【ニューヨークで毎日困ってます】念願のアップルピッキングー帰りしんどいー
様子のおかしい運転手さんの車から降りて、残り時間3時間半でリンゴを狩りまくるぞ!とやる気十分で受付へ向かうと、途中お嬢の小学校のお母さんとすれ違う。世界が狭すぎる。やっぱりこの世はマトリックスなのかも……。ちなみにそのファミリーはすでにリンゴを狩り終わり、ジュース買って帰るところ。出遅れもいいところである。
出遅れている人々が列をなしている。
のんびり屋さんたちは何を目指しているのかな?
これだー!
都会っ子がトラクターに乗りたくて並んでいたんでした!
もちろん並んだ。
荷台に乗ってみたかった~
なにかのプロモーションビデオで見たやつ。
なんだっけなんだっけ……
これだ!
5分くらいでしたが、「出発するよ~」とか「捕まって~」とか一切なしで吹っ飛ばされるかと思った。
夢がかなった~ってバシバシ撮った写真を後から見たら
想像より荷台に人が多かったんで、ドナドナ感がある。このまま売られて行きそうでした。
リンゴ畑に到着。
ゴールデンデリシャスゾーンらしい。もうたくさん地面に落ちています。
Googleの口コミでは「もうリンゴがない」と書いてありましたが、リンゴはある。が、結構傷がある。食べられる傷なのか、食べられない傷なのか、勉強してくればよかった。たくさん実がなっているのにたくさん残っている木を見ると「全体的に病気の木なのか??」と疑心暗鬼に。
これは病気ではなくて
不届き者の歯型―――。
周りのお客さんも食べながらリンゴ狩りをしていたりするのだけど、取った分だけ後で重量を測って支払う仕組みだから、ここで食べてしまっては、胃の中の重量分の泥棒なのでは、と思う私はまだまだアメリカに染まらない小心者なのかしら―――。
ニューヨークの沙悟浄として、長い棒を使いまわすこと30分。
上の方の綺麗なリンゴを必死で探すものの、やはりつるつるピカピカのリンゴはほぼなし。少し傷やへこみがあってもOKってことにしよう!とたんまり取った後は
季節もののパンプキンパッチ。
よくわからないけど、カボチャを好きなものを選んで持って帰ります。これも重さでお支払い。
帰りもトラクターに乗れます。
意外と早く終わったので、売店に寄ったら
綺麗なリンゴがたくさん売っている―――。私たちはわざわざ電車やタクシーを乗り継いでここまで来て、売り物にならないリンゴを自ら畑まで行って収穫してお金を払っているめちゃくちゃいいお客さんなのですか――――。
私たちがとったリンゴは大分青かったのだけど、青りんごなのかと思っていたけど、まだ熟していないリンゴだった説が浮上。
アップルピッキングもう一つのお目当ては、農場のベーカリーで食べるアップルサイダーとアップルサイダードーナツらしい。
長い行列にも負けず、しつこく並ぶ。わざわざアジアからやってきましたからね!!
とにかくオールドファッションな雰囲気の店内。
他のケーキもたくさんありました。
アップルサイダーって……
炭酸じゃなかった!!
日本人ビックリーーー!
シュワシュワしている、シードルみたいな奴かと思ってプハ~するつもりが、濃厚なリンゴジュースじゃん。甘ーーーー!
ドーナツは、スパイスの効いた、美味しいドーナツでした。
なんか色々やった割にまだ時間があるので、
トウモロコシ迷路に行くことに。
トウモロコシ枯れ枯れ迷路、一人5ドル!
いくぜ~
フィールドオブドリームスってこんな感じじゃなかった?
ケビン~~~!
これは路なのか??
興奮した6歳アムが自らの小ささを利用して、道なき道を進んで、それを追っかける大人が枯葉にひっかかるひっかかる。痛い。ずっと「アム待って~~~!!」って言って終わった。
さっきとったリンゴとカボチャがめっちゃ重い。
しかもゴールに何の目印もないので、皆勝手に行きたい方向にトウモロコシをかき分けて強引に突き進んでゴール。農場側が設定したゴールはどこだったのか、それは永久に迷宮入りである。
人それぞれのゴール!達成感のないゴール!
Free Samplesというのは……試食かな???
一口食べて戻せってこと???
お妃さまの毒リンゴ??毒リンゴの会議中??
謎は深まり、紅葉も深まっている。
……帰るか。
意外と早く終わったな。4時には農場を出ることに。
お嬢は「農場だから、生き物も居るかと思った」
マクドナルド爺さんの歌ね~!一匹も居なかったね~!
行きの教訓を生かして、帰りはウーバーを予約しておいて、スムーズにピークスキル駅到着。チケットもホームで購入できたし、あとは1時間乗るだけ~。
……
満席。
ひとっつも席が空いてませんでした。
通路と通路の間に立つ子供を見て不憫に思ったおばあさんが「私の膝に座りなさい」と言ってくれたけど、アムは赤ちゃん風情を醸していますが、20キロあるのです!と辞退。もう子供たちは通路に座ることに。
東京の満員電車で鍛えた大人は頑張って立つ覚悟を決めると
「え~ごにょごにょごにょ~~、いったん戻ります」
!!
なぜか電車が今まで来た道を戻っている。
英語がわからないから、なぜかわからないけど、帰れていないことは分かる―――。
……結局2時間くらいかかってグランドセントラルへ。
リンゴを狩るのには疲れなかったのに。
移動がことごとくうまく行かない―――。
リンゴ重いーーー。カボチャも重いーーー。
来年、万が一、万が一ですよ、もう一回リンゴ狩りしたくなったとしたら、絶対車で行きます!!
☆ブログランキング参加しています!
クリックしていただけると嬉しいです~↓↓