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目の前のタスクの選択と、ずっと未来に備えるための行動選択の方法、今はコレだけ

「時間がない」「ほんとはこれやりたいのに全然できてない!」「将来のために、今、どう行動するのが正解?」

こんな考えが浮かぶことがある。こんな時、どう考えればいいか?

最近の私の目の前には、そうした場合の思考方法が、出そろった感があります。

目の前のこと

まず、現時点、今週、今年、あたりのことについては、もうこの本にすべて書かれています。

といってもまだ読んでいる最中なので、読んだ後に、もう少しちゃんと整理できそうです。読みかけなのに、今日、noteに書いちゃうのは、毎日noteを公開しているのに、今日、書くネタが思いつかないから。もっと役立つ感じに整理できるなら、後日、書き直します。すいません。

結局、目の前のタスクについては、この本で言われていることは、

・効率を上げれば上げるほど、ますます忙しくなる。タスクをすばやく片付ければ片付けるほど、ますます多くのタスクが積みあがる
・1日に詰め込めるタスクの量を増やしてもすべてをコントロールできない
・いつかタスクが片付いたら、楽しもう。といういつかは来ない

『7つの習慣』のスティーブン・コヴィーが元だと言われるビッグロックの法則「瓶の中に石を詰める場合、大きな石(重要な)から入れて、最後に砂(小さなこと)を入れればすべて瓶におさまる」というのは、イカサマ。最初から瓶に入る石しか用意していない。大きな石がもっとたくさんあったらどうすればいい?

だから、
「完璧にしようとすると実行できない。まずはじめてみる」
「上手に先延ばしする」
ことを考えましょう、という結論です。

まず着手する始めるためにできることは、例えば、

1.自分の取り分を最初に取っておく
今の私なら、noteを書く時間、コンテンツ制作時間、読書の時間、作歌の時間、体を動かす時間を最初から避けておく

2.進行中の仕事を制限する
例えば、重要な3つを選択したら、そのうち一つが完了するまで、他に着手しない。そうすれば、大きなタスクを流すと止まってしまうので、タスクを小さくせざるを得なくなる。「本を書き上げる」なんてタスクを入れちゃうといつまでも、空きができない。大きなタスクを細かく分割して、さらに並行作業を増やさない(システム開発で見る、Work In Processの制限ですね)

3.優先度「中」を捨てる
人生でやりたいことのトップ25を書き出す。そのうち上位5つに時間を使う(ここまでは、よくあるアドバイス)。それ以外、20個は捨てる。

葛藤は必ず出てくる。

空想のなかでは、どんな選択肢も捨てる必要はない。仕事で大成功しながら、家事や育児も完璧にこなし、日々マラソンのトレーニングに打ち込み、長時間の瞑想をし、地域のボランティア活動に参加する。そんなことができる。

無限の可能性でふくれあがった未来の観念は、未来そのものよりもいっそう豊かだ。

しかし、人生の時間はすごく短い。80歳まで4000週間。122歳まで生きても、6400週間。だから妥協せざるを得ない。

一流の弁護士や一流の芸術家になるには、まず他の可能性をすべて諦めて、法律や芸術に打ち込まないといけない。ほかにいいキャリアがあるかもしれないという誘惑を振り切って、法律や芸術で妥協する。

と、こんなことが書いてあります。今は、上手に先延ばしする。そのために、できることをやろうとしています。

この本のいいところは、それが恋愛や結婚について、どう考えるべきかについても書かれている点です。まぁ、現代人の必読書といっていいと思います。

将来のために今、何をするべきか?

では、「ちょっとまとめた時間が必要な資格試験」や「習得に時間がかかるチャレンジをしたい」をしはじめて、もっと先のため、例えば、「今、できてないけど、将来、できているといいなと思う仕事」のために、今、何をすべきか?

そのためには、最近受け取ったメッセージはこれです。

自分が時間を忘れてやってしまうような好きなことに
少しの社会性を持たせると この商売は食っていける
って言われて、最初あんまよくわかんなかったんだけど、

金が儲かるからとか、人気が出るから、じゃなくて
もう本当に理由なく時間を忘れてやっちゃうぐらい好きなことに
ちょっとみんなにわかってもらえるような例えができたりとか、
あー、だからおもしろいんだーって思わせるような説明力とかがつけば、
もしくは、自分がすごいおもしろいと思ってもののちょっとはじっこでいいから、ちょっと一般の人にわかるようなことに寄せれば、
それだけで食べていける

直近、自分のために取った時間で、続けられていることをベースに、そこにどう社会性を持たせるか。他人にわかってもらう工夫をするか。を考えます。

でも、社会性が何なのかわからない。もっと将来のために、今、正解はまるでわからないけど、この瞬間できることは何か? を切実に考えたい場面もあるでしょう。そんな時は、これです!

