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19歳・高卒・未経験から3年でフリーランスエンジニアになった実際の流れ

こんにちは。ノエルです。

いきなりですが、僕は19歳・高卒・文系・未経験から3年でフリーランスエンジニアになりました。
今回はそんな僕がどんな経歴を辿ってフリーランスになったのかを少しお話ししてみようと思います。

僕の実際の経験がギュッと詰まった内容のため有料とさせていただきました。
これからフリーランスを目指す人は、どうやったらフリーランスになれるのかよくわからない、ぼんやりとした不安があると思います。
この記事を読んでいただければ、実際にどのような流れで会社員からフリーランスまで辿り着けるのかというイメージが鮮明に描けるようになると思います。

この記事を読んで欲しい人…

  • 高卒でエンジニアになれるのか気になる人

  • どうやったらフリーランスになれるのか知りたい人

  • 就職、転職で悩んでいる人

  • 挑戦したいことがあるけど不安な人

  • なんでもいいから勇気をもらいたい人


1. 大学受験をやめてエンジニアの道へ

冒頭で「19歳から3年でフリーランスに」と書きましたが、なぜ19歳からだったかというと、実は大学受験で浪人をしていた時期があるからです。

当時は、大学に行くことが自分のなかでは全てで、高卒で働くということは頭によぎることもありませんでした。

そんな中、たまたま見つけたYouTubeの動画でエンジニアという職業に興味を持ちました。当時僕は大学に行きたい理由が明確にあったわけではなく、友達がみんな大学に行くからとか、周りにいい顔をしたいからとかそんなものだったので、ふと「俺はなんで大学受験をしているんだ?」と考えてしまいました。

それをきっかけに、僕は大学受験をやめてエンジニアの道に進もうと決心しました。

当時のエピソードは、「センター試験直前に大学受験をやめてエンジニアになった話。」という別記事に書いたので、この記事の最後にリンクを貼っておきます。

2. プログラミングスクールから1社目の就職へ(3ヶ月)

高卒でエンジニアになったというと、もともとPCに親しみのある理系チックな子だったんでしょう?と思われるかもしれませんが、当時の僕のスペックはというと、PCもろくに触ったことのないただの文系少年でした。
そのため、独学で勉強するよりは有識者に面倒を見てもらいながら基盤を固めるのが吉だろうと考え、プログラミングスクール(テックキャンプ)に通うことにしました。(結果、これは大正解だったと思います)

プログラミングの知識が全くゼロの状態からの勉強だったので、最初は頭を抱えながら四苦八苦してました。1日10時間くらいやることもあったのを覚えています。
今でもその当時の記憶は、勉強しながら聞いてた音楽とともに鮮明に思い出されて、なんだかエモい気持ちになります笑

2ヶ月の勉強期間を経て、ついにスクールを卒業し、就職活動の時期がやってきました。

僕の当時の就活戦略はというと、

とにかく未経験でも拾ってくれそうなところに片っ端から声をかけまくって、よっぽど悪い条件じゃなければ採用してもらえたところに行こう!

という戦略でした。

というのも、当時の自分のスキルなんてスクールで多少プログラミングをかじったことがあるというだけで、企業からしたら今後の成長に期待して採用するしかないはずです。そうなったら、こちらから企業を選んではいられないし、お金をもらいながら勉強して実務経験を積めるなんて、正直ありがたすぎる話だと思ってました。

正確には覚えていないですが、Wantedlyを使って20社くらいにメッセージを送って、そのうち返事があったのが5社くらい。その中で2番目に面接に行った会社で内定をもらって、そこに就職することに決めました。(自社開発・受託・SESどれもやっている会社でした)

一つその面接でやらかした恥ずかしい話をここで挟みます😅

僕はバイトもほとんど経験したことがないくらい社会のことがわからないお子ちゃまでした。
面接に行ったとき、まず初めに名刺を渡され、それをどうしてよいかもわからなかったのでとりあえず受け取って机の端に置いておきました。
面接が終わって帰路につき電車に乗ったあたりで、僕は血の気が引きました。
もらった名刺がどこを探しても見つからないのです。
それもそのはず、会社の机に名刺を置いてきていました…。
でもありがたいことに採用していただき、入社後に"とんでもない新人"としていじられることになりました笑

3. 基礎能力を培った1社目(2年)

採用していただいた会社に就職し、最初はわからないことだらけでしたが、周りの先輩や上司が優しい人ばかりで、いろいろなことを教えてもらいました。
実務の中での技術面に関してももちろんですが、社会人としての振る舞いも教えてもらいました。

一つ後悔があるとすれば、もっと出社するべきだったなと思っています。
僕が入社したのが2020年でコロナ禍だったこともあり、最初の3ヶ月出社してからは、あとは基本的にリモートワークで仕事をしていました。

最初の数年は先輩から学ぶことで成長していくことがほとんです。そんな中リモートワークをしてしまうと、どうしても先輩とのコミュニケーションが減るし、質問も気軽にはしにくくなってしまいます。当時は「リモートワーク最高!」と思ってましたが、今思うと出社してもっといろいろ教わるべきだったなと思います。

