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雲雀丘花屋敷のみちをゆく #0 はじめに
こんにちは。雲雀丘花屋敷のみちをゆくという、とてもちいさくささやかな紀行エッセイを書いていきたいと思います。イメージは司馬遼太郎さんの「街道をゆく」。「街道をゆく」を読まれたことありますか?
雲雀丘花屋敷は大正初期に開発された住宅地です。とても静かなまちです。苦楽園と比較すると地味な印象です。訪れる人も多くないでしょう。しかし実際に歩いてみると、じんわりと良さが感じられるのです。
それを書き残したい。令和6年の雲雀丘花屋敷を切り取り、感じたことを書いていこうというこころみです。
私は雲雀丘花屋敷で幼少期を過ごしました。10年ほど離れましたが、またここに舞い戻ってきました。わりとディープな地元民です。でも意外と知らないことが多いのです。
『こんなこと知っているよ』とか、『この人に会ってお話聞いてみたら?』とかいうアドバイス、大歓迎です。司馬さんの「街道をゆく」でも、同行者との会話や、地元のひととの話がたくさん登場します。その描写がとてもおもしろいので、この「みちをゆく」にもいろんな方々に登場いただきたいなと思っています。
雲雀丘花屋敷は半日あればすべてのみちを歩けるくらいの小ささ。その小ささをあえてじっくり感じて考えて歩いてみようと思います。これから桜の季節がやってきます。ぶらぶら散歩するにはここちよいでしょう。
半日で歩けるのでしょうが、長い連載(?)になっていく気がします。更新のペースはゆっくりですが、ゆっくりとお付き合いください。