タイムスリップしたか、
ドラえもんに助けてもらったか、
それはわからない。
10年後のあなたに何かがあって、
「10年前に戻してください」と
強く願ったのです。
だからいま、あなたはここに戻ってきた。
そう考えましょう。


10年後の自分が
いまの自分に託したものは
いったい何だったのか。

これから洗濯でもしよう、晩ごはん食べよう、友だちと飲みに行こう、テレビを見ようと思ったこの瞬間に、もし大事な人生の分岐点があるとしたら、今、本当にやれる選択肢にはどんなことがあるんだろう? 将来の仕事のため、自分の得意分野に、社会性を持たせるためにできることは何だろう? 10年後からやってきたということは、今、この時点でやるべきことをやらなかったせいで、10年後に夢を諦めることになったか、今抱えている小さな問題を無視して、それが取り返しがつかない事態になったということ。10年後の人生が変わる瞬間が目の前に現れると結構切実です。

この辺まで考えることができれば、だいたい、今やるべきことに迷わなくなりました。私の場合ですが。

将来に向けてやりたいことができているか?

じゃあ、それを確認できたとして、それが正しいかったかどうか。それを確認する方法もあります。ここで「中景を見る」という作業が助けになります。

さっきの思考実験の中で、10年後の未来から来た想像をしましたが、その手前、例えば、4年後にどうなっていると嬉しいか。それを考えておきます。

4年後、どうなっていたいか? こちらの記事にあるようにオリンピックの年にそれを考えていないと、今、過去の時点でどう考えていたのかは確認できませんが、今、4年後に見返せそうな場所に、4年後どうなっていたいかメモしておいてください。オリンピックの年にやると思い出しやすいと思うので、今書いたとしても、来年も書いておくといいかもしれません。そして、時々、思い出した時に眺めてください。書いた1年後、2年後に見ると、あ、これもう叶ってる! そういえば、やりたかった仕事っぽいことしてるなー、といったことが出てきます。もちろん仕事だけじゃなく、プライベートなことも。

私は、この記事を読んだ2020年7月に書いて、半年に一回くらい、そういえば、何書いてたっけ? を確認します。もう当時から見た4年後、2024年が来年に迫っているのに、まったく叶わなそうな恥ずかしいことも書いてあるので、ここには書きませんが、でも、方向は合ってる気がします。目先の感覚ではなく、1年単位くらいの方向修正や、フィードバックを自分で行うことができます。

私が今、やっていること

整理すると、今、やっていることを羅列するとこんな感じです。

・やりたいこと全部やることは無理、「上手に先延ばしするんだ」と考える
・輝かしい未来を捨てて、妥協する
 (それが一流の成果を出せないこととは違う)
・日々、継続してやるための時間を確保する
・日々、継続することの中で、社会性を持たせられることがないか考える
・10年後の未来から急に時間を戻された時、今の選択に違和感がないか確認する
(大事な問題を無視してないか、日々やるべきことかた逃げてないか)
・4年後に自分が何をしたいかメモしておく。半年、一年に一度くらいにメモを見直してみて、どう感じるか考える


人によっては、将来がぼんやりしてるかもしれません。であれば、逆に「中景を見る」ことから始めるといいでしょうし、そのために、10年後の未来から自分がやってきて、今の生活を見てどう思うか考えるといいでしょう。そして、毎日、何かをやるために、輝かしい未来を捨て、妥協して、毎日やることを見つけるといいと思います。

ただ、こんなことを言う私が成功者でも何でもないので、実行する場合は、自己責任でお願いします。私は今、日々の選択をストレスなく行えていて、楽しく生活できてます。誰かの参考になりますように。

いい歌を詠むため、歌の肥やしにいたします。 「スキ」「フォロー」「サポート」時のお礼メッセージでも一部、歌を詠んでいます。