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#エッセイ
豊かさの陰で霞んでいたもの
仕事を終えると最短距離で家に帰る。
買いものにも必要最低限しか行かずに、家にあるもので何を作ろうか考える。
手洗いうがいをこまめにして、栄養と休養をきちんと取れているか、毎日自分を省みる。
もっと苦しい生活を想像していたが、質素ながらも案外健やかに日々を過ごしている。
外食や飲み会を重ねるうちに冷蔵庫で期限を迎えてしまった食品たちを捨てていたこと、もらい物のお菓子やお茶の存在を忘れてコンビ
死ぬためにやりたいこと
珈琲と影を味わいながら
人の書いた言葉に酔う
ふとした時に思うこと
すきな人に話したいと思うこと
いくつも浮かんで忙しい日もあれば
忙しさの中に沈んでいる日もあって
浮かんだ時に意識して汲み取らないと
無意識の彼方に消えてしまうようなこと
なくても死にやしないし
多くの人からしたら
取るに足らないようなこと
今まさにこうして書いていること
そういうものを言葉に表して
老後に読み返して笑