無くなってほしい言葉
教育に携わってまだ2年ですが、大人がこどもにかける言葉の影響力の大きさを痛感しております。今日は、こどもに対して使うことを避けてほしい言葉を紹介したいと思います。
ケアレスミス
「あ~惜しかったね。ケアレスミスだよ。」計算の間違いをした時、こう言葉をかけていませんか?これは絶対にやめて頂きたい。こどもはこれを聞くと、計算の間違いが「偶然起こった小さな間違い」だと思ってしまいます。
なぜ間違えたのか。再発を防止するにはどうしたらいいかを考えさせなければなりません。その言葉が、問題の軽視へと誘導していることに気づきましょう。ケアレスミスだと思う事こそ、本当のケアレスです。
苦手
「うちの子は○○が苦手で~。」こどもの前で言ってませんか?それは先生にこっそり伝えればいいです。
こどもは大人に言われると、苦手だと思い込みます。苦手な事に飛び込むにはめちゃくちゃエネルギーがいりますよね。大人も同じです。その架空の苦手を作り出すことに何の意味があるのでしょうか。
どうして?
「どうして宿題してないの?」と、こどもに聞いてはいけません。
こどもは無理にでも理由を作り出します。そして、質問に答えるために作った理由が、言い訳だといわれてまた怒られる。地獄です。過去は変えられないのだから、忘れずやるにはどうしたらいいのかを一緒に考えましょう。
前にも言った
「これ前にも言ったじゃん。」言いたくなる気持ちはとても分かります。ぼくも同じ説明を何百何千としていますから。
でもよく考えてください。自分は1回聞いたら2度と忘れない自信がありますか?ぼくはありません。何回でも分かるまで言えばいいのです。そしてできたら認めてあげてください。出来るようになったじゃんって。
人間は完ぺきではありません。この前提があれば、自分が使っている言葉に違和感を覚えるはずです。
この言葉、使ってませんか?
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*月に1回くらい言葉の換気をしましょう。
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*次回予告
vol.1「自由」を定義する。
乞うご期待。