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視聴メモ:印度カリー子さんが実践する「ヒットの作りかた」 #料理家トーク
8月30日(火)は、こちらの動画を視聴。
【開催日時】8月30日(火) 20:00〜21:00予定
ゲスト
印度カリー子(スパイス料理研究家 兼 タレント)
聞き手
有賀薫(スープ作家)
こんな人にピッタリのイベント【無料】です。
・自分や、自分の好きなことを世に広めたい人
・ヒット商品を作りたい人
・料理家を目指している人
学生時代から「印度カリー子」と名乗って仕事をはじめ、ここ3年でスパイスに関する書籍を15冊出版!東大大学院でスパイスを研究したり、スパイスカレー初心者のためのお店を運営したりと、その魅力を伝え続ける料理研究家・印度カリー子さんが、noteライブに出演します!
視聴動機
カレーに興味を持ちだした2年前、過去3度ほどスパイスカレーを作ったっきり、その時買ったスパイスも放置してましたが、最近、人生で初めて、日常的な自炊をするようになって半年。先日、こちらの動画を見て、過去のスパイスカレーの中で一番おいしいカレーができました。
(TOP画像はその時、作ったもの)
今日は、そんなおいしいカレーを教えてくれた印度カリー子さんの話が聞けるとあって楽しみにしていました。
以下、視聴中のツイートです。
アジェンダ
今日のアジェンダ
— のーどみたかひろ (@nohdomi) August 30, 2022
・印度カリー子さんがスパイス料理研究家になるまで
・印度カリー子さんのヒットの作りかた
・大切なお知らせ#料理家トーク
印度カリー子さんがスパイス料理研究家になるまで
・一緒に暮らしている姉が全然帰ってこない。インドカレーの好きな姉が帰ってくるようになるかな、と、毎日インドカレーを作る
— のーどみたかひろ (@nohdomi) August 30, 2022
・大学二年生でブログ開始(印度カリー子を名乗る)#料理家トーク
説得力のあるわかりやすい名前でつけたけど、
— のーどみたかひろ (@nohdomi) August 30, 2022
「印度カリー子」を名乗ることで、二十歳で地元に帰った時、死ぬほどバカにされる#料理家トーク
大学三年生の時、スパイスショップをはじめた。
— のーどみたかひろ (@nohdomi) August 30, 2022
初心者向けのスパイスがなかった。自分が欲しかったので、スパイスセットの販売をはじめた#料理家トーク
スパイスセットがあれば、そのカレーは作れるけど、他のカレーを作れない。だからレシピを作った。
— のーどみたかひろ (@nohdomi) August 30, 2022
でも、商売のためではない。みんなが困ってると思ったからやった。必要と思ったからやっただけ。#料理家トーク
有賀「みんなが困ってると思ったのがすごい」
— のーどみたかひろ (@nohdomi) August 30, 2022
カリー子「ラッキーです」#料理家トーク
有賀「商売にすると、どういう人に届けるのか、価格設定は?」
— のーどみたかひろ (@nohdomi) August 30, 2022
カリー子
「自分のお年玉ではじめた。調合、レシピなんでも自分で考えた」
「めっちゃ倹約家で、小学校の時から貯めた20万くらい手元にあった。10万円を好きなことに使おう」#料理家トーク
包材屋さんからサンプルを取り寄せて
— のーどみたかひろ (@nohdomi) August 30, 2022
静電気発生有無、単価、・・・
もろもろ調べた。1円も無駄にしたくないと思った。#料理家トーク
印度カリー子さんのヒットの作りかた
スパイスカレーははまりやすい。
— のーどみたかひろ (@nohdomi) August 30, 2022
でもゼロから一はハードルが高い。
そこをやろうと思った。
時々、一から二をやるけど、やりたいのは、ゼロから一#料理家トーク
カリー子
— のーどみたかひろ (@nohdomi) August 30, 2022
「創造する人は、作品を生むだけじゃダメ。クリエイターがするのは、届けまで。届けたい人をイメージして、そこに至る道を作るまで。いいレシピ書いてるのに…は、いいレシピ書いてるだけの人。」
有賀「届けるだけでもダメですよね」#料理家トーク
カレー関係者の人をフォローしてない。
— のーどみたかひろ (@nohdomi) August 30, 2022
そこをフォローしてると、日本は、スパイスカレーが普及しているように見えてしまう。毎日、普通の生活をしてる人を見るようにしてる。#料理家トーク
本とTwitterはまったく別#料理家トーク
— のーどみたかひろ (@nohdomi) August 30, 2022
レシピは一度やったら覚えられるようにしている。
— のーどみたかひろ (@nohdomi) August 30, 2022
きっちり測る人は多くない。グラムを測らないといけないといけないものは、できるだけ出さない。#料理家トーク
本で出すレシピは、めっちゃ試作する。
— のーどみたかひろ (@nohdomi) August 30, 2022
