フリーランス(Webライター)の仕事と100kmウォーク
どうも、のだぺんです!
現在自分は会社に属さないフリーランスとして働いているのですが、その理由のひとつに「遠征して100kmウォークに参加したい」というのがあります。
自分で働く日時と場所を自由に決められる仕事だからこそ、あらゆる場所のウォーキング大会に参加できているといった感じです。もちろん完全に自由があるわけではないのですが💦
そこで今回は自分の仕事について、100kmウォークを絡めながらお話をしようと思います!僕が勝手に思っている100kmウォークに狂うためのキャリアプランをお伝えしますので、こういう人もいるんだくらいのつもりで最後まで読んでいただけると幸いです!
読む前の注意点:
一部、自分がフリーランスになるために利用したサービスや情報商材などの紹介がありますが、PRではありません。(ぶっちゃけ高いし、今やっているかどうかわからないサービスもあるので…)
ただ、PRとして自分が参考にした書籍に関する広告はところどころで掲載しております。ご了承ください。
今している仕事について
今自分がフリーランスとしてしている仕事をざっと紹介します。
Webライター(主にSEOライティング)
Webライターは、簡単にいうと企業のブログの執筆代行をする職種。いくつか種類があるのですが、自分は主にSEOライティングをしています。
SEOライティングは、特定のキーワードでGoogleやYahoo!の検索結果の上位に掲載されるような記事を作成する仕事。SEOは検索エンジン最適化といって、サイトがGoogleの検索エンジンのアルゴリズムに評価されるようさまざまな施策をすることです。
検索結果の上位に掲載される記事を作成することで、企業のサイトに訪問するユーザーが増える
→そのユーザーが企業の製品について知る・興味をもつようになる
→お問い合わせや製品の購入へとつながり、企業の売上になる
というのを実現するためにSEOライターという職業があります。
検索順位によってぺージの閲覧数が大きく変わるためSEOの知識をもったライターが必要なわけです。
意外といつも見ているメディアも、その企業の担当者が書いているのではなく、SEOライターが書いていたり。
ちなみに基本的に取材はほとんどなく、本やサイトで情報を集めています。いわゆる、こたつ記事ライターみたいなもんですね。
コンテンツディレクター
コンテンツディレクターは、企業ブログのメディア編集長みたいなもの。ライターさんに依頼した記事チェックし、クライアントに納品するのが主な仕事です。
わりと中間管理職に近いポジションで、ライターの管理と、記事の品質管理、クライアント対応などをします。依頼内容によってはライターの採用や給料の支払いなども対応しなければなりません。
MEO対策
MEOはGoogle Mapの最適化で、Google Mapの特定のキーワードでお店や会社が優先的に表示されるための施策。
Google Mapからお問い合わせや来店につながるよう、Google Mapに情報を書くのがメインです。
人によってはコメントの返信をしていたり、戦略の策定をしたりすることも。
なんでフリーのWebライターになったの?
ここから長い自分語りが続きます。情報だけ見たい方は「フリーのWebライターになるには?」までスキップしてください。
僕は今年でフリーのWebライター5年目になるのですが、もともとWebライターなんて仕事やったことなかったし、そんな仕事があるなんてことすら知りませんでした。
ざっとこれまでの経歴を紹介。
~2017年3月:大学院の機械工学科で研究をする
(今見返すと意味のわからない論文)2017年4月~:自動車部品メーカーに入社し、自動車部品の開発に携わる
2020年4月:退社
2020年7月~:Webライターに転身
そんな感じでこれまでの仕事と全く関係ありません。なんなら大学院出てわりとホワイトな企業に入社して、まじめに働けばそこそこ高収入(50代には年収1,000万円)目指せたのに…
それでも会社を辞めることを決意しました。そんな感じで会社を辞めるところからライターに転身するいきさつを解説します。
新卒で入った会社で社会不適合者であることがよくわかった
会社をやめたかった理由を語ると大量の愚痴で埋め尽くされてしまうので割愛しますが、ネガティブな理由をざっと語るとこんな感じです。
自分が何のために働いているのかわからない
仕事内容・業界にまったく興味がないのに、勉強とかスキルアップとかしたくない
同じ場所にいるの飽きた
チームで仕事するのとかコミュニケーション取るのが苦手
手先が不器用なのに手作業ばっかでぜんぜん仕事ができない
こんな感じで、僕は社会人が向いていないのではと思いました。3年で判断するには早いという意見もあるかもですが、苦手なことを続けるのはできませんでしたね。
