雪の降る中祖母の家へ行く
「冬将軍が最後の力を振り絞って…」と、テレビの天気予報は言っている。昨夜は、日付が変わってすぐぐらいの時間帯に地元の駅へ到着して、細かいみぞれが降って視界が若干悪い中、傘を差しながら家へ帰った。そして朝になって窓を開けてみたら、そのみぞれが雪へと変わっていったのだろうと想像する事が容易な光景が広がっていた。ただし、道路は普段通りである。道路までどっさりと白くなる程の量の雪は降っていなかったらしいとも思った。しかし、そうやって外を眺めている最中も雪は降っていた。もう1℃気温が低くなればいよいよ道路の白くなるのだろうとおもった。
今日は、父親と一緒に祖母の家へ行く予定であった。従って自動車での移動を予定していた訳だが、父親の自動車のタイヤは夏用タイヤであった為、この雪の存在がやや懸念されるところであった。しかし面白い事に、地元から少し南下をすると雪の降り方が弱くなっていった。更に移動をして山を越えると青空まで見えた。車体に付着していた雪も何時の間にか解けていた。
とは言え、それは地元ではない地域での話であり、しばらく地元を離れている間に地元にどんどん雪が降り積もる可能性は否定できなかった。特に夜になると再び気温が大きく下がり、路面が凍結する恐れがあるとの予報が出ていた。なので、祖母の家では昼食を摂ってしばらくぐうたらとした後、夕方と呼べる時間に差し掛かった頃には早目に帰ろうと云う話になった。そんなこんなで思い返せば思いの外慌ただしい外出となったと思う。だが、実際は祖母の家でかなりぐうたらとしており、ここ数日何かと人と会い続けた疲れを癒やすのには十分な時間であったと言える。
結局、日が沈む前には地元へ帰ってきた。が、予想はある程度当たり、地元では夕焼けが見えるような天気ではとてもなかった。雪は延々と降り続いていて、朝に積もっていた雪も一部はまだ残っていた。この調子では今夜も積もるかもしれないと思った。そして、そんな外の様子を眺めながら、父親とココイチのカレーを食べた。祖母の家で昼食やおやつをたくさん食べてあまりお腹が空いていなかったが、ココイチのカレーはそれでも美味しかった。
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