例えば、圧力鍋の状態のゆらぎがあってもおいしくなるかどうか検証しまくる。
レンチンの場合、自分家のレンジだけじゃおいしくできないかもしれない。→実家のレンジでやってみる。#料理家トーク
レシピを試した人を100%幸せにしたい。#料理家トーク
— のーどみたかひろ (@nohdomi) August 30, 2022
有賀
— のーどみたかひろ (@nohdomi) August 30, 2022
「タ・ク・コ ターメリック、クミン、コリアンダーを1対1対1。これは普通の配合じゃない。これはすごい」
カリー子
「正しくない。それはわかってる。配合を細かくすることで諦めた人のこと考えた?」
「1対1対(1/2)。1対1対1じゃダメなんですか? と聞かれて考え直した」#料理家トーク
最初、1対1対0.5で紹介していたが、尊敬する編集者さんに1対1対1じゃダメなんですか? と言われ検討しなおしたとのこと。正しくないと言われたが、そこでカレーづくりを諦めた人のことはあなたは考えたんですか? と言いたい、とのこと。
数同士の関連と、頭に入ってこない。きれいな数字を心がける。分量の数、配合、順番。
— のーどみたかひろ (@nohdomi) August 30, 2022
わかりやすい数字、数字の組み合わせを使う。本は、すごく気にする。#料理家トーク
文字量が多いと難しくみえる。
— のーどみたかひろ (@nohdomi) August 30, 2022
10分くらい煮込む。
約10分煮込む。
これだけで2字違う。全体だと結構文字量がかわってしまう。#料理家トーク
カリー子「あまたのレシピ本を読んできた。」#料理家トーク
— のーどみたかひろ (@nohdomi) August 30, 2022
これまでイメージしたターゲットにはリーチしたんじゃないか?
— のーどみたかひろ (@nohdomi) August 30, 2022
これまで固い内容を伝えてきた。例えば、エンタメ的に伝えてみたら?
これからの挑戦として考えている。#料理家トーク
絵本なのか、化粧品なのか、
— のーどみたかひろ (@nohdomi) August 30, 2022
もっと幅を広げて発信していきたい。#料理家トーク
発想は天から降ってこない。
— のーどみたかひろ (@nohdomi) August 30, 2022
過去の経験の編み合わせ。常にインプットをし続ける。
そうしないとアイデアは生まれない。#料理家トーク
4年間で16冊出してきた。
— のーどみたかひろ (@nohdomi) August 30, 2022
その倍は、他の人のレシピを作ってる。
カレー以外にも、フレンチ、お菓子、・・・#料理家トーク
有賀「夜早くてたっぷり寝るらしいけど、タイムマネジメントどうしてる?」
— のーどみたかひろ (@nohdomi) August 30, 2022
カリー子「一人で過ごす時間が長い。友だち付き合いもほぼない。睡眠以外の16時間は100%フルの自分の時間」
「そんな時間がいいとは思わない。他の人を羨ましいとも思うけど、それが自分。おすすめはしない」#料理家トーク
参加者からの質問
Q.スパイス販売、出版、誰かに相談しますか?
— のーどみたかひろ (@nohdomi) August 30, 2022
A.自分の熱量が100%。それを超える熱量を持った人はいない。もしそうなら、すでに体現されてるはず。自分以外の誰かが90%だと、その10%を埋めないといけない#料理家トーク
視聴の感想
カリー子さんは、
想い(レシピを試した人、すべての人を幸せにしたい)があって、
思考(試作回数、ゴールに至る道までを考える能力)があって、
集中(自分の時間のほぼすべてを使う)があって。
クリエイターとしての矜持も思想も持ち合わせてる。
そして、現状に満足しないで、新しいチャレンジについても考えてる。
まるっと参考になる一時間でした。
ただ、時間の使い方、真似はできそうにないですね。それに、同じようにインプットはできないかもしれない。だけど、発想はインプット量と編み合わせで生まれる、は、まったくその通りだと思うので、自分なりに得意なインプットは探って、重ねていかないといけないな、と思いました。
有賀さんもカリー子さんもイベントの時間が足りない、という感想でしたけど、おもしろい話であっても集中して聴いてられる時間はあるので、まぁ次も一時間くらいで詰め込んでいただけるとありがたいです。
事前インタビューして、この話にはこのくらい触れておいて… というnoteさんと有賀さんの準備が見えてしまうけれど、自由に話していただいてもいいゲストが多いので、得られる情報量は少なくてもいいので、準備なしでも料理家トークやっていただきたいなと思いました。
印度カリー子さん、有賀さん、noteの皆さん、今日も素敵な時間をありがとうございました。
※文字量、数字、順番、細部にこだわって、調理する人のゆらぎを許容してもおいしくできる、カリー子さんのこだわりの新著はこちら(↓)
※本日の動画
※最後に紹介されていた、今、募集中のアイスムさんのコンテスト
(〜9月30日(金))
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