日本のパデル選手と世界トップ選手は何が違うのか
Bonjour.
いまパリで行われている Greenweez Paris Premier Padel Major の大会概要について、noteに投稿しました。
パデルの「メジャースポーツ化」が本格的に進んでいます。
今回は、選手の観点でパデルスキルの違いについて述べていきます。
いまスペインで武者修行中の富田一輝選手もパリに来ていたので、スペインでのパデル事情も含めて聞いてみました。
一番重要なのは「スピード」
1つのショットにフォーカスすると、スピード×コントロール×駆け引き(戦術)を掛け合わせて常に判断しているスポーツです。
富田選手がいまスペインで一番学んでいることはスピードだといいます。
パデルは限られたコートスペースの中で行うスポーツであるため、緩急が非常に大事なポイントとなります。
とりわけ、どれだけ速く打つかというところが求められていて、速い球を打てれば、それだけゆっくりのボールも有効になるということです。
世界のトップ選手は、1球1球のスピードがめちゃくちゃ速いですし、打ってからの動くスピードもものすごく早いです。
日本では、あまり速いスピードのボールは求められていませんが、世界で勝つためには、ボールのスピードはもちろん、動きの速さ・打つタイミングの速さも含めたスピードを重要視していかなければなりません。
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とにかく、前への推進力・スピードがとてつもなく速いことがお分かりになるかと思います。
また、ボレーボレーのシーンでも、ロブで逃げたり、ゆっくりの球を打つより、速い球での直球勝負が多いように感じました。
富田選手も、スペインでも「逃げるな」、「攻めろ」と言われるとのことです。
富田選手は、パデルのカタルーニャ協会に選手登録し、これからドンドン試合に出場していくとのことで注目です!
そして、8月31日~9月4日のアジア・アフリカ予選で成長した姿を見せてくれるでしょう!
まとめ
パデルは、スピード×コントロール×駆け引きを常に行うスポーツです。
当然、点を取るために、どこに打つか、どうやって相手のギャップ(スペース)を作るように打つか、1発で簡単に決まらないスポーツだからこそあらゆる選択肢の中から判断をしていきます。
日本のパデルは、ゆっくり打って、プレースメントで相手をいなしながら甘くなったボールを強く打つというパデルが定石となっています。
当然、このベースをあげていくことが重要です。
どんな球でも守れるようになって、打ちたいところに打てるようになったら、スピードアップにもチャレンジしてみてください!