【映画】ラストマイル
TBSヒットドラマ『アンナチュラル』と『MIU404』の世界とも交錯するという新しいスタイルの映画『ラストマイル』
はじめに…
出演者を見るだけで、文字通り「役者が揃っている」作品だ。
それ以上の内容を知らないまま、時間の都合がちょうどよかったので映画館で観てきた。
出演者
出演者だけを見ても、おもしろくないわけがないじゃないですか。
出演者だけを見てエンターテイメント性を感じる作品。
でもそれだけにとどまらない社会派の映画だった。
内容
日常で想像はしていたが、クリアに現実を見ようとしていなかった。
そんな世界がそこにはある。
ただ、かつての私はあの場面にいたし、家族はあの場面を担ったことがある。別世界ではないのだ。
みんなの家のドアと繋がっている世界だ。
とてもじゃないけど、地上波では取り扱えないような作品だ。
舞台となるショッピングサイトの倉庫は、どこで撮影したのか気になった。エキストラの数も気になった。
従業員数に対する社員数にも驚いた。
注意
想像以上に破壊力のある爆音に驚いてしまった。
こちらは予測不能(回避不能)の場面もあるので注意が必要だ。
アンナチュラルの世界では、目を背けたくなる場面もある。
こちらも注意が必要だが、予測は可能なので、目を背けることも可能だと思う。
クレジット
映画では珍しいテロップが最後に出る。
注意して最後まで見ていただきたい。
終わりに…
映画館からの帰り道、
ショッピングサイトの倉庫へ向かうバスを待つ列の横を通る。
なんとも言えない気持ちになった。
みんなの便利は、誰かの仕事で成り立っているのだ。
等価交換であってほしいと願う。
今まで以上に感謝を忘れないようにしたいと思った。