季節の変わり目の日　24/09/22

実は、僧侶を目指している。それを生業にするつもりはないが、端的に言って、どうも、私が念仏者であるという、仏教の人間だという、確固たる証が欲しいという、そんな煩悩に塗れた理由を以て、僧侶を目指している。どうやら私が世話になっている真宗大谷派という教団ではそんな理由で僧侶になっても構わないらしく、ならば、一念発起して少しだけ気合いを入れ、目指してみようというつもりである。結局私は、そんな人間である。もし僧侶になった暁には、そんな煩悩塗れな己をより直視して、より悲しみと共に生きてゆこうと思う。尤も、いつか己を喜べる日が来るかもしれない。そうなれば僧籍等必要無くなるかもしれないのであるが。今日を含めた最近は、その得度為に必要な声明の稽古をしている。youtubeで正信偈や念仏讃の動画を流して、一日に一回は稽古をしている。まだまだであるが、多少は抑揚を付けれるようになってきた。

朝早くからそんなちょっとした稽古をしてから、午前の9時半頃から、父親とスターバックスへ向けて歩き始めた。今日は、雨である。雨が降ったり止んだりしていて、不安定な天気である。ただし、今日は晩御飯がカレーライスだという話になっていて、その腹ごなしの為に、多少でも散歩に行って身体を動かそうと思った。故に、雨が降っていても散歩へ行った。スターバックスでは本を読んだ。仏教書を読んでいた。読んでいると時折外でゴウゴウと音が鳴った。雷は鳴っていなかったが、時折雨が強まる時間帯があった。そんな雨の影響もあって、今日はかなり気温が低い。成程湿度は高いが、絶望的な暑さは無い。尚、とあるスーパーのイートインで昼食を済ましてから帰り道に差し掛かる頃には、雨は止んだ。延々と降っている訳ではない。ただし、青空は一瞬も見られない一日である。帰ってからは少しダラダラして、シャワーを浴び、大相撲秋場所の千秋楽を観ている。大の里が優勝を決めた後の千秋楽なので、少し味気無い。