ちなみに2021年に一度転職したことがあったのですが、ほぼ同じ理由でムリだと感じて半年でやめています。(そのときはベンチャー企業だったからさらにきついところもあったけど。)
少なくとも社会人向いていないなという感じがずっと心に残ったまま働いていました。
小さな成功体験・本気で取り組んだ体験が自分の漠然とした夢を目指すきっかけに
ネガティブな理由も多くありましたが、一方でポジティブな理由も。
YouTuberやサイト制作者など、一人でも生きていける仕事がしたい
好きなことで生きていきたい
自分の名前が残る仕事がしたい
旅しながら生活したい
恥ずかしい部分もあるけど、これが27歳(2020年)の自分が思っていたことです。ちょうど2019年~2020年にいろんなビジネス系YouTuberがたくさん現れて視聴しまくった結果、思いっきり影響を受けました(笑)
ビジネス系YouTuberで活躍している人たちを見て、自分もこんな人たちなれたらって。
ただ、自分には何もスキルがありません。本当にやめて大丈夫なのか?と半年くらい悩んでいました。
それでも社会人生活3年間(プライベート)のなかで作られた小さな成功体験や本気で取り組んだ経験が「自分は大丈夫!」って後押ししたんだと思います。
小さな成功体験や本気で取り組んだ経験について語るとまたまた話が長くなってしまうので、ざっと箇条書き。
ランニングで10km完走
登山年7回
山手線一周2回
はじめての100kmウォーク初完歩(2019年ぐるっと房総100kmウォーク)
資格獲得複数
5泊6日の東北車中泊下道旅行
YouTubeでウォーキングチャンネル開始
なかでも100kmウォークとM-1グランプリは自分が本気で取り組んで輝いていたなと。そんな輝いている自分が半永久的に続く仕事に就きたいと思うようになりましたね。その2つの経験のおかげで「徒歩をエンターテインメントに!」という自分がやりたいことが生まれました!(こちらも長くなりそうなのでまた別の記事を作成する予定)
実際2020年時点でYouTubeでそんなこといっていましたね。
また、僕が会社員のときに好きだったニコニコ動画のうp主である「こたつ」さんが徒歩で日本一周するのを再度見直して、「徒歩で日本一周したい!!」と考えるようになったのです。(なお、このときは100kmウォークはハマっていない)
そして2020年4月30日にポジティブな理由・ネガティブな理由を整理して会社を辞めることになりました。コロナ禍で世の中が停滞していた時期だというのに。
フリーランスになるためにスクールを受講
退社後、フリーランスになるためにまずはスクールに通おうと思いました。とりあえずプログラミングを大学で学んでいたから、サイト制作者になれるところを調査します。
いろいろ調べた結果「田舎フリーランス養成講座(現ワークキャリア)」に出会い、受講することにしました。(いまはやってないみたいです)
田舎フリーランス養成講座(以後、いなフリ)は実践型・合宿型のスクールで、1か月間で案件獲得までを目指すキャリアスクール。
自分がいなフリを選んだ理由は次の3つがありました。
受講費20万円でほかのサービスよりは安い
サイト制作だけではなく、動画編集も学べる(ほかにもWebライターやデザイナーなどもありました)
合宿中に仕事を獲得できる(受講者に月収80万円の人がいた)
ということで、退社して実質ニートの自分はできるだけ安く抑えたい&早く稼ぎたいという理由で受講を決意。
よし、人気YouTuberとサイト制作者で金持ちになるぞー!という意気込みで。
消去法でWebライターになることに
いなフリを受講するために、山梨県都留市へ。当時住んでいた愛知県から一番近い開催地でした。受講者は13人ほど。
シェアハウスに住んだり、コワーキングスペースでみんなで勉強しながら、濃厚な1ヶ月を過ごしました。(思い出がありすぎてここでは書ききれない)
フリーランスに向けて勉強・案件獲得を進めていくなかで、僕はあることに気づきます。
「あれ?サイト制作や動画編集だと、案件獲得できずに1ヶ月過ぎそう…」
プログラミングを学んだことあるし自分でYouTubeチャンネル作った経験もあるけど、プロになるには1ヶ月では足りなさすぎる…
ほかの人は他社のサイト制作講座を受講していたり、サイト制作や動画編集の実務経験があったりとある程度スキルがあるから1ヶ月で目指せたのか…
ということで、講師陣に相談してスキルがなくてもはじめやすいWebライターを目指すことになりました。なるつもりなかったし、文章書くの嫌いだったから、正直やりたくなかった(笑)
ただ、そのときの目標はあくまで「徒歩で日本一周がしたい!!」だったので、稼ぐための手法は選ぶ必要ないという判断でWebライターになりました。
2回目・3回目の100kmウォークを経て今に至る
いなフリを卒業し、Webライターになって数ヶ月ほどして、とあることに気づきました。
「徒歩で日本一周がしたい!!」なんて無理じゃねーか!
