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情報モラル教育に関する指導の工夫

 本日、情報モラル教育指導者セミナーを受講したので、今後に活かす点をピックアップしよう。
(注意)この記事は、筆者が特に気になった点をピックアップしており、セミナー全体の概要ではありません。筆者個人のメモとしてご理解ください。

1.ポイント

 情報モラル教育の「指導時間」を確保し、「自分ごと」として考えさせ、知識だけではなく、「判断」する力の育成する。

(例)「指導時間」
→ 教科指導の活用場面で短く指導。
(例)「自分ごと」
タブレット端末は、画面より30センチ離すルールである。
→ これをいかに、生徒児童に自覚させるか。
(例)「判断」
ネット上に知り合った人と会わない。ではなく、
→どのような特徴があったら、危険と判断すればよいか判断する。

2.指導時間

 道徳の年間計画、公開授業、保護者会、外部講師、夏休みの課題、通常モラル教育の延長、外部への情報発信機会、家庭でルールをつくってもらう仕掛け、タブレットの使い方を生徒が啓発。その他に、たくさんの事例があった。

3.学習指導要領を読む

 教職員の意識を統一させるためにも、学習指導要領を読むことも大切である。

 情報モラルとは,「情報社会で適正な活動を行うための基になる考え方と態度」であり,具体的には,他者への影響を考え,人権,知的財産権など自他の権利を尊重し情報社会での行動に責任をもつことや,犯罪被害を含む危険の回避など情報を正しく安全に利用できること,コンピュータなどの情報機器の使用による健康との関わりを理解することなどである。
 このため,情報発信による他人や社会への影響について考えさせる学習活動,ネットワーク上のルールやマナーを守ることの意味について考えさせる学習活動,情報には自他の権利があることを考えさせる学習活動,情報には誤ったものや危険なものがあることを考えさせる学習活動,健康を害するような行動について考えさせる学習活動などを通じて,児童に情報モラルを確実に身に付けさせるようにすることが必要である。その際,情報の収集,判断,処理,発信など情報を活用する各場面での情報モラルについて学習させることが重要である。

小学校学習指導要領解説 総則編

※参考情報


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