小笠原着発旅行記 観光編
一つ前はこちら、竹芝桟橋からおがさわら丸に乗って二見港に着くところまでを収録。
二見港に到着。船尾下船口から降りるなり、夏の日差しが照りつけてきた。
11時観光開始
観光案内所に荷物を預けてターミナルの外へ
感慨に浸りたいところだけど、時間がないのでさっさとレンタサイクルを借りに行く。空も海もとてもきれいだ。全体的に彩度が高い。
あ、バスだ。この島唯一の公共交通機関かな。この子もおがさわら丸に乗ってやってきたのかな。
Twitterで見た小笠原生協だ。ここでポカリとアイスを購入する。
小笠原観光さんに飛び込んで電動のアシスト自転車が借りられるか聞いてみる。
自分「予約してないんですが、電動のアシスト自転車借りられます?」
受付「大丈夫ですよ~。最後の一台ですね。」
なんて運がいいんだ。普段から尻を嗜んでるご利益があったのだろう。
早速乗り込んでウェザーステーション展望台へ。初めて電動アシスト自転車のに乗ったけどこれは良いものだ、すいすい走れる。
自衛隊の門の前を右に曲がったら本格的な登り坂に。坂キッツイ、汗が止まらん。電動アシスト付きにして正解だった。
坂の途中の景色に癒やされながら2km弱の坂を頑張って登りきる。
11時20分ウェザーステーション展望台
汗だくだし、なんか気持ち悪いし、さっさと日陰で休もう。
展望台の日陰のベンチでアイスを食べてポカリを飲んでしばし休憩。
ちょっとふやけたモナカを味わいながら海を眺める。青の色がぜんぜん違う。これをボニンブルーというのかな。
しばし休んでいると体力が戻ってきたので、手すりのそばで海を眺める。この景色は東京では絶対に見られない。なんとなく弥彦山からの景色を思い出す。
日差しが痛いので三日月山展望台へ。荷物をまとめて展望台をあとにする。お、鳥がいる。イソヒヨドリかな?
三日月山展望台へ向かうために、ウェザーステーション展望台脇の小道をてくてく歩く。この道は舗装されてないし起伏もあるので時間に余裕を持っておこうね。道の途中で西島が見えた。
終点が近づくと小さな洞窟を発見。戦争のころはここに逃げ込んだのかな。
11時45分三日月山展望台
10分ほど歩いて三日月山展望台に到着
こちらは二見港を一望できる場所で、おがさわら丸が眼下に見える。
しばし景色を眺めていたいが日陰も椅子もないので5分ほどで退散。飲み物の残りが少なく、早く補給しないと干からびる。
帰り道は下り坂なのでスイスイ歩ける。
ウェザーステーション展望台まで戻ってもう一度展望台へ。この雄大な眺めはここ以外では味わえないだろう。
そのへんに生えてる草も貴重なものなんだろうな。
ポカリを飲み干して自転車に乗り込んで坂を下る。ブレーキパッドがすごい勢いですり減りそうだ。電車の回生ブレーキみたいに速度を電気に変えられたらいいんだけどな。
12時10分大村海岸
二見港まで降りてきたので大村海岸へ。ちょうど晴れ間が覗いた頃で最高のボニンブルーを見ることが出来た。
ああ……最高の青だ。この色を手芸で出せたらいいな。適当にチャプチャプして海の青を目に焼き付ける。というかサングラスがないから焼き付けすぎるのも良くない。ほどほどで退散して飲み物を買いに行く
佐藤商店で飲み物を買って、小笠原海洋センターへ。適当に自転車を漕いでいるとトンネルが現れる。車は通れなさそうな幅だった。
そのまま10分ほど自転車を漕いで海洋センターに到着
12時30分海洋センター
センターに入る前にははじま丸が入港してきた。本旅行の目標の一つ「ははじま丸を見る」を達成できた。
海洋センターに入りカメのエサを購入する。
亀の水槽に行くとでっかい亀がこちらを見上げていた。目が餌をくれと言ってますね。ご要望にお答えしてキャベツを投げ入れる。このキャベツはどこから持ってきたんだろう。内地なのかな。
亀は成田にいるでっかいのが馴染み深いけど、このサイズのもかわいらしい。なでたいが水槽に手をいれるのはだめなので断念。
もう一方の亀にも餌付けして子ガメの方へ
こちらも人の顔を見ると餌をくれと寄ってくる。このへんはどの生き物も同じだね。高専で飼ってた羊も自分の顔を見るなりべぇぇーと鳴いていた。みんな元気にしてるかな……
適当に餌を投げ入れる。なんで餌付けってこんなに楽しいのだろうか。人は生殺与奪の権を握っているという優越感に勝てないものなんだろうか。
このままだと人間が腐ってしまいそうなので、青い海を眺めることに。ふと足元を見ると白いものがたくさんあることに気づく。後でフォロワーさんにサンゴと教えていただいた。今思うと持ち帰ればよかったなあ。
センターの建物に戻って展示を見物。地道な活動がちゃんと実を結んでいるんだな。
LINEのスタンプがあるらしい。買ったら活動の支援になるのかな。
13時製氷海岸
海洋センターを後にしてそばの製氷海岸へ
こちらも海がすごくきれい。
少しチャプチャプして適当に自転車を漕ぎ出す。
13時15分お尻見物
適当な場所で船尻見物
平ぺったいお尻、丸みを帯びた尻、ウォータージェットのお尻、みんな違ってみんな良い。
お尻に満足したのでぶらぶら水産センターへ。どこまで行っても常夏という感じで大変気持ちいい
13時30分水産センター
このへんで天気が悪くなってきた。先を急ごう。
奥の方にみかづきさんと漁業調査指導船「興洋」が停泊していた。いいケツしてるね、みかづきちゃん。
しっかり武装も積んでた。可愛いけど治安を守るお船なんだね。
水産センターを出る頃にはポツポツ降り出していた。やっべとりあえず自転車を返しちゃおう。小笠原観光さんで自転車を返却して、向かいのJAでお土産を購入しながら雨が止むのを待つ。
15分経過しても雨は止まず、ビジターセンターに行くのは諦めることに。時間が出来たので雨の隙間を縫ってお土産屋さんをはしごする。
14時30分二見港桟橋
あー疲れた。最後はちょっと心残りだけど回りたい所はほぼ行けたかな。
桟橋の売店を覗いて、乗船券を受け取り荷物を回収して乗船案内を待つ。もう帰らないといけないのか心残りだな。国立天文台とJAXAの追跡所にも行きたかったな。