4. 年収アップを目指した転職活動(2ヶ月)

そんなこんなで2年が経ち、スキルもある程度ついてきたのでもう少し年収を上げたいと思い、会社に所属しながら転職活動を始めました。

この時の条件としては、

・年収が上がること
・自社開発企業であること
・リモートワークができること

の3つでした。

条件に合いそうな会社をリストアップして、たしか5社くらいにメッセージを送ったり軽くWeb面談をしたりしました。

ですが、実は最終的に転職したのはこの中の会社ではありませんでした。

というのも、転職活動中にWantedly経由でスカウトが届いたからです。
こんな自分にスカウト?とびっくりしましたが、話だけでも聞いてみようと思って面談をしたところ、転職の条件に全て合致する企業で、なおかつやっていることも面白そうな内容だったので僕は迷わずそこに決めました!

年収は100万円ほど上がりました。

自分の市場価値がこの2年で多少は上がったんだなと感じて嬉しかったですし、転職って案外簡単にできるんだということを実感しました。

5. スキルと自信を身につけた2社目(1年)

転職先の会社は完全自社開発の企業で、いままでとは勝手が違って驚きに溢れていました。
とりわけ、社内のCTOのレベルが高すぎて、正直言っていることを理解するので精一杯でしたが、「なんだこのつよつよエンジニアは…!」という畏敬の念とともに、こんな人と仕事ができているのはありがたいことだなとも思いました。

2社目でも仕事に慣れてきたころ、貯金をもっと貯めたいと思うきっかけがあり、副業を探し始めました。
たまたま自分が所属していたコミュニティで仕事を紹介してくれる人がいて、僕はそこで業務委託という形で副業をさせてもらえるようになりました。業種は同じくエンジニアでプロダクトの開発でした。

本業と副業で1日をフルに開発に充てるような日々が続き、かなり技術力が鍛えられました。

6. そしてフリーランスへ

ある程度エンジニアとしてスキルがついてきたなと思うと同時に、僕の中である"思い"が芽生え始めていました。

それは、

自分の力でお金を稼げるようになりたい。

というものでした。

ここでいう"自分の力でお金を稼ぐ"というのは、自分で開発したプロダクトや自分で作ったサービスでお金を稼ぐということです。

もちろん、会社に所属して会社からお金をもらうことが悪いことだとは全く思っていません。ただ、自分の性格的に、自分でなにかを作り出すということにとても意義を感じるタイプだし、そっちの方が楽しそうだと思ったというだけの話です。

そういうわけで、自分で何かを作ることにもっと時間と労力を割くためには、このまま会社でフルタイムの仕事をしてはいられないと考えるようになりました。

とはいえ、やっぱり会社を辞めて個人でやっていくのは怖いという気持ちもありました。
そんな自分の背中を押したのは、今までの自分の経験と実績、そして信念でした。

これまで、未経験からの就職・転職・副業といろんなことを経験する中で、

スキルさえあれば仕事はもらえるし、仕事はいつからでも変えられる

という自信がありました。

だから、たとえフリーランスになってうまくいかなくても、また企業に就職すればいいだけだ、と気が楽になりました。

それに、僕にはずっと大事にしている"信念"があります。

それは、

自分でやってみなければわからない

というものです。

これは、自分が大学受験をやめてエンジニアになったときに強く感じたことで、それ以来ずっと大切にしている考え方です。

僕が当時エンジニアを目指そうとした時、正直自分がパソコンで仕事をしている姿すらも想像できなかったし、世間の未経験エンジニアに対する波風もあまりいいものではありませんでした。
だから僕はかなり不安を抱えたままこの道を歩み始めたんです。でも、実際にやってみるとプログラミングはめちゃくちゃ自分に合っているし、就職も案外すんなりいくしで、「あのときの不安はなんだったんだろう。結局やってみないとわからないな。」と強く感じました。

この信念があったので、フリーランスという働き方も人生の中で一回は経験してみないとどんなものかわかんないよなと思い、会社を辞める決断をしました。

そして現在はフリーランスエンジニアとしてお金をもらいつつ、自分の力でお金を稼ぐべく、自分のプロジェクトを進行中です。

フリーランスになってみて思うこと

フリーランスになってみて、やっぱり自由ってすばらしいと思うと同時に、自由には責任が伴うとも感じています。

定時勤務という制約から解放されてウキウキだったのは最初の3週間くらいで、それからは生活していくために自分を律しなければいけないというジレンマがやってきました。

いずれにしても、僕はフリーランスになるという決断をして良かったと感じています。
フリーランスになって、より自分で生きることの喜びと大変さを感じているし、それと同時に人との繋がりの大事さも日々痛感しています。

これからも、自分でお金を稼げるように自分を律して努力をしつつ、自分らしい生き方をしていこうと思います。



最後まで読んでいただき、ありがとうございます。
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今後は、フリラーンスとしてサバイブしていく方法や、自分の人生を生きるための人生哲学的な記事を書いていこうと思うので、気になる方はnoteのフォローお願いします🙏


冒頭で話した「センター試験直前に大学受験をやめてエンジニアになった話。」の記事はこちらです。



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