指す

本質大好き人間 基本はロジカルシンキングですが強めのラテラルシンキングが入ってるかもし…

強い製造部を目指す

本質大好き人間 基本はロジカルシンキングですが強めのラテラルシンキングが入ってるかもしれません。いい物をより安く 製造部門における軸は30~40年ほぼ変わっていません。考え方を少し変えれるだけで様々なもの見えてきます

最近の記事

人と物 

 今私の机の上にはコーヒーの入ったタンブラーがあります  このタンブラーに対して   ・褒めたり   ・叱ったり   ・注意したり することはまずありません  人に関する言葉  物に対する言葉 大きく2つに分けることが出来ます    日本は資本主義で法律という基準(物)を中心に動いています  警察も同様です  人を検挙したりと人に関する仕事をしているように見えますが   どのような行動をした人(法律を守らなかった人)  物、物事を基準に動いています  職場もほほ同

    • 備えあれば憂いなし

       コロナから約4年半が過ぎようとしている  当時はそろそろ景気が後退するのではと警戒されてから更に2年伸びた時期です  この頃の記憶で鮮明なのが10名位の金属加工をしている会社の経営者の息子さんと話をした時の事。一気に仕事が舞い込んできて断ってる状態だと言っておられました。  それから程なくコロナが発生した。  米国、日本、世界各国が公的資金を注入し景気を支えた  言い換えれば景気のピークを支えようとしたとも言えます  米国は景気を循環させるのが非常に上手いんですよね  

      • 愛知県の県民性とそのポテンシャル

         20代の時に上場している企業の子会社(製造部門)に勤めていました  当時の社長からは多くの事を学びました。本質の部分を重視されておりかつ公平で公正な判断の出来ている方でした。その考え方に私自身強い影響を受け今でも考察の軸になっています    そんな社長から直々に研修を受けた事がありました  これが本当に素晴らしいものでした  内容はさることながら裏付けがすばらしい    無理難題や?って思う課題を出されるのですが理由は言わない、むしろ何故それをやるのかを考えさせるような社長

        • 責任と権限はセットで初めて機能します

           簡単に説明します Aさんの仕事をBさんに任せたりってことありますよね まずAさんに与えられた仕事になるので責任と権限はAさんにあります Bさんに任せた段階で権限のみBさんに委譲します 責任はAさんのままです 故に何をしなければならないか 百聞は一見に如かずという言葉があります Aさんの思っていた作業結果になっているのかを確認する必要があります この確認を怠ってBさんの作業結果が思っていたのと違う場合があります その時に「Bさんが~」っていうのは筋違いになりますよね

          「不正の撲滅は無理」 少し苦笑いしながら言ってましたね。ヒューマンエラーって何でしょうか?

           びっくりしましたね、この発言。 不正の撲滅は無理です 間違いが起きたときに立ち止まりすぐ直していく そのサイクルを回していく事が永続的に企業活動をしていくという事になる    しかもちょっと笑いながら言ってましたし。。。  ただこれにはしっかりとした裏付けがあるから言える事であり、笑ってしまったのかもしれません。    賛否はあるみたいですが私自身は納得の説明だと思ってます。  今回は私なりの解釈でこの裏付けを説明してみます ヒューマンエラーには大きく分けて2つあ

          「不正の撲滅は無理」 少し苦笑いしながら言ってましたね。ヒューマンエラーって何でしょうか?

          身近にあるビックデータとその活用

           このビックデータが何かと言うと労災の対策になります。歴史も長く何より結果を出せています。工場勤務では今や骨折、裂傷などは大きなものはほぼ無く100名前後の製造部では軽微なものが年間で1件出るか出ないか、その程度だと思います。    今回紹介するのはKYT(危険予知訓練)というものです。    大きな労災も減り件数も減った、けれどゼロにはならない。むしろ横ばい、この領域になると新人ベテランに関係なく出ている。どうすればゼロに限りなく近づけるのか。。。 人の行動を変えないと

          身近にあるビックデータとその活用

          現状維持は衰退します。改善の勧め(人件費もコストです)

           この考え方を持てていますか、大事ですよ? 成長し続けている会社は間違いなく持っています。  それは何故でしょうか    法律や法規は厳しくなる一方です。緩和や無くなることはほぼありません。また事業規模で問われるものも多くあり会社が大きくなるにつれて負担は増します。    また社内において日毎、週毎、月毎様々だと思いますが対策会議的なものはあるのではないでしょうか。いかにこの対策を簡潔にコストをかけずにやれるかが企業努力であったりもしますがこのコストが減ることはまずありません

          現状維持は衰退します。改善の勧め(人件費もコストです)

          ラジオ体操で見えてくる企業の特徴

           朝のラジオ体操は気持ちいいですよね。若い頃は眠気覚ましって感じの時もありましたが歳を重ねるごとにこの重要性を日々感じます。  私は伸ばす体操を重視し伸ばすとこは伸ばし曲げるところは曲げ体をほぐす感じでやってます。これは現場ではなく事務系でも同じです。いつ突発の用事で体を動かすか分かりません。体をほぐし自身の体調の日々管理する事は何より怪我の未然防止に繋がります。  さて本題に入っていきます。ラジオ体操を取り入れている企業は多いと思いますが他社の体操を見る機会はほぼないので

