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【読書メモ】0~3歳までのモンテッソーリ教育で才能をグングン伸ばす

育休中に始めたこのnote。最初の投稿こそ子育て本の読書メモだったが、それから朝井リョウのエッセイにハマるなどし、ぜんぜん子育てに関する本を読んでいなかったことに気づいたので、今日はこちらを読んでいく。

私が把握しているモンテッソーリ教育について事前に書いておくと、

  • イタリアのモンテッソーリさんが始めた

  • 藤井聡太がこの教育を受けたので一躍有名に

  • 自主性を育てる

  • なにかに集中させるのが大事

  • ロールプレイをさせるのが大事

ざっとこんな感じである。この程度の理解なので、この本を読んだあとに、理解が深まっていることを願う。


  • モンテッソーリ教育は1907年にイタリアのモンテッソーリさんが初めたのが起源。モンテッソーリさんは女性医師。

「自分一人でできるように手伝う」、これが、モンテッソーリ教育の本質なのです。

藤崎 達宏. 0~3歳までの実践版 モンテッソーリ教育で才能をぐんぐん伸ばす! (三笠書房 電子書籍) (p.33). 三笠書房. Kindle 版.

子どもは親が思ったより何でもできる。なるべく子どもが自分自身でできるように環境を整えてあげることが親の役目、という考え方。

  • モンテッソーリは早期教育ではない。適時教育。適切なタイミングで適切な環境を整えてあげる。早けりゃいいってもんじゃない。

  • 0~6歳が必要な能力の80%を習得するので最も大事な時期である。

モンテッソーリ教育で最も重要な成長サイクルがコチラ。

  1. 自分の置かれている環境を興味・関心を持って散策する。

  2. 成長できそうな活動を自分で選択する。

  3. その活動に集中する。繰り返す。

  4. 上達することで、満足感と達成感を得る。

  5. その能力を習得する。

  6. 自分で出来た「自己肯定感」が高まる。次の新しい活動に挑戦する。

これがモンテッソーリ教育の真髄である。逆に言うと、これの反対のことをしてはいけないのだが、結構親はやりがち。例えば、以下。

  1. 部屋をものすごくきれいに片付けて何もない状態にする。

  2. 親から何かを与える。子どもが自分で選択できない状態にする。

  3. 集中してるのを邪魔する。親が代わりにやってしまう。

そして、神経細胞が最も活性化する瞬間が「3本指を動かしているとき」なのです。「3本の指は突出した脳である」とモンテッソーリが称したほど、3本指は脳を刺激するのです。

藤崎 達宏. 0~3歳までの実践版 モンテッソーリ教育で才能をぐんぐん伸ばす! (三笠書房 電子書籍) (p.49). 三笠書房. Kindle 版.

「指を動かすのがいい」とはよく聞いたものだが、事実のようだ。特に親指、人差し指、中指の3本は外に出てきた脳みそだとモンテッソーリさんは言っていたらしい。想像したらめっちゃキモいが、それくらい大事ということを覚えておこう。

  • 赤ちゃんは意外にも秩序を重んじる。授乳する場所、おむつ替えの場所、運動する場所、寝る場所の4つのスペースを用意し、この4つはできるだけ同じ場所でやる。

  • 適切な成長のタイミングで適切な環境を整える。例えば、握るブームのときは握るおもちゃ(ガラガラなど)、つかまり立ちを初めそうなときは、棚を用意するといった具合に。

そして、親がしてしまう最悪の選択は、「ベビーカーに縛りつける」ということです。 早いから、楽だから、安全だから、という理由だけでベビーカーだけの生活をさせていると、体幹が育たず、手指を使えず、その結果脳の成長も遅くなります。

藤崎 達宏. 0~3歳までの実践版 モンテッソーリ教育で才能をぐんぐん伸ばす! (三笠書房 電子書籍) (p.140). 三笠書房. Kindle 版.

歩くようになったら、たくさん歩かせること。体幹を鍛える。そうすると、手がたくさん使えるようになる。いつまで経ってもベビーカーを使うなど、過保護になるのは発達によくない。

  • 1歳までは素足でいい。土踏まずが形成されるので、ハダシでたくさん歩くこと。

  • モンテッソーリの教具は手作りが可能。色々な”お仕事”を与える教具を作ろう。(落とす、入れる、通す、つまむ、はさむ、ひねる、ねじる、etc.)

  • 棚とトレイを準備する。自分で片付けさせる。

  • 机とイスも準備する。上記のお仕事をするため。足が地面につくのが重要。

  • 繰り返し・集中現象が発生したら、その教具は成長のタイミングと合っている。あとはとにかく邪魔しないこと。


次の章からは2歳以降の話だったので本日の読書メモはココまで。

とにかく成長のタイミングに合わせた適切な環境を用意するのが大事であると理解した。

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