ベンゾジアゼピンの危険性(是非読んでいただきたいです)
いつも応援していただきありがとうございます。
今回は思いとしてはとても強いけど、蓋をすることにしたベンゾジアゼピンについて書かせて下さい。
同じ苦しみを誰にも味わってほしくない思いで、経験談と思いを書かせていただきます。
僕自身の病気を改めて、
三鷹の園田医院というところで、風邪で処方された、ベンゾジアゼピン系安定剤のデパス。
若かった僕は不眠症でも無いのに何の疑問もなく眠りやすいからと飲み続け、眠れなくなれば新たなベンゾ系の薬に変えていき、量も増え、
はや13年ほど経った頃、(その間病院は6か所変わっている)
体に異常が起きます。
あれ?物が飲み込めない?
そこから最終的にどう頑張っても喉から食べ物が跳ね返ってきて、腹ペコでも飲み込めず体重は今より20キロほど痩せてしまいます(40キロくらいに)
そして、ある日足が鉛みたいに重くて、会社からの帰り道帰れなくなったり。
最終的には光や音の刺激で外に出れず、
毎日吐き気を催すようになります。
そして強烈な頭痛。
アトピーも起こり耳がちぎれてきたり、
その頃には救急車で運ばれ続けて、点滴のし過ぎで腕は真っ黒に。
こうなっても、医師には原因がわからず、
心の病気として扱われます。
うつ病と医師には言われたくせにもがく僕からは友達も離れ、家族には勘当されてしまいます。
仕事も失い、永遠と激痛とトイレで吐き続ける日々に精神的に疲弊し、
何日経ったか、昼かもわからない生活に、
絶望、地獄という言葉で表せない経験をしました。
結局、その後、専門家がみるとベンゾジアゼピンによる感作障害と診断が付きます。
それらを研究している先生にはこう言われました。
ベンゾジアゼピンという薬はおかしい。
そう精神科医は顔を合わせるとみんなが話し、納得してくれる。
ただ誰も学会の発表では口を開かない。
これは製薬会社と医療界の問題で一患者がどうこうできる問題では無い。
アメリカやヨーロッパの前例でもはっきりしているから悔しいだろうけど、大人しく薬を飲まずに3年、4年過ごせば必ず良くなるから頑張って過ごしなさい。
その間に生きる方法として、精神科の病名で障害を認定してもらうのは理にかなっている。
このような説明でした。
この話を聞いた時、落胆は殆どなく、
逆にスッキリした帰り道を覚えています。
医療や行政にすがるのをやめ、
自身でなんとかしようと発起するきっかけにもなりました。
僕はたまたま発達障害もあり、
その状況とベンゾジアゼピンの薬のミスマッチが禁忌になってしまったようで、
みんながみんな起こることではないということも話をとてもややこしくしました。
ただ、お伝えしたいのは
それが100人に1人でも、
300人に1人でも起きてほしく無い。
こんな苦しみ、この世にないと思えるほどの苦しみを誰にも味わってほしくない。
そう願っています。
少し眠れないから週に一度や二度マイスリーやデパスを使っている方は1番良い引き際と思いますし、
(アモバン、リーゼ、ワイバックス、メイラックス、ハルシオン、サイレース、他多数)
毎日使わないと全く寝れない方は
ぜひ一度考え直して欲しいです。
ベンゾ系を継続的に摂ることは、
眠れなくなるだけでなく、
量や種類を必ず変えていかないといけません。
そして量と種類をいくら変えたところで、
脳はベンゾ系の薬によって色んな角度から変化をしていきます。
コップの水が表まで溢れた時、
飲んでも飲んでも薬をやめた時と同じ禁断症状が続くことになります。
病気になると、ベンゾジアゼピン離脱症候群、中枢神経感作障害等は病名としては存在しますが、それを診断する医師は日本にはいません。
診断も無ければ保証も治療法もありません。
謎の症状で数多くの精神病の診断名がつきます。
僕は少なくとも7つくらい精神疾患の病名を持っていますが、本当にそれらの診断が自分なら僕はこんな風に文章も書けないし、
僕という人間からは想像し得ない人間だと思います。
精神科医も本当はわかっています、
だけど、薬害なんて言えない。
同じ薬を永遠と飲むことは、
ベンゾに限っては渡っている綱渡りの綱がどんどん細くなっていっているのと同じです。
いつ切れてしまうかはわからないんです。
薬が無いと寝れないのに、こんなことを読むと不安になる方もいるかもしれませんが、
必ず、道はあります。
放置して、あとで引き受けるにはあまりにも重たい選択なんです。
今、現在は2016年からベンゾ薬のガイドランインは代わり、基本的には2週間以内の処方になりましたが、今だに医師は軽はずみに出し、断薬の知識をもっていません。
医師のベンゾ薬に関する認識は、
この薬は安全です!というもの。
問題が起きると、こういわれます。
それは、
患者の持っていた現症状がベンゾ薬によって抑えられていたが、効きにくくなり表に出てきた。
というものです。
この人は頭痛も吐き気も持っていたが、
それをベンゾ薬で抑えることが出来ていた!
と言うのです。
ものすごく怖いことですが、
かつてベンゾジアゼピンの被害者団体の集団訴訟もありました。
名古屋の最高裁。
医師の主張も同じ物でした。
そこで原告側は残念なことに敗訴しています。
現在までベンゾジアゼピンの被害は拡大して、この決まり文句もいまだに使われている。
被害者団体に協力的だった医師はみな、製薬会社に潰されたと聞きました。
本当は、
心からのこの薬の危険性を広める活動ができたらたらと思いますが、
当時、国会議員の先生にも合い、
国会の勉強会でベンゾの禁止やガイドラインの制定を進めている医師にも会いましたが、
あまりにも闇が深くて、自分の力でこれは、、、と思いました。
ただ、この記事を書くことはできます。
読んでいただくことはできるはず、
社会の闇は置いておいても、
これをたまたま読んだ方の人生がもし守られる少しのきっかけになればと、
切に願います。
とにかく飲まないで下さい!
医師がなんと言おうと、減薬の道を探して下さい。
頓服までにとどめて下さい。
お読みいただきありがとうございました。
みんなが幸せであります様に。
僕は引き続きこの病を乗り越えることに賭けていきます。