「あいこちゃんだっけ？」版画家さんの個展で

いやいや、コロナが落ち着いて？再燃してるとか言う噂もあるけど耳に蓋をして？
フランスのお友達たちが数年ぶりに来日してくるではありませんか！

ノアゼットで、フランスのアーティストさんのいろんなものを売るイベントをしていた頃、
ずっとお付き合いいただいていた銅板版画家、平野貴子さんも5年ぶりに銀座で個展を開催。
まだお弁当が始まらず午前中で帰ってきてしまう次女を連れて、覗いてきました！

会場は銀座奥野ビルという、廃墟かもしれないとみるもの全てをビビらせるイケてるレトロなアートなビル。
1932年建築だそう。アトリエやギャラリーが多く入っています。
お化け屋敷好きな次女は大興奮。
だって、階段の凹みから

唐突に植物あらわる！

これ以上わかりやすくできない！という階数標識の脇にも植物が押しよせています。
宮崎駿先生の気配すら感じます。トトロが生やしているのかもしれない。

1番かっこいいのはエレベーター！
手動でドアを二つ開けないと動いてくれません。
ボタンは「呼」のみ。上とか下とかありません！福沢諭吉先生そうですよね！
ドアが激重で、挟まりそうになるし、ガチャン！って音がデカすぎて、産業革命！って感じ。知らんけど。
次女は大変ご満悦でまた来る！そうです。エレベーター乗るためだけに来ていいんでしょうか。

目当ての階についてもそっけないドアがたくさん並び、光の漏れる方向に行くと、ロン毛の田代まさしみたいな人が佇んでいて次女が「ヒッ」。
貴子さんではなさそうである。
反対方向に行ってもなかなか見つからず次女が「やっぱりさっきのおじさん……？」違うと思うな！
しばし彷徨くと、お祝い花で溢れた素敵なお部屋を発見！
無事貴子さんに再会できましたー。

よくよく考えると貴子さんとは5年前の個展以来。その前は6年前に長女連れてパリに行った時に一緒にスムージーを飲みましたね。
貴子さんも久々の再会に嬉しそうにしてくれて、来てよかった〜。
「あー！あの小さかったあの子がこんなに大きく……」
それ長女です。こいつはNew one！（5歳）
「そっかそっかー、それで、あいこちゃんさ…….あいこちゃんだっけ？」
そこから不安になっている！？
招待状送る時は覚えてました？？
さっき嬉しそうだったのは？？？
5年の月日は想像以上に長く残酷であったことよ！
でも私は嬉しい楽しい大好きなので、幸せな空間でした。現金がなくて買えなくて悔しかったのですが、お家に飾りたい絵やオブジェがかなり多くて、クレジットカード使用可能だったら大変なことになっていたであろうな。よかったね、若旦那。

平野貴子さんの個展はまだ開催中で〜す

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