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生きていること

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心にうつりゆくよしなしごと
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#人生

不味い飯

不味い飯

余りもので作った料理が美味しくなかった。それだけですべてのことがどうでもよくなってしまって、生きていることが面倒に感じられるくらい、私の人生は覚束ない。

不味い飯を食べないといけないというのは、辛い人生を生きねばならない感覚と似ている。棄ててしまいたい、死んでしまえば楽になる、という考えは良くないものだと思われる。

決して美味しくはない食事を、努めて味わわないようにしながら栄養として摂取する行

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下書き : 性格の悪さについて

下書き : 性格の悪さについて

 物心ついてしばらくの間、いい子でいることが何よりも大切だと思っていた頃の私は、自分の心が綺麗で、自分は優しい人間になれると思っていた。何でも先生や両親に言われた通りのことをして、やってはいけないことをしないことで、私は"いい子"と言われる自分を形作っていった。褒められるべき自分のことが、私自身も大好きだった。

ある時から、私には五つ歳の離れた妹ができた。三人兄妹の末っ子は、この世の苦労を全て免

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