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令和6年/2024年12月の総括と雑感
12月は、滞っていた諸事を片付けることに明け暮れた
外資で働くようになって長いので、日本企業にいた頃のような12月のまったり感は乏しく、むしろ年末の決算に向けた緊張感が大きくなるのは毎度のことではあるのだが、今年はそうした慌ただしさとは無縁だった
朝ドラ『おむすび』は、相変わらず記号を都合よく当てはめてゆくだけのようなストーリー展開。
地方出身の女の子が都会に出て自分の進むべき道を見つけて伴侶を得る、という朝ドラの王道をゆくストーリー、主演も脇役も豪華な顔ぶれにもかかわらず、どうしてここまでつまらないのだろうと首を傾げてしまう
『あのクズを殴ってやりたいんだ』は無事完結。色々な要素を詰め込んでしまったきらいはあるものの、出演陣が旨く補っていたようにも思えた
『ウイングマン』もあっという間に完結。週刊少年ジャンプに2年半もの間連載していた作品(コミックスで13巻)を、30分ドラマ10回に詰め込むのはどう考えても無理があるはずなのだが、原作ファンを納得させて、かつ初めて見る層のことも考えた脚本・構成・演出が実にテンポよく出来ていたと思う。
とりわけ、健太・アオイ・美紅のキャスティングが絶妙だったと改めて思う
【今月の総括】
(1) 読書
今月は27冊読んだ、2024年の通算は683冊。年間目標200冊に対して達成率341%となった。
Q4(10月〜12月)のベスト15冊を別稿にまとめています
(2) 映画
今月も1本のみ
『オッペンハイマー』
原爆の父といわれたロバート・オッペンハイマー博士の伝記。鬼になりきれなかったゆえの葛藤を旨く描いていたと思う。
原爆に関して余談ながら、広島の原爆ドームは保存されているのに、長崎の爆心地至近にあった浦上天主堂の残骸はきれいに取り壊されてしまっている。
被爆したマリア像や、首をもがれたイエス像など、西洋の白人たちに訴えるものは原爆ドームの比ではなかったろうに、どういう理由でか保存は叶わなかった。このあたりの謎と経緯はもう少し深く研究されるべきだと思う
2024年の通算は36本。年間目標12本に対して達成率300%となった
(3) 食べる
出張中、金沢で寿司にありついたほか、大阪では洋食と串カツを食べることができた。先月の演劇メンバーでの慰労会があり、昼間から飲み食いして楽しいひと時を過ごせた。年末には友人のお店でまた米とステーキをいただき、上京中の大学の先輩と中華を食べた。そして、知り合いの方の忘年会に招かれて、美味しい料理を大量にいただいた
(4) 友達と会う
上述の通り、友達のお店に行き、演劇メンバーも広義では友達になるだろうか、そして大学の先輩とも会えたし、知り合いの忘年会には2年ぶりの出席と相成った
(5) 旅をする
今月もあちこちに出張。短期間台北にも行かれた。東京よりは暖かいけれど、厚めの上着がないと肌寒かった
(6) 語学の勉強
今月はフランス語の勉強は特にせず、ストリーミング放送でFrance24のニュースを観る。
英語は月例のショート・コラムをまたスキップ。
イタリア語は、NHKの『しあわせ気分のイタリア語』を観るだけに終わる
(7) 息子と過ごす
海外旅行にまた行きたい、と言い出したので、部活もあるからスケジュールを急には決められないけど色々考えておこうと思う
(8) アウトプット
月イチの400字連載と、別の400字コラムも書く