仕事たくさんあるのに、全然稼げない。仕事で潰れる毎日に嫌気がさします。
ただ、仕事の合間にたまたま100kmウォークの情報を調べていたら、コロナ禍で開催がほとんどなかったなかで「しおや100キロウォーク」が開催されることを知ります。
1回100kmウォークに参加したし、また完歩できるだろう。2日だけなら参加しても仕事に影響はなさそうだし。
そういった理由で参加してきました。25時間で完歩。2回目であるものつらかった。でも、本当に楽しかった。
そして思いました。「100kmウォークならどんなに忙しくても参加できそう!」って。
半年後には自分のなかで最高難易度の大会「霞ヶ浦一周ウルトラウォーキング」参加します。
ウォークサポートの方のおかげもあり、無事完歩。はじめて完歩して涙が出ました。達成感で涙が出るって、人生で今まであっただろうか。
そんな感じで100kmウォークが好きになって、今はWebライターをやりながら100kmウォークを楽しんでいます。(自分語り終了)
フリーのWebライターになるには?
フリーのWebライターになるのは自分みたいにスクールに入らなくてもなれます。自分も最初は実績なしから仕事を獲得していた身。
ということでなる方法を紹介します!
名乗ればすぐなれる
「今日から僕はプロのライターです!」
これをいうだけでなれます。極端な話、ライターは日本語書ければなれるんです。
今はわかりませんが、僕がライターに転身したばかりは実績がなくても営業をかけまくったら仕事がもらえました。
雑誌や新聞とかのライターではない限り、誰でも簡単になれます。
学べばある程度書けるようになる
誰でもなれるとはいえ、記事の作り方を学ぶ必要があります。
自分が講座や教材で学んだことは、次のとおり。
Webマーケティングの概要(記事を書く目的)
文章の書き方(わかりやすい文章の伝え方、記事構成の作成方法)
情報収集のやり方(必要な情報を集め、精査する方法)
SEOに関する知識(検索上位を目指すために必要な知識やツールの使い方)
こんな感じですね。
ちなみに自分はもともと文章を書くの嫌い、本を読むのすら好きじゃない人間でした。
大学院生になって本を読むことが大切だと気づき、月に1冊読むようになったくらいで、正直テレビやYouTube、ラジオのほうが好き。
それでも語彙の勉強はまったくしていません。理由としては小説家のような表現力は求められていないからです。
Webライターの仕事は「わかりやすい文章を書くこと」が優先なので、個性のない文章が求められます。
伝わる文章の書き方さえ学べば、ある程度仕事できるんです。
一応文章の書き方やSEOについては次の本で学びました!
ライターに興味のある人はまずは「沈黙のWebライティング」がおすすめですかね。マンガ形式でストーリーもあるので、なぜWebライティングが必要なのかマーケティング視点でよくわかるようになると思います!
学んだら実際に書いてみて添削してもらう
ライティングを学んだとしても、適切に文章を書けているかどうかわかりません。そこで重要なのが、プロに添削してもらうことです。
プロに添削してもらうことで、どういうポイントで書けばいいのか、間違っている点がないか把握でき、より自分の書いた記事をブラッシュアップできます。
自分が添削してもらったのは、先ほど話したいなフリとライティングハックスというオンライン講座でした。
いなフリでは直接ライターの講師に作成した記事を添削してもらい、ライティングハックスではオンラインでプロのライターに添削してもらう感じ。(本当に細かいところまで見てもらえました。)
この2つのおかげで記事が書けるようになったんだと思います。(講座費用は高いけど、この2つの講座経由で仕事をもらえて費用を回収できたから実質0円だと思っている。)
サンプル記事を作って営業や案件の応募すれば仕事もらえる
なんとなく記事を作成する方法がわかれば、早速仕事を獲得しにいきます。
まずは営業先にSEOの知識があることを紹介できるよう、サンプル記事を作成します。ブログでもnoteでもWordでもいいので記事を作成しましょう。(できれば応募したい案件のジャンルと関連性のある記事がよいです!)
