子どもの予防歯科の重要性~歯並びの予防について考えよう~
みなさんこんにちは!
2025年12月、東京都杉並区に「のだデンタルクリニック西荻窪院」を開院予定の歯科医師、野田裕亮です。
今回は少し視点を変えて、お子さまの「予防歯科」についてお話しさせていただきたいと思います。
予防歯科といえば?
「予防歯科」と聞いて、みなさんはどのようなことを思い浮かべますか?
「むし歯にならないため」「歯周病を防ぐため」といった答えが多いのではないでしょうか。それももちろん正解です!
ですが、お子さまの場合、特に低年齢のうちから「歯並びの予防」を考えることも非常に大切です。
実は現在、小学1年生のお子さまの約40%が「叢生(そうせい)」、いわゆる乱杭歯や八重歯といった歯並びの乱れが見られると言われています。では、なぜこんなにも歯並びが乱れるのでしょうか?
歯並びの乱れの原因
歯並びの乱れには、遺伝や骨格の問題もありますが、実は多くの場合、 食習慣 や 顎の運動不足 が原因だとされています。
たとえば離乳食の時期に、お子さまにスプーンで食べ物を与える際、口の中で上あごに押しつけてしまったり、水で流し込むように食べさせたりしていませんか?
また、食の欧米化や柔らかい食品の増加により、ただでさえ噛む回数が減っている現代。こうした習慣が積み重なることで、顎の発達が十分に行われず、歯並びの問題が生じるのです。
赤ちゃんが母乳を飲む「哺乳行動」は本能で備わっていますが、食べ物を「噛む」「飲み込む」といった行動は後天的に学ぶスキルです。そのため、 生活環境の影響を強く受ける のです。
子どもの成長における大切な時期
お子さまの成長は本当に早いもの。
「まだまだ子どもだと思っていたのに」と感じている間に、 6歳までに顎の成長の80%が完了 してしまいます。
そのため、生え替わりが始まってから自然な成長を促すのは難しくなります。
当院の取り組み~歯並び予防のサポート~
「のだデンタルクリニック西荻窪院」では、むし歯予防だけでなく、お子さまの年齢や歯の本数などに応じて必要なアドバイスを親御さんと共有しながら診療を行っています。
さらに、 「歯並び予防」には早期の介入が鍵 です。お子さまの歯が生え始めたら、ぜひ歯科医院を受診してください!
また、平日午前中には、保育士や小児歯科医、歯科衛生士が協力して、3歳までのお子さまを対象とした 「歯並びリトミック」 を実施予定です。
これは、むし歯予防だけでなく、噛み合わせや歯並びを早い段階からサポートし、正しい成長を促すプログラムです。
勤務医時代の思い出~人気サンタの診療~
私自身、勤務医時代には小児歯科を担当しており、12月にはサンタクロースに変装して診療を行っていました!
その際は多くのお子さまに喜んでいただき、人気ナンバーワンのサンタキャラクターだったと思います(笑)。
新しい医院でも、お子さまに楽しんで通っていただけるよう努めてまいります!
まとめ~気になることがあればお気軽に~
お子さまのむし歯や歯並びのこと、気になることがあれば、ぜひ「のだデンタルクリニック西荻窪院」までご相談ください。
一緒にお子さまの成長を見守り、笑顔のサポートをしていきましょう!
お問い合わせはこちら
のだデンタルクリニック西荻窪院
【医院HP】https://noda-d-c.com
開院予定:2025年12月
詳細な開院情報やイベントについては、随時お知らせいたします。お楽しみに!