G検定に独学で合格した勉強方法(合格体験記)
2023年7月のG検定「JDLA Deep Learning for GENERAL 2023#3」を受験し無事に合格しましたので、勉強方法や振り返りをまとめます。
私の体験が皆さまの一助になれば幸いでございます。
1.G検定とは
G検定とは、一般社団法人日本ディープラーニング協会(JDLA)が実施する、AI・ディープラーニングの活⽤リテラシー習得のための検定試験です。
ディープラーニングをはじめとする、 AIに関する様々な技術的な⼿法やビジネス活⽤のための基礎知識を有しているかどうかを確認できます。
■G検定で得られるもの
体系的にAI・ディープラーニングを学習することで、「AIで何ができて、何ができないのか」「どこにAIを活用すればよいか」「AIを活用するためには何が必要か」が理解できるようになり、データを活用した新たな課題の発見やアイデアの創出が可能になる、デジタル施策の推進に自信が持てるようになるなど、あなたのビジネスやキャリアの可能性が飛躍的に広がります。
■受験資格 ・受験料
・年齢、学歴等に制限はなく誰でも受験可能
・受験料:一般13,200円(税込)学生5,500円(税込)ですが、過去受験日から2年以内の再受験の場合は半額になります。
(一般:6,600円(税込)、学生:2,750円(税込))
また、AI For Everyone修了者の方は、Courseraの受講修了証をご提示で、30%引きになります。(7,500円(税込))
■試験時間・出題形式・出題数(解答数)
・120分 多肢選択式 200問程度
オンライン実施のため、自宅や職場で受験可能です。
■開催日時
・年複数回実施しております。(2024年は年間6回、1月・3月・5月・7月・9月・11月の開催を予定)
詳しくは↓を参照ください。
2.受験理由
DX領域の案件に携わる機会はほぼないですが、「AI(機械学習)に関する基本的な知識は一般的に必要なもの」という流れにもなっており、ITプロジェクト管理やベンダ等との協業における共通言語として利活用するうえでも、基本的な知識は保有しておいた方が良いと考えたためです。
3.勉強方法
(勉強時間→テキスト2周:20時間、問題演習:30時間)
「G検定最強の合格テキスト」を2周読み込みました。
大学がド文系だったこともあり、数学(微分・積分、線形代数、確率統計)の理解に苦労しました。「微分・積分なんて何だったんだ?」という感じです。数学系のYoutubeを閲覧する等、なんとか理解しました。
大人になって数学を学ぶと面白かったです。
問題演習は「G検定最強の合格問題集」と以下サイトを活用しました。
対策しておけば問題ないと思います。
以下Youtubeの再生リスト「Deep Learning の世界」も大変勉強になりました。
数式を理解するというよりは、概念を理解するイメージで活用させていただきました。
こちらのYoutubeの「G検定100問解くまで帰れません」シリーズはオリジナル問題ですが、大変参考になりました。
こちらも学習のとっかかりとして肩の力を抜いて閲覧できました。
最後に、微分積分、1時間超の動画ですが、「なるほどー」と秀逸な動画でした。
4.試験当日
自宅で受験しましたが、1問30秒ほどで解かなければいけないため、かなり焦りました。わからない単語は以下の用なチートシートを活用しましたが、それでもわからない場合は、ChatGptやGoogle検索にて対応しました。
自宅受験(調べながら解答可)であることからG検定は甘く見られがちですが、時間に余裕が無いので気を付けた方が良いかと思います。
事前知識がなく、ノー勉強で合格するのは、ほぼ無理なのではないかと思います。
こちらもよさそうです。