用意したら案件の応募や営業をします。
案件を獲得する方法はいくつかあって、ざっとこんな感じ。
ランサーズやCrowdWorksなどのクラウドソーシングから応募する
Indeedから求人サイトから応募する
SEO会社やブログをもっている企業に直営業する
友だち・知人から紹介してもらう
最初はランサーズやCrowdWorksとかクラウドソーシングがよいですかね。初心者向けの案件も多く掲載されていて、敷居が低い傾向にあります。(単価が低いわりに厳しいクライアントがたまにいる、というのがデメリットですが…)
案件獲得して実績を積んだら、求人サイトから応募したり企業に直営業かけたりしましょう。
その際、実績として自分の名前が掲載されている記事をもっているのが理想。クラウドソーシングでも自分の名前を掲載してくれる案件があるので、積極的に応募するのがおすすめです。(本名出したくないならペンネームで活動するのもOKです。)
フリーのWebライターになってよかったこと
このあたりは正直ネットで調べればよくあることなので、ざっと解説。自分の体験談をメインで書ければと思います。
働く時間と休日を自由に決められる
フリーのWebライターとして働いてよかったのは、働く時間と休日を自分の裁量で決められること。
「二日酔いしたから今日は休み」「医者行くから平日の午前時間を空ける」って感じで誰の断りもなく休んでいます。(もちろん納期は守ったうえでの話!)
しかも仕事中疲れたら昼寝ができるんです!自分は毎日30分昼寝しています(笑)
逆に仕事だけしたい日は残業申請しなくても夜遅くまで働けるのがメリット。仕事を前倒しにして、休日を多く設けることも可能です。
仕事の量さえ調節すればわりと自由に生きていけると思います。
完全リモートワークで働く場所を決められる
職場も自由に決められるのがメリットですね。パソコンさえあればどこでも仕事できるので、1週間どこかに住んで仕事することも可能。
自分の場合は100キロウォークで遠征したいので、仕事があってもパソコンを持って会場近くのホテルに行けばそこで仕事ができるんです。(本当は遠征したら観光したいけど)
仕事することには変わらないけど、旅しながら生活するといったことも目指せますね。
仕事を選べる
自分が会社員だったときは、やりたくない仕事でもやらなければならないときがありましたが、フリーのWebライターになればクライアントの依頼があっても、常識の範囲内で仕事を断れます。
基本的に業務委託での契約となるため、雑務を押し付けられることはなく、仕事量を減らしたい場合でも相談できるんです。
自分で仕事を選べるので、嫌な仕事を避けられるのはありがたいなと感じます。
長期案件見つかれば安定した収益が見込める
長期的に契約してくれるクライアントが見つかれば、安定した収益が得られます。
実際自分も2年以上にわたって契約していただいているクライアントがおり、ありがたいことにそこのおかげで生計を立てられているのが現状です。
自分の今の状況だとどれだけ収益が低くなっても25万円は稼いでいるので、一人暮らしであればまったく生活には困りませんね。
人間関係のストレスがない
正直これも大きいと思います。自分が苦手な人と仕事することになれば契約を切るだけなので、ストレスを最小限に抑えられます。
前の会社の愚痴を言ってしまいそうなので、人間関係に関する内容は割愛します。
とにかく会社での揉め事がほぼないのは非常に助かっています!
