はじめまして、野田裕亮と申します。 2025年12月、東京都杉並区に「のだデンタルクリニック」を開院する予定です。当院では、小児から成人まで、地域の皆さまのかかりつけ歯科医院として、 家族全員が安心して通える場所を目指しています。 予防歯科と口腔機能育成のための小児専用診療室 当クリニックでは、小児専用の診療室を設け、 特に0歳からのお子様の予防歯科と口腔機能の育成に力を入れています。 妊娠中の「マイナス1歳」の段階から、将来の生まれてくるお子様のために 今できるむし歯予
みなさんこんにちは 2025年12月東京都杉並区にのだデンタルクリニックを開院予定の 歯科医師の野田裕亮です！ 医院外観だけでなく内装も現在打ち合わせ中です！ 当院では、成人診療フロアと小児診療フロアを分けて診療を行っていきます。 それぞれのフロアを分けることで、患者様がより安心して治療に専念できる環境を整えました。 成人診療フロアでは、静かで落ち着いた雰囲気の中、プライバシーを重視した個室診療室を完備しています。一方、小児診療フロアは、お子様が楽しく通える工夫が随所に
こんにちは！「のだデンタルクリニック」の院長、野田裕亮です。建設中の歯科医院の進展について、嬉しいご報告があります！現在、建設地に仮囲いのパネルが設置され、いよいよ本格的な工事がスタートしました。 仮囲いの設置は、建設プロセスにおいて大きな節目のひとつ。白いパネルと建設会社のロゴが印象的で、「ここに新しい歯科医院ができる！」という期待感を地域の皆さまにも感じていただけるのではないでしょうか。 仮囲いがもたらす意味 仮囲いのパネルが設置されたことで、工事現場の安全性が向上
みなさんこんにちは 2025年12月東京都杉並区にのだデンタルクリニックを開院予定の 歯科医師の野田裕亮です！ 本日はとても嬉しいご報告があります！ 長い準備期間を経て、当院の完成予想パースがついに仕上がりました。 このパースを見ると、これから患者さまをお迎えする新しいクリニックの姿がいよいよ現実味を帯びて感じられます。 この完成予想パースは、 私たちが目指す「地域に根ざした安心できる歯科医院」 というビジョンをもとに作成しました。 通いやすさや快適さ、さらには「また来た
先日、東京デンタルショーに行ってきました！ これまでデンタルショーといえば、レントゲンや口腔内スキャナー、マイクロスコープなど、診療に直結するハード面の最新情報を収集することを目的としていました。しかし、今回は少し違う視点から視察を行ってきました。 開業準備としての視察 来年の開業に向け、今回のデンタルショーでは「スタッフが働きやすい環境づくり」をテーマに、以下のような内容に注目しました。 1. アポイントシステム 患者様とのスムーズな予約管理は、スタッフ全員が効率的
みなさんこんにちは 2025年12月東京都杉並区にのだデンタルクリニックを開院予定の 歯科医師の野田裕亮です！ 前回の「保存的治療」の中で今日から何回かに分けて破折歯に対しての接着治療について歯牙移植の治療の流れのように診断、手術、その後の治療を分けてお話しようと思います。 歯根破折は歯の喪失の第３位とされており、むし歯や太い金属の土台が主な原因とされています。 このグラフを見ると４０代以上の方の歯の喪失の中で、むし歯による喪失以上に歯の破折による喪失の割合が増加している
みなさんこんにちは 2025年12月東京都杉並区にのだデンタルクリニックを開院予定の 歯科医師の野田裕亮です！ 前回は前書きが長くなってしまいましたので、実際の治療の流れについて写真でご紹介いたします。 前回のブログはこちら 歯根の垂直破折が起こり、他院で保存不可能と診断され抜歯の前にセカンドオピニオンとして来院された方の写真。 前院の診断通り縦に真っ二つに破折してしまっている一番奥の歯です。延長ブリッジの土台になっていた歯で、噛み合わせの負担により破折したと推測されます
みなさんこんにちは 2025年12月東京都杉並区にのだデンタルクリニックを開院予定の 歯科医師の野田裕亮です！ 今回は「接着治療」シリーズの口腔外接着法（再植法）についてお話させていただきます。 再植法とは、外科的根管治療の中にもある術式ですが読んで字のごとく一度歯を抜いて元に戻す治療法です。よく「移植」と間違えられる方もいらっしゃいますが「移植法」は患歯が保存不可能となった場合に他部位のドナー歯を移し替える治療を指すため、患歯の保存を目的とした「再植法」とは似て非なるも
