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クリエイティブになるための読書(89週目)

今週はハマれる作品があまりなかった。でも、読んでよかったと思う作品もちょこちょこあって、そこそこに楽しめました。相変わらず、仕事が忙しくて、読書量は少なめ。12月は公私ともにもっともっと忙しくなるので、さらに減るかもしれない。


クリエイティブになるための読書「毎日、物語1つ、詩を1つ、論考を1つ」を継続中。基本は平日のみ。はじめた頃は無料の青空文庫と、読み放題のKindle Unlimitedから読んでいた。その後、もっぱら図書館で借りていたのだが、2023年末に引っ越した際、部屋の整理が追い付かず、借りてきた本が売ってしまう本の中に埋もれては困る、と帰省の際に自分の部屋にあった本棚から持ってきて消化していた。今は、自分の本棚にあった本の他、主に、古書店で手に入れた本が中心。

当日、読む作品を選んでから読み終わるまで1時間くらいのことが多い。短い時は30分、長い時は2時間。毎日のことなので、できるだけ時間はかけたくない。

感想

文章同様、ユーモアがあって、調子がいいので、漱石の俳句はいい。最初は、ん? と思ってたけど、段々よくなってきた。

評論

店舗紹介の間、閑話休題的なエッセイ「カツカレーと蕎麦屋のカレー」。テンポのいい文章。もちろん、このエッセイ中にも、いくつか店舗が紹介されている。

名古屋に行ったら、「錦」のカレーうどんが食べたい。

物語

娯楽小説、かくあるべし。おもしろい、読ませる、最後にホロっとする。いいなぁ。まだまだ先があるのが楽しい。でもいろんな小説を読みたいので、池波正太郎先生は、週に一回まで。

実績

太字は、気になったもの、気に入ったもの

2024/11/25(月)
・【詩】腐刻画/沈める寺/詩神(「現代詩の鑑賞101」)田村隆一
・名文を読め(「文章読本」)丸谷才一
・【物語】ある幸福(トオマス・マン短編集・実吉捷郎訳)

2024/11/26(火)
・【短歌】浜田到(「現代短歌の鑑賞101」)浜田到
・ぢやあ、よろしい、僕は地獄に行かう(「私という小説家の作り方」)大江健三郎
・【物語】夢の検閲官(「夜のコント・冬のコント」)筒井康隆

2024/11/27(水)
・【詩】山の精/暑さ(「アメリカ名詩選」)H.D.
・【評論】優しいポルノグラフィー―陸奥A子編(「花咲く乙女たちのキンピラゴボウ(前篇)」)橋本治
・【物語】刀と鞘(「10分間の官能小説集」)睦月影郎

2024/11/28(木)
・【詩】葱/後庭のロダン/無口な船長(高村光太郎)
・【評論】アメリカ版事業機会の窓(「異端者の時代」)大前研一
・【物語】嘘の皮(「剣客商売(三)」)池波正太郎

2024/11/29(金)
・【俳句】明治三十一年(「漱石俳句集」)夏目漱石・坪内稔典編
・【エッセイ】カツカレーと蕎麦屋のカレー(「東京カレー食べつくしガイド104/380店」)小野員裕
・【物語】おのぞみの結末(「おのぞみの結末」)星新一

2024/11/30(土)
・【詩】シャンソン/昨日/蛙の住む沼(アポリネール・堀口大學訳
・英国を支えた異端の紳士たち(「大英帝国衰亡史」)中西輝政
・【物語】カチカチ山事件(「夜のコント・冬のコント」)筒井康隆

これまで読んだリスト

(同じことをしてみたい人のために。本を選ぶ参考にどうぞ)

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のーどみたかひろ
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