長文書けるスキルが身につく
ライターになってよかったのは、長い文章を書けるようになったこと。
ライターの仕事ではわかりやすい記事を作成することが求められるので「言語化、言語化」って意識して書くようになります。
そのため、長くても情報量が多く、具体性のある文章が書けれるようになった気がしますね。
実際自分のブログで100kmウォークの大会に関する情報を記載していますが、1記事あたり7,000字以上は書けています。
たぶんライターしていなかったら、こんなに書けてはいなかったかなと思いますね。
フリーのWebライターで大変だぁ嫌だなぁと思ったこと
よかったことはあるけど、どちらかというと大変だと思ったことや嫌だなと思ったことのほうがたくさんありました。
最初のスキル次第では生計立てられるまでに時間がかかる
文章書く経験やスキル、得意ジャンルがないと、月20万円稼ぐまでにかなりの時間がかかります。
実際自分がスキルゼロ、専門的な知識ゼロからはじめたので月20万円稼げるまでに9か月かかった覚えがあります。
最初は1記事あたりにかかる時間が驚くほど長いです。「情報収集しても何を書いたらいいかがわからない」ことが多々あり、悩んで時間がかかってしまいます。
自分の場合3,000字の記事で3日かかることがありました。文字単価1.5円で4,500円。とても生活できないですよね。
何を書けばいいかがなんとなくわかるようになるまで、2年くらいかかりました。(容量が悪いのでそうなる)
生計立てられても自由な時間が得られるわけではない
ある程度収入を得られるようになっても、自由な時間は意外と手に入りませんでした。むしろ、会社員時代よりも仕事に縛られていると感じることも少なくありません。
複数のクライアントを抱えることで、締め切りの管理が複雑になり、常に案件の進捗を気にかける必要があります。
自分の場合ライターになって8か月目で月収15万円でしたが、それでも寝るか仕事だけの生活を送っていました。寝る時間すら3~4時間くらいしか取れなかった覚えがあります。
1度本当に顔が真っ青になって倒れたことも…当時シェアハウスに住んでいた
から助かりました。
駆け出しライターだと工数がわからないまま突っ走ってしまうことがあり、スケジュールが破綻することが最低1回はありますね。
最初は本当に自由な生活ができないので注意しておきたいところです。
収入のバラつきが激しい
クライアントによっては納期がずれることもよくあり、今月分の報酬が支払われないこともあります。
運が悪ければ納期が延期して今月0円になる、というリスクもあるでしょう。自分はそこまではなかったけど、ライター3年目でも10万円くらいになったときはありますね。
また、休んだら給料が入らないので、ケガとか病気をしたら医療費がかかるだけ。有給がないのはフリーランスのデメリットです。
仕事内容が面白いとは言い難い
正直なところ、仕事が面白いと思うことはほとんどありません。フリーランスという一見輝いている雇用形態でも、仕事は仕事。
面白くない理由はいろいろありますが、自分が思っているのは次のとおりです。
知らないジャンル・知らない製品について書かなければならないことがある
ネットから情報を得てそれを別のサイトで書くため、本当に意味のある仕事か謎
ずっとパソコンで作業しないといけない
基本一人作業で人との交流がほぼない
好きなことを書いて働けるわけではないし、パソコンで文字を書いてばかりで決して楽しい仕事ではありません。そしてこたつ記事を書くのはやりがいがあるか怪しいです。
ブログ書いているほうが一次情報を発信できるので、やりがいが大きいというのが本音。
自分の力で出した成果なのか怪しい
SEOのスキルを身につけたと言っても、本当に自分の力かどうかがわからないのが怪しいところ。記事の検索順位が決まるのは記事の品質もありますが、ほかにもドメインパワーがあります。
ドメインパワーはざっくりいうとそのサイトの信頼性のことで、数値が高いほど記事が検索上位に掲載されやすい傾向にあります。
ドメインパワーが高いのは、基本的に大手企業のサイトが多め。
ライターをしていると大手企業のサイトにも携わることあり、そういったサイトを担当すると「自分の力よりドメインパワーが高いからなのでは?」となることが少なくありません。
結局自分の力なのかわからないまま5年目も同じ仕事を続けています。
身体のあちこちが痛い
パソコン作業ばかりで体を壊しやすくなります。
とくに腰と指と手首。
姿勢を正せるよう姿勢強制グッズを買ったり、PCの高さを調節する土台を買ったりでなんとか対策しています。
指と手首なんて腱鞘炎の確定演出です。毎日指が痛い。エルゴノミクスキーボードでもダメージを軽減できるだけで、結局使い続ければ痛い。音声入力を駆使してなんとかなっています。
休みの日はいかにPCを触らないようにするかが大切です。
生成AIに怯えながら仕事をしなければならない
生成AIが進化しすぎていて将来が不安です。
ChatGPTをはじめとする生成AIの文章力が日々向上しており、ライターが書いた文章との区別が難しくなっているほど。
生成AIを駆使することで作業効率につながるんで勉強はしているものの、やはり不安なものは不安ですね。
ちなみにこの記事も一部生成AIを使って作成しています。
フリーのWebライターって将来性あるの?