みなさんこんにちは 2025年12月東京都杉並区にのだデンタルクリニックを開院予定の 歯科医師の野田裕亮です！ 前回に引き続き「接着治療」についてのお話です。 今回は前回ご紹介した口腔内接着に関してご紹介します。 接着治療についてのブログはこちら ひび割れ程度の破折の場合や、歯根破折を起こして間もない場合など、口腔内で直接破折歯を接着する方法です。破折部分を綺麗に洗浄し、新鮮な歯質の状態にしてスーパーボンド（医療用接着剤）で接着をします。この術式は患者さんの負担が少ない
みなさんこんにちは 2025年12月東京都杉並区にのだデンタルクリニックを開院予定の 歯科医師の野田裕亮です！ 今回からは当院で行う「接着治療」についてお話したいと思います。 当院の「接着治療」とは東京自由が丘でご開業されていた「接着治療」のパイオニアである眞坂信夫先生ご考案の破折歯に対しての保存的治療です。 眞坂先生は2019年の9月にご逝去されました。ご冥福をお祈りいたします。 神経治療をした歯はよく枯れ木に例えられますが、栄養が行き届かないため、時間の経過とともに脆
みなさんこんにちは 2025年12月東京都杉並区にのだデンタルクリニックを開院予定の 歯科医師の野田裕亮です！ 今回は引き続きエクストリュージョンの実際の症例についてお話いたします。 エクストリュージョンについての術式のお話は前回のブログをご参照ください。 写真の患者さんは前歯の被せ物が土台ごと外れてしまったとのことでご来院されました。 聞けば１０年以上前に入れた被せ物とのこと。薄い歯質になんとか金属の土台とセラミックの被せ物を入れてもらっていたようで、逆によくここまで
みなさんこんにちは 2025年12月東京都杉並区にのだデンタルクリニックを開院予定の 歯科医師の野田裕亮です！ 今回お話するのは私の行う「保存的治療」のひとつ 矯正的挺出法（エクストリュージョン）についてお話いたします。 矯正的挺出（以下エクストリュージョン）とは歯茎の下にある歯根を矯正の力により上に露出させることにより被せ物を入れられる環境をつくる方法になります。 むし歯や破折により歯茎より下まで歯を失った場合、通常その歯は保存することができません。歯の保存ができるか
みなさんこんにちは 2025年12月東京都杉並区にのだデンタルクリニック西荻窪院を開院予定の 歯科医師の野田裕亮です！ 私の歯科医師人生を大きく変えたセミナー それは「下地勲先生の歯と歯列の保存セミナー」 です。 2019年下地勲先生の「歯と歯列の保存セミナー」に参加しました。 内容は矯正的挺出術、意図的再植術、歯牙移植術について。 当時矯正的挺出（エクストリュージョン）の治療を始めたばかりだった頃、 「歯を残す治療」の見識を深めたいという思いから当時の院長に どうして
みなさんこんにちは 2025年12月東京都杉並区にのだデンタルクリニック西荻窪院を開院予定の 歯科医師の野田裕亮です！ 今回は引き続き保存できる歯できない歯について。 その中でもむし歯が大きく進行している場合についてお話します。 以前のお話で歯の治療を家に例えてお話をしましたが、 歯根はいわば家の基礎に値する部分。 シロアリに食われてしまった基礎はどうにもなりませんし、 柱に継げる基礎がなければそのあとの家の建築はできないでしょう。 根管治療も似たところがあります。 コ
みなさんこんにちは 2025年12月東京都杉並区にのだデンタルクリニックを開院予定の 歯科医師の野田裕亮です！ 今回は前回の続きである保存できる歯とそうでない歯についてです。 前回は歯のヒビについて書きましたが、今回は根尖病巣が大きい場合について お話します。 根管治療というのは字のごとく根管と言われる根の中のトンネルの掘削工事に なります。 根管に蔓延る感染歯質を機械的に除去し、キレイになった状態で根管充填といい 封鎖を行います。感染経路がこれで封鎖が完了するため、
みなさんこんにちは 2025年12月東京都杉並区に のだデンタルクリニックを開院予定の 歯科医師の野田裕亮です！ 今回は保存できる歯できない歯について お話します。 保存できる歯できない歯と簡単にいっても、 歯の残っている量、状態、歯並び、 噛みあわせ、支えている骨の状態、破折で あれば破折してからの期間など それぞれの評価により保存できる状態なのか どうかを探っていく形になるため、 残念ながら全ての歯を救えるわけでは ありませんし、 残せたとしても何事のない歯に比べれば
