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フロー型の採用ブランディングは今日からやめよう | スライド紙芝居形式のnote記事

登山が大好きなトラックレコード野崎です。

9月がそろそろ終わります。夏山の楽しさを味わう季節もあとわずか。ということで、今日のおすすめは「夏✖️ビール✖️登山」を楽しめる高尾山ビアマウントです。普通に高尾山の下から登っても全然楽しくないので、奥高尾と呼ばれる陣馬山ルート(このコース)から登るのがおすすめです。



さて、本題です。
今日のnoteでは先日TECHPLAYさんが主催する「エンジニア採用を考える会議事#6 事例から学ぶ すべての採用活動にプラスの効果をもたらす採用ブランディング」で登壇した際に紹介した「採用ブランディングはフローからストックへ」ということについてご紹介します。

💡 フロー型とストック型とは?
「フロー型」とは「とりあえず記事を書く、とりあえずイベントやるなど、効果がその場限りのブランディング活動」です。
それに対して「ストック型」のブランディングは「施策の効果と成果がその場限りではなく、持続することで費用対効果の高いブランディング活動」です。

今回はスライド紙芝居形式で紹介します

当日参加できなかった方もいらっしゃると思いますので、Slideの下にキャプションでどんな話をしたのかを紹介する「スライド紙芝居形式」で以下展開します。


 🏃 🏃 🏃 紙芝居スタート 🏃 🏃 🏃

採用ブランディングのプラスの効果

そもそも採用ブランディングに取り組まないことで、発生するマイナスがあります。


採用ブランディングに成功すると、このように
「よく見かける」、「面白そう」、「X社のメンバーになれるのは嬉しい」という状態まで到達
することができます。


先ほどの状態になると、採用KPIに関わる数値に変化が起きます。
「面白そう」と思ってもらえれば「返信率」があがります。
「X社のメンバーになれるのは嬉しい」と思ってもらえれば「内定承諾率」があがります


(もちろん他の指標にも影響を与えますが、わかりやすく紹介すると上記のようになります)



"プラス"の効果をもたらしたイオン様の取り組み

弊社でご支援したイオン様では、この3つの取り組みを行いました。
①「他社と差別化されたポジショニング」を定義し
②そのポジショニングを伝えるツールを制作し、
③そのポジショニングを候補者伝えるリーチ活動を実施
しました。



具体的にこのスライドにあるようなポジショニングを設計しました。
またポジショニングの成功状態の目安として「AするならB社」と認知されることなので、みなさんも作る場合は、この構文にハマるような文章をつくりましょう。


このポジショニングを伝えるために「採用スライド」を作成。
このスライドでは 「エンタープライズだからこそのイオンの魅力」が
伝わるようなこだわ
りをもって制作をしています。


リーチ活動では、採用スライド、採用サイトを基軸に、テックブログ、イベント、
オウンドメディアによるコンテンツなど連続的に展開しました。


その結果、このスライドにもありますが「イオンの本気が伝わる」や「ワクワクさせてくるなあ」や「規模すごいな」や「ベンチャーはこのような巨人と戦っていく必要がある」など。

このような声からも「イオンとしての面白さ」が採用候補者にも伝わった
評価できると思います。


数値は伏せさせていただきますが、直接的な採用成果と間接的なKPIの数値も上昇しました。


ストック型の採用ブランディングとは?

ここまでご紹介してきた採用ブランディング活動のROIを高めるために
「ストック型の採用ブランディング」を推奨しています。


ブランディング活動を取り組む際に、この資料にあるような「フロー型」の活動は
非常に「もったいないな」
と感じます。

「とりあえずやってみた」、「やったり、やらなかったり」「発信する軸もバラバラ」な
ブランディング活動は費用対効果が悪い
活動です。


「ブランド価値」、「コンテンツ」、「タレント」の3つをストックさせることで、
採用ブランディング活動のROIを高めることができます。


ブランド価値のストックとは「分散的にやると人間の記憶は薄れるから、やるなら連続でやった方が、上がった価値を維持できます(ストックできます)」という話です。


イオンさんでも、3ヶ月で密度濃くやることで、
一つ一つの施策が積み上がり効果を高めることができたと考えています。


コンテンツのストックとは「差別化された要素を訴求したコンテンツをつくることで、応募率や承諾率などすべてのファネルにプラス」の効果をもたらすことができます。

一つのコンテンツであらゆるファネルに長く効くという点がストック的価値が高いと言えます。


イオンさんでも差別化された要素をメディアのタグラインと定義し、
それに沿ったコンテンツを開発するというスタイルで長く効く効果を発揮しています。


タレントのストックとは、コンテンツの接触者コンテンツの接触者(ブログ読者、イベント参加者、サイト訪問者など)を 自社のタレントプールへ転換・蓄積する活動を指します。


イオンさんでも、半年で1000名超のイベント参加者のコミュニティ
ブログやサイト来訪者をタレントプールへ登録する仕組みを設けています。


「ストック型がなぜ良いのか?」を3行でまとめると、このスライドに集約されます。


明日からできること

まずは何よりも差別化されたポジショニングを考えないと施策を打っても意味がないので、
まずは「「AするならB社」構文にハマる言葉を考えてみる」からはじめるのが良いと思います。


最後に宣伝です

トラックレコードはデジタル人材の採用の戦略から、クリエイティブ、スカウティングの上流から実行まで一気通貫でカバーしています。

自社の差別化された価値を考えてほしい
・魅力の発信(ツール化)の制作を支援してほしい
・タレントをスカウトするところも支援してほしい


そんなお困りごとがあれば、こちらまで、ぜひご連絡ください。

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