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クライエントと呼ばれて。

今、カウンセリングにおいて
相談者のことを

「クライエント
 (client)」

呼び始めたのは
ロジャースです。

それまでは

「患者
 (patient)」
 (ペイシャント)


呼んでいました。

なぜなら
ロジャースは
『患者は
 医師から
 教えてもらう』
という
主従関係に
疑問を感じ

カウンセリング
への来談者である

相談者のことを

「クライエント
 (client)」

呼び始めました。

そして
来談者中心療法
(Client-Centered Therapy)
の生みの親として

カール・ロジャース
(Carl Ransom Rogerrs)
の名が
世に広まることとなりました。



また、
人は生まれつき
(本能的に)
成長し
自己の潜在的可能性
・能力を発揮させ
実現の可能性を追う
性質が備わっている
と考え 

この本能としての
成長と可能性の
実現を促進させることが
カウンセラーの役割であり

環境づくりを
カウンセリングの目的として
提唱しました。

この考えは
個人の自己実現を
重視した
アブラハム・マズロー
と同じです


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