結論、よくわかりません。少なくとも自分の立場では断言できないです。
取材した内容でもAIにインプットさせれば記事が簡単に書けてしまうし、Webライターの価値は薄くなっているように感じます。将来的にはSEOライターはほとんどいらなくなるんじゃないでしょうか。
ただ、文章を書くスキルや情報収集スキルを活かせばほかのところで活用できるし、別の職種に進むのはよいかなと。
また、専門分野のあるライターであればまだまだ食べていけるとは思います。自分にしか書けないものがある、かつ需要があるものに限られてしまいますが。
とはいえ、SEO関連企業に記事執筆の依頼が多数ある以上、需要はまだあるとは考えています。
フリーのWebライターのキャリアパス
フリーのWebライターのキャリアパスを自分が知っている範囲でざっと紹介します。だいたい「ライター キャリアパス」で調べたらこうなるんじゃないかなと思う内容です。詳細知りたい方はほかの記事を読むとよいかも。
コンテンツディレクター
一番キャリアアップしやすいのは、コンテンツディレクターです。複数のクライアントの記事を手がけるなかで高品質な記事を作成できるようになり、記事の編集や品質管理に必要な能力が身につくようになるため、転身しやすいでしょう。
クライアントとのコミュニケーションやライターのマネジメントなど、わりと中間管理職のような業務になりますが、優しいクライアントとライターに出会れば、続けやすいかなと思います。
ただ、クライアントとの連絡を取る以上、基本的に平日はいつ連絡が来てもおかしくないので、あまり自由に感じられる時間は少ないです。
自分はディレクターを2年ほど担当していますが、ライターの管理が向いていない点やクライアントとのコミュニケーションの苦手さから、ほとんどの案件を辞めることにしました。
SEOコンサルタント
コンテンツディレクターの次のキャリアアップとして、SEOコンサルタントという仕事もあります。
SEOコンサルタントは、クライアントのWebサイト全体の分析、競合調査、コンテンツ戦略の立案、具体的な改善施策の提案まで、企業のSEO施策をすべてサポートする職種。
どのキーワードで記事を制作するか決め、ディレクターやライターに記事制作を依頼するのもSEOコンサルタントの役目です。
もっとも上流工程の仕事で、一番大変です。でもうまくいけば年収2,000万円以上目指せると思っています。コンサルはどのジャンルでも高単価だし。
セールスライター
Web業界でいうと、セールスライターは主にランディングページ(広告をクリックしたときに表示されるやたら縦に長い商品紹介のぺージ)を作成するライターです。
通常のSEOのライターと異なり、直接的に購入やお問い合わせにつなげる文章を書くことが求められます。
単価は1本20万円(3,000字)のもあり高単価。(SEOライティングだと1本5万円(5,000字)が限度だと思う)
売上への直接的な貢献度が高い分、責任が大きく、SEOライターよりもマーケティングスキルやライティングが求められます。
取材ライター
取材ライターも比較的なりやすい職業ですかね。質問内容を考えて企業や店舗に取材し、記事にするのが主な仕事。
実際やってみると相手から自分の知らない情報をたくさん聞けて、知的好奇心がくすぐられて楽しいと思います。一次情報のあるオリジナルな文章を作成できるので、やりがいもある。
AIでは創出できない情報を文章化できるのも魅力的。
自分も取材記事書いた経験はあるし今後もしたいけど、今は違う方向性に力を入れたいため、やらないですかね。
アフィリエイター
アフィリエイターはブログやSNS、YouTubeなどでアフィリエイト広告を貼って収益を稼ぐ職種です。アフィリエイト広告はブログなどの媒体経由で収益が発生したら、その運営者に報酬が支払われる仕組みの広告。
メジャーなのがAmazonや楽天のアフィリエイトですかね。
LINEヤフー株式会社の子会社が運営する巨大メディア「マイベスト」とかでもアフィリエイト広告を使って利益を出しています。見たことある人も多いのではないでしょうか。
アフィリエイターで成功すれば、働なくても利益が入るようになります。ある意味、自分の媒体が資産になるという感じですね。