          ラジオ体操で見えてくる企業の特徴

          連休明けの作業

          長期休暇明けの作業は人も設備も注意が必要ですね 当たり前のことですが当たり前のように朝礼で言える職場の方が良いですよね 人はさておき今回は設備面においての話をします 設備の場合長期休暇前に特別な対応が必要なものも多いかと思われます。 また休暇明けには通常通りの動きになっているかの動作確認をする所も多いでしょう  これがなんとなくの慣習になっていませんか? まずは本当に必要な作業なのかどうか 設備等の更新により以前は必要だったけれど今は全く必要ない、つまりまったく意味の

          ダイハツ全車種停止へ。真因は何だろう?

           認証試験でタイマー取り付けてるとか事案としては悪質ですよね 排ガス規制をクリアできなかった海外メーカーの不正とよく似てます。    繰り返し私の記事では書いてますが  ①に安全  ②に品質  ③にコストで  法令順守は大前提  真因はこれのどこかの優先順位を間違えているはずですよね 【会見・質疑応答】ダイハツ全車種「出荷停止」へ ダイハツ社長・トヨタ副社長らが共同会見 (youtube.com)     19:00付近の質問の「技術力が足りていなかったのでは」に対しては

          ダイハツ全車種停止へ。真因は何だろう?

          機能を備えている職場は美しい

           一般的に機能美というのでしょうか 例えば4S活動について  きれいに並べるのが4S活動ではありません  迷わずすぐに取り出せるかどうかです  定時5分前にみんなでゾロゾロと掃除用具置き場に集まっていく光景をよく見ます  部署の区画が10m以上あるならば取りに行くのに   ・何歩かかっているでしょうか?   ・何秒かかっているでしょうか?  部署が広ければ広いほど作業場単位で置いても良いのではないでしょうか 気付きのコツ  3定(定品、定位、定量)ですね、これは基

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          労災対策の良い所②人と物

             人を責めるな仕組みを責めよ  トヨタさんだったと思いますが非常に上手い表現ですよね  仕組みとは物、物事、基準、ルールなどです。    怪我をする   ①人の要因   ②物の要因 労災が発生する場合①と②が必ずあると言われています  家庭にある扇風機でもよいでしょう、手を突っ込んでケガをした    ①・座っていて振り向いたら扇風機があり指が入ってしまった    (思っていたよりも近かった)   ・止まっている扇風機に指を突っ込んで遊んでいた    (室内犬が突然

          労災対策の良い所②人と物

          結果が出ているもの程良い考え方が含まれています。労災対策の良い所①

           ビックデータという言葉がありますが一言で言うならば結果ではないでしょうか。それだけ人の先入観が強く見誤っているという事。そのデータを信用していけるかどうかでしょう    過去の実績、現状把握、これからの推移予測などビックデータは様々な物に使われていると思います。今回は過去の実績ですね、結果が出ているもの程参考にしない手はありません。    先入観をなくし自身の考え方を是正していく良い手段だと思います。  今回は労災の対策の良い所を紹介していきます。何よりも結果が出ている世

          結果が出ているもの程良い考え方が含まれています。労災対策の良い所①

          安全、品質、コストの絡み(設備事例1つ)ムラを出さないの上位互換100%に100%を積み上げる

           扉のついていないマシニングを事例としてあげます  動いている設備の中に手を突っ込んで作業するというものです。 ねじ切りの前のタイミングで切削屑を設備を止めずに除去する作業がありました。安全、品質、コストすべてにおいてデメリットしか発生しません。    特に勘違いしやすいのがコストです。止めて作業をした方が生産性は高いのです    もう一点ムラを出さないの上位互換である100%に100%を積み上げる、この考え方も含まれています  デメリットしかありませんが説明していき

          安全、品質、コストの絡み(設備事例1つ)ムラを出さないの上位互換100%に100%を積み上げる

          見える化は広義です PDCAのどの部分でやってますか? Aであれば結果は出るでしょう Pであれば現状把握に過ぎません  コストをかける必要もありません  ここで終わっているならばただの自己満足になるのではないでしょうか

          見える化は広義です PDCAのどの部分でやってますか? Aであれば結果は出るでしょう Pであれば現状把握に過ぎません  コストをかける必要もありません  ここで終わっているならばただの自己満足になるのではないでしょうか

          品質は安全の元で。コストは安全、品質の元で成り立っている

           大事なので繰り返します  ①に安全 ②に品質 ③にコスト これが意味するものはお題の通りです  今回は事例を2つ紹介したいと思います。従業員数180名位、製造部は80名位のメーカーでの事です。挨拶を大事にされている企業様で社員さんもまじめな方が多かったです。  どの製造部でも起こりえる事案です。また生産性を上げるというより品質、コストに影響が出ているそんな事案かなと思います。生産性を上げるための最初の第一歩だと思います、気付いていただければ幸いです  事例① アーク光

          品質は安全の元で。コストは安全、品質の元で成り立っている