自己紹介2024
実は、自己紹介は2020年にnoteを始めた時に
最初の記事として書いたのですが
今読み返してみると、興味があることが少しずつ変わって来ていて
もう少しはっきりしているので
2024年に向けて、自分の中にあるものを明確にするという意味で
毎年「自己紹介」をしてみる事を考えつきました。
現在、ニュージーランドに在住しています。
日本で何をしていたかは、簡単に先に挙げた記事に書いてありますので
ご興味がある方は、そちらをどうぞ。
現在の位置としては
General practitioner (GP 総合診療科医)として、クリニックに勤務
自分のオンラインクリニックで、主にニュージーランドにいる日本人の方々に医療サービスを提供
をしています。
メンタルヘルスに興味を持った一つの理由は
日々の診療で、メンタルヘルスの問題がある人が多い事。
明らかなうつ病とか不安症でなくても
ストレスのマネジメントが上手くいっていないとか
糖尿病で、患者さんも(そうしないといけない)と思いながらも
薬を定期的に内服したり、食餌に気を使ったり、運動したりできない、とか。
タバコやアルコールをやめたいけどやめられないとか。
結局、多くの患者さんがメンタル的に上手くいっていない人が多い。
(勿論、患者さんとして来ない人も、メンタル的に上手くいっていない人は多いのだと思います。)
「その様な患者さんたちを助けるための自分のスキルが足りない」と感じたため、いろいろなカウンセリングやコーチングを学びました。
そして、それができて来た後に思ったのは
患者さんを一人ずつ「治して」いくには、治療する人がいくらいても時間が足りないし、治療する人の数が足りない
一度おったトラウマから回復できるように力を尽くすより、人々がトラウマを受けにない様にした方が効率がいい
では、それのためにどうすればいいのか。
今自分が持っているアイデアは
「子育てのスキルを、全ての親や親になる人が、ほぼ義務教育的に学べる様な世界になればいい。」
そうする事で、次の世代の子供達のトラウマが減り、
更に、子供達が親になった時に、次の世代(彼らの子供たち)をどの様に育てるのが望ましいかわかっているし、この人達も親として子育てを学ぶ。
こんなシステムを作れたらいいなと思っています。
もしも、この様なことができれば、
「虐待を受けて育った子供が、次の世代を虐待する」というサイクルを壊す事ができるのではないかと期待しています。
壮大なゴール過ぎる気もします。
また虐待などは、経済的にストレスがある家庭により多い印象があり
経済的な事をどの様に政府が介入して改善するか、とか
私のコントロールが全く及びそうにない要因もたくさんあります。
このシステムを作るためにはお金も時間もかかります。
人々が理解、共感してくれることも必要です。
でも、何もやらずには死にたくないなあと思います。
2024年は、まず地域の一小学校から始めてみようと思っています。
私が子育ての基本として使いたいのは
アメリカの小児科医 Dr. Ross Green の
“Collaborative & Proactive Solutions”です。
(これについてはまた記事を書く予定ですが、以下のサイトを参照して下さい。)
みなさんの中に共感してくださる方がいて、
「こんなアイデアはどう?」というご意見があれば、是非お願いします。
*先ほどのオンライン診療のプラットフォームを使い、コーチングも行っています。
ご興味がある方はウェブサイトからご連絡下さい。
2024年の末に、またこの記事を読んで一年を振り返りたいと思います。
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