とはいえ、自分で企画を考えてコンテンツを作成し、売り込まなければならないため、SEOコンサルタントやセールスライターくらい能力をもっていることが望まれます。
最初は頑張っても全然稼げないと思うので、精神的にも負担がかかるでしょう。
*ネットでは「アフィカス」とマイナスな表現で言われることもありますが、決して悪いことではないと思っています。(人のコンテンツをパクってそれで収益を稼いでいる人はどうかと思うけど)有名ブロガーのヒトデさんも「最初はためらったが、情報提供をしている分収益をもらうことは悪くない」と考えてアフィリエイト広告をはじめたそうです。
のだぺんのキャリアプラン
自分は現在SEOライターなのですが、キャリアプランとしてアフィリエイターを目指そうと思います。
自分の経験を一次情報として発信して、それが売上につながったら嬉しいなと。
たとえば、100kmウォークに関する情報を紹介するブログ。マイナーな大会だけあってまだ情報が多くないように感じますし、本気で勝ちに行く記事を作成している人が少ないので、ブルーオーシャンだと思っています。
来年には本格的に力を入れたいですね。
また、もう1個メディアを作成しようと思っていて、そちらでアフィリエイト狙えたらと考えています!こっちは100kmウォークよりもレッドオーシャンなので、かなり難しそうだけど。うまくいけば大きな利益を狙えるので頑張りたい。
あとはYouTubeもいいかげんやりたいと考えています。構想ができているのに、まだ進められていない状況。いままで撮りだめした動画を流していきたいです。今の動画をだいぶ削除して、がっつりリニューアルする予定。
まとめるとこんな感じになります。
100kmウォークブログガチでやる
もう1個のメディアをガチでやる
YouTubeもガチでやる
2025年までに今の仕事を8割減らして、本格的に自分のメディアだけで生活できればよいかなと思っています!
フリーのWebライターと100kmウォークは相性いい?
ここまで話した内容からフリーランスと100kmウォークの掛け合わせについて、まとめていこうと思います。
ある程度単価の高い案件を複数獲得したら相性抜群
単価が高い案件を獲得すれば、仕事の時間を減らしてウォーキングに力いれられるので相性抜群ですね。
自分もありがたいことに記事単価の高い案件を受けられるようになって、今は月収20万円に抑えるなら2週間は休みを作れるほどになっています。
月収20万円年に4回100kmウォークで遠征してもお金に困ることはないですし。(自分は将来的にやりたいことがいろいろあるため、今は20万円でおさえるのが難しくなっていますが…)
発信したいことがあり、将来それで利益を生み出したいならおすすめ
将来的に情報発信して費用を稼ぎたい方ならおすすめだと思います!文章を書く勉強ができるし、情報を濃密にできる情報収集力が身につくためです。
文章書くならまずはnoteみたいに無料ブログからはじめてもいいし、WordPressでブログ作成するのもいいと思います。個人的にはいろいろなアフィリエイト貼れるWordPressがおすすめ。
ブログ作成してからライターの仕事を受けてみるって感じですかね。
とはいえ、Webライターになるならまずは副業からがよき
Webライターになるならまずは副業からはじめるのがベストです。
自分は会社やめて専業ライターになりましたが、貯金崩してライティングの仕事続けていたの本当につらかったです。
シェアハウスの家賃2万5千円が高いと感じて、シェアハウス内の風呂とキッチンだけ借りて車中泊するといったことも3ヶ月くらいしたし、今思い出すとありえないことをしていたなと思っています!
なので、安定した収入を得ながらライターをはじめるのが一番です。(既婚者であればパートナーの収入にすがってライターはじめるのもよいと思います!)
まとめ
めちゃくちゃざっくりまとめると
フリーのWebライターは大変な仕事でもあるけど、少なくとも自分は今悪くはない生活ができている!
最初は金銭的、精神的に苦しいけど、収入安定したら100kmウォーク全国制覇も夢じゃない!
100kmウォークについて発信できるようになれば、ちょっとしたお小遣いが稼げる!
てなわけで自分も「徒歩で生計を立てられる」を目指して頑張っていきます!