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クリエイティブになるための読書(82週目)

先週に続き、仕事に時間をかけたく、読書時間を減らしているところ。そんな中にあっても、木曜は読めなかった。時間が取れない。余裕がない。


クリエイティブになるための読書「毎日、物語1つ、詩を1つ、論考を1つ」を継続中。基本は平日のみ。はじめた頃は無料の青空文庫と、読み放題のKindle Unlimitedから読んでいた。その後、もっぱら図書館で借りていたのだが、2023年末に引っ越した際、部屋の整理が追い付かず、借りてきた本が売ってしまう本の中に埋もれては困る、と帰省の際に自分の部屋にあった本棚から持ってきて消化していた。今は、自分の本棚にあった本の他、主に、古書店で手に入れた本が中心。

当日、読む作品を選んでから読み終わるまで1時間くらいのことが多い。短い時は30分、長い時は2時間。毎日のことなので、できるだけ時間はかけたくない。

感想

英詩は、音韻や独特の読み方など、音と共に聞くことが必須。よさがわかるわけでもないけれど。

評論

大前研一の『新・国富論』読了。ずいぶん前に父の本棚から持ってきたものだと思う。1980年代にあって、ここまで農業政策、教育、選挙制度に議論が進んでいたことを知らなかった。それでも進展が見られないということは、為政者は何をしていたのかと思う。既得権を守りたい人間の強さも感じる。大前研一の本はもう一冊あるので、どこかで手に取ろう。

物語

まだ十分に楽しめる作品に出会えてないけれど、SFの短編をずっと欲しかったので、楽しんでいるところ。技術の進んだ現代にあってもフィクションが通用する、未来・遠い宇宙、時間トラブルは架空の話として受け入れやすい。

実績

太字は、気になったもの、気に入ったもの

2024/10/7(月)
・【詩】鳥(bird)/男根(penis)(「現代詩の鑑賞101」)白石かずこ
・【評論】二、教育臨調/三、税制改革(「大前研一の新・国富論」)大前研一
・【物語】おくま嘘歌「昭和の名短篇」)深沢七郎

2024/10/8(火)
・【短歌】近藤芳美(「現代短歌の鑑賞101」)近藤芳美
・【評論】新しい国富論(「大前研一の新・国富論」)大前研一
・【物語】三冬の乳房(「剣客商売(二)」)池波正太郎

2024/10/9(水)
・【漢詩】湘夫人(「中国名詩選(上)」)屈原
・【エッセイ】岸壁(「山のパンセ」)串田孫一
・【物語】闇の中へ(「しあわせの理由」)グレッグ・イーガン

2024/10/10(木)
(お休み)

2024/10/11(金)
・【詩】寡婦の春の嘆き(「アメリカ名詩選」)ウィリアム・カーロス・ウィリアムズ
・【評論】新訳『ブリキの太鼓』の響き方/映画『桐島、部活やめるってよ』をツイッター批評する(「午前32時の能年玲奈」)中森明夫
・【物語】萩のもんかきや(「昭和の名短篇」)中野重治

2024/10/12(土)
・【対話】ロミオとジュリエット3幕5場冒頭(「英詩鑑賞入門」)シェイクスピア
・【評論】こぶしとあたま(「アメリカ性革命報告」)立花隆
・【物語】艶婦の毒(「鬼平犯科帳(三)」)池波正太郎

2024/10/13(日)
・【俳句】明治二十四年/明治二十五年/明治二十七年(「漱石俳句集」)夏目漱石・坪内稔典編
・解説(「山月記・李陵」)氷上英廣
・環礁―ミクロネシア巡島記抄―(中島敦)

これまで読んだリスト

(同じことをしてみたい人のために。本を選ぶ参考にどうぞ)


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のーどみたかひろ
いい歌を詠むため、歌の肥やしにいたします。 「スキ」「フォロー」「サポート」時のお礼メッセージでも一部、歌を詠んでいます。