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クリエイティブになるための読書(86週目)

9月に異動して忙しくなったので読書量を減らしている。今週の読書量は、ちょうどよかったかもしれない。本当は、50ページ超、かつ重厚な文章の小説も週末に2日くらいは読みたいのだけれど、読み終わらずに翌日分と合わせて読むことが増えると、ちょっと気持ちに余裕がなくなる。日々、無理なく読み終わり、いろんなジャンルに触れた満足感が得られる、微妙なラインを探っているところ。


クリエイティブになるための読書「毎日、物語1つ、詩を1つ、論考を1つ」を継続中。基本は平日のみ。はじめた頃は無料の青空文庫と、読み放題のKindle Unlimitedから読んでいた。その後、もっぱら図書館で借りていたのだが、2023年末に引っ越した際、部屋の整理が追い付かず、借りてきた本が売ってしまう本の中に埋もれては困る、と帰省の際に自分の部屋にあった本棚から持ってきて消化していた。今は、自分の本棚にあった本の他、主に、古書店で手に入れた本が中心。

当日、読む作品を選んでから読み終わるまで1時間くらいのことが多い。短い時は30分、長い時は2時間。毎日のことなので、できるだけ時間はかけたくない。

感想

歌詞を読んでみたくなるのは、いつも大好きな番組『EIGHT JAM』で特集されるアーティストだから。直近の特集は、GLAYさん。「Winter, again」の「いつか二人で行きたいね 雪が積もる頃に」だけで泣きそうになる。雪国の出身でもないのに。でも、詞だけを音読しても実はあまり響かない。番組でTAKUROさんが話されていたが、ボーカルのTERUさんの表現が豊かなため、TERUさんの歌に説得力を感じると、歌詞を薄くするそう。強い声に強い声は胃もたれを起こすから、と。レコーディング時点でも、TERUさんの表現がしやすい言葉に変えるという。完全に、歌と歌い手と不可分な詞の存在の仕方もあるんだな。おもしろい

評論

大前研一さんの「異端者の時代」と「8時だョ全員集合伝説」。読書量を減らしている最中なので、今週は、プロローグのみ。両方とも読むのが楽しみ。

物語

小説も新しく読みだした本「もう探偵はごめん」。こちらは神保町ブックフェスティバルでカートにあった本。ボリューム的には30ページくらいとちょうどいい短編が続く。

実績

太字は、気になったもの、気に入ったもの

2024/11/4(月)
(おやすみ)

2024/11/5
(火)
・【短歌】森岡貞香(「現代短歌の鑑賞101」)森岡貞香
・はじめに=異端者の時代を迎えて(「異端者の時代」)大前研一
・【物語】札束恐怖症(「もう探偵はごめん」)コーネル・ウールリッチ稲葉明男訳

2024/11/6
(水)
・【歌詞】Winter, again(GLAY)TAKURO
・土曜八時に全員集合!(「8時だョ全員集合伝説」)居作昌果
・【物語】東海道・見付宿(「剣客商売(三)」)池波正太郎

2024/11/7
(木)
・【詩】来歴(「現代詩の鑑賞101」)宗左近

・【評論】ピタゴラスの生理(「アメリカ性革命報告」)立花隆
・【物語】もう探偵はごめん(「もう探偵はごめん」)コーネル・ウールリッチ稲葉明男訳

2024/11/8(金)
・【詩】愛(「英詩鑑賞入門」)ジョージ・ハーバード
・【エッセイ】笑いと逸脱に満ちた山口昌男体験記(「極楽迄ハ何哩」)(「午前32時の能年玲奈」)中森明夫
・【物語】現実(「おのぞみの結末」)星新一

2024/11/9
(土)
・【詩】薔薇の木/雑草の研究(「現代詩の鑑賞101」)髙橋睦郎
・野球って、そんなに頭を使うものなのか(「野球は頭でするもんだ!」)野村克也
・【物語】斬殺(「故郷忘じがたく候」)司馬遼太郎

これまで読んだリスト

(同じことをしてみたい人のために。本を選ぶ参考にどうぞ)

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のーどみたかひろ
いい歌を詠むため、歌の肥やしにいたします。 「スキ」「フォロー」「サポート」時のお礼メッセージでも一部、歌を詠んでいます。