講談入門(ほぼ日の學校)
※「ほぼ日の學校 Advent Calendar 2021」21日目です。
講談ってこんなにおもしろい! | 神田陽子 | ほぼ日の學校 (1101.com)
私は、平家物語「扇の的」、漢文の「四面楚歌」などが好きです。
声に出して読み上げると、すごく気持ちいいです。中高の国語の授業で宿題として覚えさせられるのが大好きでした。
歴史をとうとうと語るものに興味があります。講談は私が好きなものに近いのかなというイメージを持っています。
最近は、テレビで、神田伯山さんをよく見かけますね。
流行っているうちに、いいもの、楽しいもの、みんながハマるものに触れたい気持ちはあります。
少しですが、神田伯山さんのYouTubeチャンネルを覗いたこともあります。
まったく聞いたことないわけじゃないけど、やっぱり講談といってもピンとこない。
こういう入門的な授業は非常にありがたいですね。自分の興味の幅を広げるのにいいです。
今後、義太夫節の入門とかもお願いしたいです。 > ほぼ日の學校さん
講談は、500年の歴史があるそうです。
大名や旗本に、戦話 軍談ものを読んで聴かせたものが元だそうで、その後、大道芸、辻講釈と呼ばれるようになっていったと言います。
なんてことを語るニュースキャスターの役割だったとも。明治には、お家騒動を告発して殺された講釈師もいたそうです。
江戸の後期、江戸市中に260近くあった講釈場も、今は、定席があるのは、 上野広小路亭一軒だそうです。
(TOPの画像は、新宿末廣亭です。)
女性のお客様が増え、女性に聞かせる講談のネタもあるそうですし、漫画やアニメの人気作品を講談にしたてたものもあるそうです。講釈師も、今では女性のほうが多く、男性の講釈師が少ないとか。今、流行っているけど、大きく変化を強いられている演芸なんですね。
漫才などでは、男女の役割を殊更に分けたものも減ってきているように感じますが、今回の「南部坂雪の別れ」「オペラ講談 椿姫」は、女性のキャラが立ったものです。女性の台詞は、女性が口にするほうが板がついてる、というと失礼ですが、意識的に女性の台詞を立てた本にしてあるのでしょう。私がハマる演題ではありませんでしたが、他の講談を聴いてみたくなりました。
だいたい15分くらい、長くても25分くらいのものだそうなので、肩肘張らずに聴けそうですね。年末年始、いろんな演芸がテレビで流れる季節に、予備知識として触れてよかったと思います。
「お江戸上野広小路亭」::日本有数の繁華街上野で落語・講談・古典芸能を楽しむ (ntgp.co.jp)
割と住まいの近くでやってるんですよね。ちょっと覗いてみたい。