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祖父母と孫の絆を深める「孫の日」。20代孫と祖父母のコミュニケーションの実態調査をしてみた
2023年10月15日は「孫の日」。
これは「孫と祖父母のコミュニケーションを深める」ことを目的に制定されたものだが、その実態はいかほどだろうか。
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孫は祖父母とのコミュニケーションを普段からどのようにとっているのだろうか。
家族向けの記念日ギフトサービスを展開するNOKOSでは、70〜80代の祖父母がいる20代の孫世代30名を対象に、「20代孫と祖父母のコミュニケーションの実態」をインタビュー調査した。
祖父母に会う回数が年2回以下の人は80%以上
祖父母は地方に住んでおり、会いに行くためにはある程度お金も時間もかかるし、事前に準備も必要だからどうしても腰が重くなる。
昔に比べて、大人になった今では会いに行くのは正月とお盆だけになってしまった。
そんな若者は急増している。
実際に調査の中でも、「コロナが始まって以来一度もあっていない」「実家に帰るついでに寄れたら寄る程度」といったような声が非常に多く、また移動にかかる飛行機・新幹線代は高くどうしても足踏みしてしまう、といった意見が多かった。
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一方で、「毎週会いにいくようにしている」「毎日LINEしている」といったように、祖父母に自発的に会いに行ったり、LINEや電話を通じて積極的にコミュニケーションを取るようにしている孫世代は全体の2割ほどいる。
彼らはある程度の物理的な居住距離が近いことに加えて、「自分の幼少期に、親と一緒に祖父母の家によく遊びに行っていた」ことが大きく起因しており、いわゆる「そういうものだと思っている」層であることがわかった。
さらに、一緒に過ごした時間が長い分、可愛がってもらった思い出が濃くなる。それらの思い出により「祖父母に恩返ししたい」という感情が強まり、行動を引き起こしているのだろう。
コミュニケーション手段は、1位 LINE、2位 電話、3位 会うのみ
孫と祖父母とのコミュニケーション手段は以下の通り。
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スマホを使いこなせる"デジタルシニア"は全体的に増加傾向にあるとはいえ、郊外在住のシニア世代に対してはまだ普及しておらず、スマホを通じて十分なコミュニケーションを取れる祖父母世代はまだ少ないのが実態。
実際、「スマホやガラケーをそもそも持っていない」「一応スマホを所持しているが、電話機能しか使えない」といった祖父母は非常に多く、その結果コミュニケーション手段が限定され「スマホを使えない」ことが孫世代との関係性を希薄化させているとも言える。
またアナログでのやり取り(文通など)をしている孫はほぼいないこともわかった。「最近の写真を印刷して送ろうって思ったけど、印刷したところで止まってしまっている」といったように、デジタルとアナログの壁がこの「後回し」をうんでいる。
20代孫世代にとって、祖父母は「後回し」に
これら「デジタルとアナログにより生まれる溝」が彼らのコミュニケーションハードルを高くしている。
「仕事が忙しくて....」「まだ元気だから大丈夫だろう」といったような感情により、祖父母に対しての優先順位が知らず知らずのうちに下がっているのだ。
一方で、「祖父母に対して何かをしてあげたい」という気持ちはどの孫にも常に存在しているものである。
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そのためNOKOSとして、手間なく距離が離れていても「ありがとう」や「大好き」を伝えられる家族向けギフトサービス「ふぁみしゃ」を展開している。
実際これまでに敬老の日を含め、「ふぁみしゃをおじいちゃんおばあちゃんに送りたい」といったオーダーを多くいただいている。
▼作品事例
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孫世代はスマホで専用のフォームに回答するだけ。
プロのデザイナーが一枚に描き、指定の場所まで印刷されて郵送される。作品を受け取った祖父母はその作品を通して、過去の思い出を振り返り、孫からの愛をストレートに感じることができる。
この作品を部屋の一番目立つところに飾って、毎日眺めているといった祖父母も非常に多い。
「祖父母に喜んでもらえるから、来年もまた作りたい」といったような要望も増えてきた。
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私たちは「ふぁみしゃ」を通じて、20代孫世代が祖父母に感謝を伝えるきっかけを創出し、「ふぁみしゃ」の作品で孫とのつながりを感じて日々に生きがいを感じられる祖父母世代を増やしていきたい。
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私たちは「家族愛×クリエイティブ」に特化したデザイナー集団です。
家族の愛情が時を経ても色褪せず残せるように、クリエイティブで表現し形にします。
家族の大切な記念日には、必ず私たちの存在がある。そんなサービスを目指して日々活動をしています。
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